Let's growing!

Copyright (C) 2006-2024tea_rose_fan All Rights Reserved.

ミニバラ そして毒吐き

2021-11-30 | Rose(バラ)
昔、と言っても10数年前のことだけれど、ミニバラにハマった時期がありました。
引っ越す前の借家(民間の一軒家)は日当たりがすごく悪くてあまり育たなかったんだよね。
引っ越しと同時にお花友達や近くの方にもらわれていったり、無料植物掲示板で譲渡したり。
その後、今の家を買ったはいいけれど、ここも東と南に家が建っているので
日当たりはあまり良くありません。
唯一、西側だけは道路に面しているから、そこだけは大きく育ちます。
ずっとミニバラから離れていて、2年前に挿木のスイートチャリオットを買って育てています。
ミニバラと言われるものはたったこれだけでした。
ところがね…




夫がホームセンターでの見切り品のミニバラを安いといって買ってきたのを皮切りに
私も再びミニバラもいいなぁ〜と思いホームセンターへ行っては安いと買ってしまったり。
挙句は近所で売っていないコルダナシリーズを通販で購入してみたり。
フォーエバーシリーズはホムセンに売ってますけれど。
ミニバラが短期間で増えてしまいました(;´д`)
ミニバラって本当に日照に大きく左右されるから上手く育てられる自信がないのだけれど
枯らさないように頑張ります( ^ω^ )




で、こんなものまで買っちゃった↓




すごい状態、届いたばかり。
元々ポットに入っていません、まさに届いたままの状態を撮影。
ミニバラのモカです。
うどんこまみれ、すんごい久しぶりに見たうどんこ病。
カフェみたいな色のミニバラのようです。
うどんこ病に弱いということは窒素に気をつけなくっちゃ。
実験的にこちらも、そして全てのミニバラでセントポーリアと同じ用土を使った菌栽培を画策中。
状態が良くないので枯れちゃうかもしれないけれど、なんとかしてあげたいです。



無農薬栽培でミニバラに挑戦というのが来年のテーマかな。
普通のバラと違ってミニバラは体力がないハウス育ちだから
状態が悪化すると命とり。
まずは来年は枯らさず、維持するのが目標。
2、3年維持できれば強くなってくれると期待。
そしてミニバラなのに大きくしてみたいという野望を叶えたいです。



