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去年咲いたバラ3

2012-04-30 | Rose(バラ)

ベラ ドンナ
コメント:多弁で中輪。素晴らしい香り。褪色する様が美しい。






ブラウニー
コメント:細立ちで成長旺盛ではないけど、中輪で咲き進むとロゼット咲きになる。





ラ フランス
コメント:好きですね~。結構多弁で花弁数えたら82枚でした。香りも好き。




ドクトル・ヘルフリッヒ
コメント:アーリーHT。香りもラ フランスばり。花弁数も多くて数えたら90枚。おまけに強健なのでオススメ。
片親のグスタフ グルナーヴァルトの画像どっかいっちゃった…





ザ プリンス
コメント:いいバラです。木立性で巨大化しない。切花にして楽しんでいます。




結愛
コメント:花弁数を数えたら122枚あった。香りはダマスクでラ フランス系。結構お気に入り。
見た目はオーキュスティーヌ アレムに似てるかも。
因みに、トットちゃんは132枚でした。





清澄
コメント:上品なバラ。






ピンク イヴ・ピアジェ
コメント:芍薬のような大輪花で香りも素晴らしいですね。







画像は撮影してないけど、クリムゾングローリーとかも大好きですね~。このバラは咲き始めがすごく香って開いてくると香りが薄れちゃう。
咲き始めはラフランス顔負け。逆に香りが苦手なシャルルマルランは実家へあげてきた。
画像がないけどトットちゃんも大好きですね。トットちゃん、ラフランス、インジニアスミスターフェアチャイルド、ソニアリキエルも似た花&似た香りかな。
開花が待ち遠しいなぁ。

去年咲いたバラ2

2012-04-29 | Rose(バラ)
今日は初夏の陽気…持病のせいもあるけど、暑さが大の苦手な私はすでに溶けそうw



Pavillon de Pregny パヴィヨン ドゥ プレイニー
コメント:ノワゼットだけどあまり伸びない(伸びるらしいけど)四季咲き性がよいので、それが原因かと。香りが素晴らしい。でも樹勢は弱め。            



Duchesse de Montebello デュシェス ドゥ モンテベロ
コメント:挿木苗です。一季咲きだけど、かわいらしくて大好き。
           





Madame Francois Pittet マダム フランソワーズ ピテ
コメント:ルイズダルザンと見分けがつかないw香りは青臭いスイカ+ティーフルーツ香かな。ペルルデブランシェもだけど、枝が黄変しやすいような?
四季咲き性は良いです。            




furgens
コメント:一季咲き。香りはダマスク。よくわからんバラ(ブルボン?)





Ghislaine de Feligonde ギスレーヌ ドゥ フェリゴンド
コメント:大きくなると、春一斉に咲いた後もちらほら初冬まで返り咲く。



シャルロット オースチン
コメント:優しい雰囲気のバラ。      




ティークリッパー
コメント:今の所あまり四季咲き性はよくないですが、大きくなったら良くなるかな??巨大輪。






ベンジャミン ブリテン
コメント:ティーフルーツ香も素晴らしい。2m~と大柄。我が家では冬まで咲き続けます。大柄にすると四季咲き性がよくなるようです。



Sidonie シドニー
コメント:花は良しとして、四季咲きというけど、我が家ではあまり四季咲き性はないようです。





General Cavainac ジェネラルカヴァイニャック
コメント:強健ではないです。黒点に弱い。






Charles de Nervaux シャルルドゥナーヴォー
コメント:ジェネロサの中では四季咲き。香りはミルラ香とティー香。ERが入ってるのかな?不思議な色合い。ER好きの方が好みそう。
樹勢強し。




Laduree ラデュレ
コメント:ティーのアルシデュック・ジョセフの秋の色に似てる。四季咲き性は今の所微妙。。。
ラデュレのマカロン、親戚がお土産にくれたことがあるのだけど、1つ食べてもう胸いっぱいw
もう食べたくないです(苦手です。洋菓子は嫌いなんです。生クリームとかベタ甘いのは無理。ケーキも食べません)





Elodie Gossuin エロディ ゴシュイン
コメント:香りが好きです。四季咲き性は良いほう。ウドンコに弱いかも。実物のほうがずっとよいバラ。
     



スピリットオブフリーダム
コメント:ボールのような花。つる性で日当たりが好きそう。




Grafen Esterhazy
コメント:Rudolf Geschwindのバラ。loubertからの輸入苗。多分あまり出回ってない。増殖が難しそう…成長緩慢、挿木もあまり成功しない。
チャイナだそうです。でも四季咲き性は微妙かな。




今日はここまでです。アップしきれないバラが沢山…
自分でも何種類、何株栽培しているか把握しきれてない(苦笑)
昨年、結構人に譲ったはずなんだけど…
最近ではHTやFLの強香品種が好きです、切花にできるのが(・∀・)イイ!!



去年咲いたバラ1

2012-04-28 | Rose(バラ)
もうバラが咲く時期なのに待ちきれない…


スヴェニール ドゥ マダムレオニーヴィエンノ



イヴ ピアジェ


このように、いくつか開花間近なバラもある。




前ブログを1年休んでいて未掲載の画像含めて昨シーズン咲いたバラを何回かに分けてアップしてみます。
こういうのって本来はシーズンオフの冬あたりにアップしそうなものだけど(爆)





スヴェニール ドゥ マダムレオニーヴィエンノ
コメント:ほぼ一季咲き。秋に少し返り咲く。でもかわいい。




Arthur de Sansal アルチュール ドゥ サンサール
コメント:これは挿木苗でちょっといじけ気味。日当たり好む。





Excellenz Von Schubert エクセレンツ フォン シューベルト
コメント:ポリアンサだけどつる性。アーチくらい覆えるかも。今の