ミニバラではないけれど、ミニバラのようなバラ↓



一応オールドローズになるのかな?
ピンクペットというファウンド・チャイナローズ(ポリアンサに分類する場合もあるみたい)
このピンクペットも10年以上育てているのですが、なぜか一度もブログに出ていないかも?
昔、某オクでたまに売られていたけれど、今やどこにも売っていないレアなバラかも。
ボタンアイのかわいいミニバラ?チャイナローズです。
入手時は小さくて枯れそうで枝1本になり育つか不安だったけれど、自根が出て今は10号鉢。
このバラが業者に渡らず手元に残ったのは良かったのかも。。。
これ以上金儲けの道具にされなくてよかった〜♪(´ε` )
私が某業者に譲渡したバラ、Grafen Esterhazy(件の業者はわざと別名Fürstin Esterhazyとバラの名前を変えているけれど)
いずれブログで事実を書きたいと思います。
譲渡したとはいえ、前提である約束を破ったらその契約も本来は無効なんですがね??
そのことを理解していないだろうな、あの様子だと。
しかも未だに販売中、モラルを疑うというかモラルがないから、平気で騙し打ちができるんですね。
まぁ記事を書くのは気が向いたらなので、いつになるかわかりませんが。
ちなみに輸入元、フランスのコレクター、Loubert氏のタグにはFürstin EsterhazyではなくGräfin Esterhazyとありましたので念のため。
今でもハラワタが煮え繰り返ります。
はじめから全て譲渡などしなければよかったわ、ただの金儲け目的で騙されると知っていれば。
お花友達も購入したらしく黙っていようと思いましたが、騙され汚いやり方でこの仕打ち。
しかも私には一切の非はありませんし、泣き寝入りをしなければならない理由もありません。
なんたって、一切の金銭授受もなければ見返りもなく、やましいことは全くないからです。
ブログに書いても名誉毀損には該当せず、名誉毀損の阻却要件にも該当しますから問題ないですしね〜。
刑事、民事裁判を複数経験してしまうと法律知識が色々と増えてしまう。
弟の傷害致死事件で書いていた別ブログで散々、弁護士とどのように書くと名誉毀損でどれが違法阻却か勉強しましたし。
以前からのブログ読者にはわかることと思いますが…(今は当該記事は削除済です)
しかも相手には弟の事件を伝えてあったわけで、その疲弊している状況で酷い目に遭ったので
余計に腹が立つわ。
謝罪も一切ないし、それどころか逆ギレですよ、電話でああああああ!!!!めんどくさい!!!!!ってね。
びっくりというか信じられません。
条件破ってめんどくさい事をしたのはオタクだろうと。
なんか、ブログで事実を書くと必ず加害者じゃなくて被害者叩きをする人がいるんだけどなぜですかね?
憶測ではなく事実を書いたとしても、全部自分が正しいと思ってそう!とか内容ではなく書き方や人格攻撃をする人が
必ずいるんですよ、さすが出る杭は打たれる日本ですね〜。
調和を乱すのが嫌いだから、そういった主張や告発を良しとしない国民性なのか。
でもね、それではなぁなぁとなって議論もされず被害者は隠蔽されるか泣き寝入りしかなくて
何も改善しないんだよ。
同調圧力も半端ない。
こういった国民性だから、日本の精神科数は世界一だし、自殺者も多いんでないの?
つまり生きづらい国、あーやだやだ。








ティーローズのジェネラル・ガリエニ。
これまた強健で良く咲くんですよ。
これはNZ輸入株、10数年前に購入。
思い出のバラ。
今は閉店した市内にあったGというバラ専門店で購入。
何度か農場に通いましたが、商売そっちのけで本当にバラが大好きというおじさんの経営するバラ屋さんでした。
おじさんと呼んでしまうと、あんたもオバサンだろう?と言われてしまいますが
当時はかろうじて20代だったので、家では勝手にそう呼んでいました(すみません)
市場価格と比してお値段も良心的で、バラのことを話す時はイキイキとして目も輝いていました。
日本ではおじさん以外に持っていないだろうと思われるレアなバラ、特にオールドローズのコレクションが凄かったです。
また日本でいち早くデルバールのバラを持っていたのもおじさん。
当時日本では無名のデルバール、既にマダムフィガロなどを農場で栽培。2006年当時にね。
おじさんが、これから日本でもデルバールが流行りますよといった通り、その後イングリッシュローズのようにデルバールもブランドローズとして認知された。
そして聞いたこともないような素敵なオールドローズ。
日本一のバラ業者でも持っていないようなオールドローズの数々。
今も出回っていません。
これもおじさんがヨーロッパのコレクター達と個人的に友好を深め、信頼されたから輸出してくれたんだそうです。
普通は輸出してくれないのだそうです。
日本人には輸出はしないと。
この話と某業者に送り騙されたGräfin Esterhazyの話は実は繋がっているのです。
だから人の善意を踏みにじる行為は、なおさら許せないのです。
本当になんてことをしてくれたんだよ!と言いたい。
良心的でお安く利益も考えていない感じでしたが、閉店廃業して非常に残念でした。
個人的に好感のもてる大好きなお店でした。

バラは自根が出ると本当に大きく育ちますよ、やはり接木と違って自分の根ですから。
デュセス ドゥ ブラバンもですが、こちらも大きさでは負けていません。
横幅3mはあります、つるバラみたい。
でもカタログ値はやっぱり1m前後。
こんなに庭で1番日当たりの悪い場所にも関わらず一年を通して良く咲きます。
画像は秋10月に撮影、この場所は、ほぼ日光が当たらなくなる時期です。
アーチが見えますけれど、比較しても大きさがおわかりいただけると思います。
病気にもめっぽう強いです、病気という病気はありませんよ〜。
惜しむらくは香りがないことかな?
色は赤だったり、ベージュが混ざる複色だったり不安定ですが、それもまた変化が楽しめますよ。



人間は裏切る。動植物は裏切らない。
ホントそう思う今日この頃。




チランジアを取り込みました

2021-11-29 | Tillandsia(チランジア、ティランジア)
最低気温がマイナスになってきたので、チランジアの耐寒性の高いもの以外
室内に取り込みました。
暖地と言われる当地ですが、冬は結構寒くて2月なんかはマイナスが月の半分はあります。
場所は東京湾から内陸に4.5kmですので高台からは東京湾が見えますし、船の汽笛も聞こえます。
冬は富士山も見えますよ〜。
ですが寒いです…標高が30〜60mあるからかな?


例えば近年の市内アメダス↓





マイナス5〜7度とかまぁまぁあるんですよ((((;゚Д゚)))))))
しかも雨もほぼ降らず湿度は非常に低く20%台〜30%台。
寒くても湿度がある方が植物にとっては良いんですよね。
寒い上に低湿度だと水分を奪われるので結構過酷。



おまけに以前はこんな年もありました↓





マイナス9.2度やらマイナス8.2度って…((((;゚Д゚)))))))
マイナス7度とかになると地面もガチガチに凍りつきます。
こんなに寒くても、ここらへんは住宅が暖地仕様。
うちは比較的新しい家なので二重ガラスですが、断熱材などは殆ど入っていませんので
真冬はエアコン稼働のリビング以外はかなり寒いです。
夏だって40.2度を記録したこともあるので普通に暑いです。
それなのに、ここから10km離れた実家は真冬でもほぼマイナスにならないという…




室温に取り込んだチランジア↓





真ん中のテクトラム・ラージフォーム、曲がっているけど45cmあります。
下からライトを当てています。
東大の研究で、室内のミニバラにライトを上から当てるパターンと下からライトを当てるパターン
そして無照明のパターンの比較研究の結果、下からライトを当てた場合が1番成績が良かったそうです。
なので下から葉裏にライトが当たるように照らしています。
葉裏にも光合成細胞があって、下からライトを当てた方が葉の枯れが少なかったそうです。
チランジアもだいぶ大きくなりました。
それぞれ入手時より2、3倍の大きさになってます。
特に我が家ではテクトラム系の成長が早いです。
真夏も遮光せず、水やりもガンガンやっています。
ストラミネアは乾燥しすぎてみすぼらしくなっています。
梅雨時期は幅も広がるのに、水分不足ですね。




ワーディアンケース↓






まだ大きいカピタータやストレプトフィラなど取り込んでいないものが多いです。
それらは屋外温室に入っています。
一応、暖房器具使用でなんとか最低気温7度は維持しているようです。
でもこれからマイナス5度などになれば、そこまで温度を維持できないのでいずれ取り込みます。
シンビジュームなどのランも屋外温室です。
ネペンテスも持っているのは高地性なので5度程度は大丈夫です。




そうそう、チランジア ウスネオイデスに関して新たな知見?
今度改めて記事を書こうかなと思っています。
約1年間、太葉、中葉、細葉をソーキングなしで比較栽培してみましたが
意外な結果となりました。





セントポーリア ユカコ なんで…

2021-11-23 | African violet (Saintpaulia)セントポーリア
以前の記事

セントポーリア ユカコ受難 - Let's growing a favorite perennial plant!

朝起きたら信じられない光景が。ユカコが真っ逆さまに転落しめちゃくちゃに…1年半無農薬、無肥料で根っこバリバリのユカコさんだったのに。レッドス...

セントポーリア ユカコ受難 - Let's growing a favorite perennial plant!

 


ユカコの地上部が葉っぱ3枚だけになってしまい
あんなにあった根も根腐れではないのですが、どんどん元気がなくなってしまいました。
葉っぱが激減したので大きな鉢(3.5号)のままでは水分が蒸散せず
加湿状態になってしまったのかも。
仕方なしに2号鉢へ。


もう一つのユカコはクラウンカットして脇芽で増やし、そちらは4苗になっています。
つまり転落事故のユカコを含め、5苗あります。
で、置き場所が無いと言いつつ、悔しいので10月にユカコをお店で予約し先日届いたのですが…




届いた時からなんだか葉っぱがだらーんとしています。
嫌な予感…



鉢から抜いてみると




やっぱり葉っぱがだらーん




どうやら葉茎が痛んでいるようです



傷んでいる葉を取り除くとこうなりました




もちろんストークもカット。
やはりこの時期はリスクがありますね。
最近も某オクで落札したものはかなり傷んでいました。
お花も茶色く傷んで…葉っぱも茶色く傷んだり。
某売買サイト(某オクではないけれど、セントポーリアが良く売買されている)から購入のものも同じく痛みまくり。
中には、寒い時期ではないけれど、なぜかその出品者から購入した苗は全て、うちに届いてから葉が黄緑色に…
例外なく全てですよ、葉挿ししたものも黄緑色に。
全部集合させて、他の苗と比較画像をあげたいけど、類推されても困るので控えます(苦笑)
葉っぱだけアップします。



こんな感じで葉挿しの葉まで黄緑色に。
隣の苗は一からやり直したtomorrow’s pink Ice(3苗できちゃった。葉焼けの痕が…)と比較してもその差は歴然。




葉挿しした葉も黄緑色になってうどんこ病になってるの(苦笑)
某オクや某売買サイトで他の出品者から購入したもので、このように黄緑色になったことは今までありませんでした。
葉っぱも元々徒長して厚さも薄いので、その方が窒素肥料をやりすぎなのかも?
結局ストークは全て摘んで、一からやり直しになるという。
最近は購入後すぐ葉挿ししています、本体がリスキーなものが多いので。



でもいつものようにノークレームです(笑)
もう返品やらトラブルは面倒臭い!
植物関係以外にも大変な思いを今までしてきて(過去からのブログ読者はご存知でしょう)
ただでさえ辟易しているのに、なんだかお人好し(自分で言うのもなんですが)のせいで
植物関係で大変嫌な思いを何度もしました。
利己的な人が多いのか、人の好意を踏みにじり仇で返すような人すらいます。
例えば売らないことを条件に日本では流通していない植物を無償で譲ったのに
勝手に増殖販売して、利益を得て、指摘されると逆ギレする業者もいました(今も人気のためか品切だけど販売中、モラルを疑う)
過去には更にその業者の元下請けの業者にもある植物を条件つけて譲渡したのに詐欺られました。
そういう人たちにとって約束は破るためにあるのか、目の前の利益に目が眩むのか
ともかく、偶然なのか利己的な人が意外といるもんですね。
だから私はそういった世界からは離れて、純粋に植物を愛でたいと思っています。


そういえば10月にもお店から届いたセントポーリアの全ての葉もお花もだらーんとしていて
根腐れしてた(苦笑)
急いでふにゃふにゃになった葉を給水させて葉挿し。
本体は腐ってお亡くなりに。
その葉挿しから新芽が出てきたのを確認。
よかった〜



新芽確認。
オプティマラシリーズのダブルです。



本当、色々リスキーですね。
お店ももうちょっと早い時期に発送して欲しいなぁ(生産者の都合でしょうけれど)
某オクでも落札購入したもので届いてみれば中心が萎縮していたりというのもあって
萎縮が治ってきたと思ったら、中心に小さい葉が3枚固まってたり。
根も極少量だったり、回復、仕立て直しをしないとダメなものが多い気がします。
根が少なく葉がふにゃふにゃのものなんかは、葉っぱを少し整理して減らし養生。
かと思えば、かなり小さい苗の出品者の方のは、なぜかそのままトラブルなくスクスクと成長したり。
色々な出品者様がいますよね〜。
金額に関わらず必ずおまけをくれる方や、短期間に累計数万円分を落札購入しても一度もおまけもない出品者の方。
おまけに咲いているお花と葉っぱをくれ、更に培養土まで同梱してくれる方(使わないけど、お気遣いには感謝)
まぁ色々な方がいらっしゃいますね〜。
私はおまけは気にしないのですが、入れてくれる出品者様の方にどうしても目が行きがちですね(笑)
某オクといえば先日、出品者様のご好意で私に即決で出品してくださったものを
ものの1〜2分で別の方が購入してしまいました。
で、もう1苗あるということでまた出品してもらったものの、同じ金額で明らかに違うレベルの苗が届いたり(苦笑)
あれはちょっと悲しかったですね〜。




去年バイオレット バーンから輸入したロシア種が咲いています





EK Wild Orchid (EK Kikaiya Orchidea)
野生蘭という名前の通り、なかなか大輪で、カトレアっぽい?
濃い縁取りで、実物はもっと複雑な色合い。



去年某オクで購入したウクライナ種



К-Параллельные Мирыという種です。
落札時にはK-Параллельный мирとありましたが、それでは検索に引っかからず、正しくは上記綴りのようです。
K-パラレルワールドというようです。
なかなか気難しいのか?明るいのが嫌いみたい。
どんなお花が咲くのか?ワクワクしています。



コンコルドからエルフリーダになっちゃった2株




株自体は元気です、窒素というか無肥料のため葉が小さめですが肉厚。
今更切り戻してもコンコルドには戻らないよね(汗)




フリフリのパリジェンヌ




マドモアゼルの方が好みかも…
特にストライプ好きではないからかな?
完全に個人的な趣味ですが、この花色、形ならストライプじゃない方が好き。
マドモアゼルを作ろうとして葉っぱ数枚カットして葉挿ししたけどなぜか全て失敗…
パリジェンヌは脇芽等で増やしてしまい3株になっていますが、もう1つも咲いています。




ジューン ブライド




真っ白でステキ。
真っ白なセントポーリアはあまり販売されていませんね。
うちでも真っ白なのはジューンブライドと頂き物のオンタリオしかありません。
これは試験的にウイック栽培です。
やり方はロシアの方の真似。







セントポーリア 買ってきたオプティマラの水やりは?

2021-11-15 | African violet (Saintpaulia)セントポーリア
先日の記事に書いた、お店で販売されているセントポーリアの水やりについてです。
本当は自分好みの用土に植え替えたいけれど、寒くなるから春まで待つという方もいるでしょう。
水やりのタイミングについて書こうと思います(^^)


まずはおさらい(海外の基準です)


・セントポーリア成株の適温は日中21〜24度、夜間18〜20度。幼苗の適温は24〜26度

・10度以下または35度以上は致命的

・湿度:日中50〜60%、夜間70%〜が理想的

・日照10〜14時間(長日植物)直射日光厳禁

・水道水をそのまま使わないこと(塩素、有毒物質が含まれているため)
必ず室温と同じにすること(理想は20度必要、結構冷たいですよ)


セントポーリアは乾燥には比較的強いですが、用土の過湿には弱いです。
以上のことを踏まえて、お店で売っているセントポーリアの土の場合どうすれば良いのでしょう?


答え:乾くまで水やりはしないこと。
ピートモス主体の土では、乾かしすぎると今度は水を吸収しにくくなります。
では、どの程度まで乾かすのでしょうか?
画像で見てみましょう。




画像はお店で買ったオプティマラ(マージャ)です。
この程度まで乾かせば良いです。
画像ではわかりにくいですね。
触ってみると水分を感じられません。
オプティマラの土はピートモス主体で山砂、パーライトです。
山砂が入っている理由は水はけを良くする以外に、乾燥した際に
ピートモスのみだとピートモス同士がくっついたり水を弾くのを防ぐための緩衝材の役割があるからではないかと予想。



このように触ってもパサパサ、水分、湿気を感じないのですが、中を見てみましょう。




画像ではわかりづらいですが、クラウン直下の中心部分はまだ湿り気があります。
少し色が違いますよね。
この程度になったらたっぷりと水やりをすれば良いです。
また、ここまで乾かさなくても大丈夫だとは思います。
つまり、外側が乾燥して2、3日で水やりをすれば良いということになります。




マージャです。
かわいいお花(*´꒳`*)
ピアノ(電子ピアノ、クラビノーバ)の上で撮影。
そういえばショパン国際ピアノコンクールがありましたね〜。
日本人の方が2位と4位入賞おめでとうございます。
ショパン国際ピアノコンクールの課題曲でもある、nocturne op27-1とop27-2を久しぶりに弾いてみましたが
ボロボロで27-2に関してはかなり忘れてしまいました(笑)
暗譜ですが記憶力の低下が著しくショックです。
以前動画にop27-1をアップしたことがあって、お褒めのコメントを頂いたこともありますが
今はとてもじゃないけど無理無理〜、誰にも聴かせることはできませんレベルです。



水分を多く含んだ水やり直後の重さと、1枚目画像の状態になった時の重さを
鉢を持つなり、重さを測るなりして覚えると良いかもしれません。


なかなか乾かないのよ、という場合は
1枚目画像のように根を崩さず鉢から抜いて受け皿に置いておけば
比較的早く乾燥します。
もっとも、基本的には植物の根は嫌光性(光を嫌う、だから鉢は光を通さないものが良い)なので
コツをつかむための一時的な処置です。


また室温が冬季維持できないという場合は土を常に乾燥気味にして
シャワーキャップやラップ、ビニールなどで株を覆い湿度を確保しつつ、土は乾かし気味にすると良いと思います。
そうは言っても、やはり10℃を下回るような環境ではセントポーリアの健康を維持するのは難しいと思います。
なるべく保温したり、あんかや電気毛布で保温する方が良いと思います。
その場合は、衣装ケースや段ボール等を使ってセントポーリアに直接熱が伝わらないようにしなければいけません。
また衣装ケースや水槽に少し水を張って、熱帯魚用ヒーターで加温するのもありです。


追記:水やりしたあとの葉の硬さを覚えて柔らかくなってきたら水やりをする方法もあります。
セントポーリアは水が不足してくると、葉が柔らかくなります。



日本でセントポーリアが廃れた1番の理由は、やはり温度管理の難しさにあると思います。
欧米の多くの地域ではセントラルヒーティングなので、冬季も室温が18〜22度はありますから
冬越しの心配はありませんよね。
夏も近年は高温になる傾向がありますが、日本ほど高温が続くことはありませんしね。
冬は異常低温も増えていますが、セントラルヒーティングがありますから羨ましい限りです。
日本では夏は高温多湿、冬は室内が寒いので、常時エアコンを使わないお宅では難易度が高くなります。
アメリカでも東海岸なんかは高温多湿で日本と似た気候ですけれど。


世界的に見ても、今後もこのような異常高温、低温と極端な推移になりそうな気がしますね〜。
まぁ、地球温暖化は嘘でしょうね。
地球の歴史を振り返れば、数十万年スパンで寒暖を繰り返しているんです。
数千年前は今より暖かかったわけです。
縄文海進ってご存知ですか?縄文時代は今より海が内陸にありました。
だから貝塚なども内陸で見つかっているわけです。
それは今より気温が高かったから、海水の水位が高く海が今の海岸線より内陸にあったわけですね。
平安時代も寝殿造だったというのはご存知でしょう、壁がなくすだれ等で部屋を仕切っていたわけです。
それだけ今より温暖だったのです。
ところが今はどうですか?
飢饉が頻発した鎌倉時代から寒冷化になっています。
温暖化すると氷河が溶け出して海水の塩分濃度が薄まります。
すると海流に変化が生じます。
やがて海流は暖流が両極に近い場所へ届かなくなり再び氷が増えます。
事実2015年にNASAが南極の氷が増えていると発表しています。
両極の氷が増え、再び氷河期へ向かうということになります。
氷河期になると、海水の塩分濃度が濃くなり再び海流に変化が訪れ温暖化へ向かう。
地球はこれを繰り返してきたわけです。
車の排気ガス、CO2のせいだと言われていますが、果たして、縄文時代に車や排気ガスのせいで
温暖化していたのでしょうか?そうではありませんよね。
にもかかわらず、このような政策がなされているのは別の目的があるからだと思わざるをえません。
あ、セントポーリアの話から脱線しちゃった…








セントポーリア あなたはだぁれ?

2021-11-11 | African violet (Saintpaulia)セントポーリア
前回記事Ko-Petushok Zolotoy Grebeshokというタグのセントポーリアが咲いたのですが…
全く似ても似つかないお花が咲きました(笑)



因みにKo-Petushok Zolotoy Grebeshokはこちら↓







実際に咲いたお花はというとこちら↓




ピンクのフリフリ、白いストライプのような模様のお花が咲きました(笑)
2枚目画像の背後はパリジェンヌです。
Ko-Petushok Zolotoy Grebeshokではないようです…
でもこのようなセントポーリアは落札購入した記憶もありません。
あなたは一体だぁれ?
今となっては名無しセントポーリアとなってしまいました、チャンチャン!
あ、でも処分なんてしませんよ〜、植物にも感情があるし生き物だしね。
何より、どんなお花でも咲いてくれたら嬉しいよね♪





トレイルは軒並み株分けをしダメージを負ったりしちゃったんだけど
こちらはセーフ↓







ペチュニア トレイルです〜
ずっと狭い鉢にギューギューで葉の軸が赤っぽくなってきたので
ストライプで咲かないかと思っていたら咲いてくれました。




そうそう、届いた時に根と茎がドロドロに腐っていたトレイル↓






腐っていない部分まで切り戻して、どうやら復活してきたみたい↓





さすがにダメかと思って半諦めていたけれど、とりあえず元気な根が出てきてよかった〜(*´꒳`*)




ベルティナLite






ストークを摘んでも咲いてしまった。
強い光で葉焼けしちゃって養生中。
取れた葉をそこら辺に挿しておくとすぐ発根しちゃう。
取れ残った葉柄にも芽が…





猫のマウにやられた蛍妖姫↓






頂芽が潰れて再生中。
こちらもパカーンと咲いています。
なんかCajun’s Royal Jewelsの血が入ってそ〜?
Cajunってケイジュンって表記を最近見かけるんだけど
日本語表記ならケイジャンで良いと思うんだけど?
英語の発音ではケイデェァン(発音記号kéɪdʒən、またはイギリス英語ˈkeɪdʒʌn)だと思うんだけど?
少なくともケイジュンではないと思うぞよ。
例えば英語でJump(ジャンプ、発音記号dʒˈʌmp)をジュンプって読まないでしょ。
英語で汚い似せたのか?変わったカタカナの読み方表記のセントポーリアをたまに見かけるたびにウケています(あ、失礼)




7belokだいぶ咲き進んできました






咲いていないストークもあって、まだ楽しめそう〜
楽しみにしていた元のユカコがあんなことになって、スポーツの7belokが元気でよかった(;ω;)
ユカコも7belokも1年8か月ほど肥料は全くあげていないのだけれど
ちゃんと咲いてくれます。
というかうちのセントポーリアは全て一切の肥料をあげていないにも関わらず
ご覧の通りお花は咲きます。
肥料をあげていないから、葉っぱは大きくならないけれど…
少し肥料をあげてみようかな〜と思ってまーす。
でもユカコと7belokに関しては殆ど肥料をあげないと思います。
なぜかって?私の睨むところ、ユカコって硝酸態窒素に弱いと思うから。
だからレッドステインが出ちゃうんじゃない?
特に分解する菌もいない用土ではね。
私の場合、無農薬かつ菌を使うのでそこまで神経質になることはないと思うけど
無肥料でも普通に咲き成長するのを見ると、実はセントポーリアってそこまで肥料を必要としていないと考えています。
肥料を多くあげていると病気になるし、病気になるから農薬を使うという負のループ。
西洋芝の記事でも書いたんですが、土台となる根が充実していない状態で
吸収率も低いのに肥料をあげてしまうと、百害あって一理なしなんですよ。
窒素で地上部は成長するけど、やがて貧相な根では地上部を支えきれずに様々な障害、弊害が出ちゃう。





私の新たなセントポーリア用土はこちら↓









海外特にロシアの方の栽培用土ってピートモスとパーライトみたいですね。
アメリカはそこにバーミキュライトが入るけど、欧米ではピートモスとパーライトが主流。
日本の愛好家はなぜか殆どがジャリジャリ無機質用土が多いですね〜
農薬も使ってまさに死の世界ですね〜(言い過ぎか)
日本でも売っているオプティマラなどはピートモス、山砂、パーライト。
こっちの方がセントポーリアには合っているんだけどね〜。
え?なになに?ピートモスで根腐れするですって?
たまに見かけますね、売っているセントポーリアは用土が悪いって。
いえいえ、それはあなたの水やりの仕方が悪いと思うのですよね。
なんで常にベチョベチョになる水やりをしているのですか。
乾くまで待てば良いじゃないですか。
事実、生産者さんはその用土であのように立派な苗にして出荷しているではないですか。
うちでもオプティマラの苗をそのまましばらく栽培してみましたが、ベチョベチョになんてならないし
新根もちゃんと伸びてきましたよ。
罪を着せられたピートモス、イメージダウンしてなんだかな。
ピートモスは良いんですよ、フミン、フルボ酸が入っていますね。
ちなみに今話題の567枠の酸化グラフェンを排除するそうですよ。
アマゾンのネグロ川のブラックウォーター、あれはフミン酸たっぷりです(だから軟水)
不純物資を吸着しますし。あまり中和してしまうと意味がなくなるんですが。
かつてドイツなんかでは硬水だからピート爆弾という、ピートモスを通して軟水にする手法がありましたっけ。


因みに画像の用土はピートモスではありません。
いつも使っている用土の進化系です。
今後、固有名詞は避けようと思います。
理解せず使った方がうまくいかず、悪評がたつのを防ぐためです。
あるベテランの方は、うまくいかないそうで水挿しで出た根もこの用土に植えたら枯れたと言われました。
私には全くのチンプンカンプン、青天の霹靂というか何がどうなってそうなったのか全くわかりません。
だって、この用土での葉挿しは、元の葉が正常であればほぼ成功しますから。
上に書いた腐った茎のトレイルもあのように復活しますしね。
用土の上に置いて多湿にしておけば十中八九と言っていいほど成功します。
我流または乾燥させたなら失敗するでしょうけれど。
パラダイムシフトができないと、なかなか難しいでしょうなぁ。





先日撮影。
こんな感じでちゃんと根も新芽も出てきます。
茎を挿さず上に置いているだけ。
発根するまでは密閉。






これがこの用土に添加されています。
中身は好気性の菌です。
みなさんもよくご存知の高級食材です。



これからどんどん咲きそう?なセントポーリア。
不穏な世の中ですから、お花を愛でて癒されたい^_^
そしてお花たちにもストレスをなるべく与えず、心地よくしてあげたいです。
そうすればお花は応えてくれると思っています。
私がなぜセントポーリア栽培をはじめたのかといえば
室内で直射日光に当てなくても色とりどりの様々なお花が咲くということと
コレクションではなく、飾ってお花に囲まれた素敵なお部屋にしたいというのが理由でした。
欧米の方特にロシアの方のディスプレイの仕方なんて素敵だと思います。
なので、株の形云々はどうでもよくて、伸び伸び健やかに育ち
じゃんじゃん開花してもらうことが目標です。
頑張るぞ〜(^^)v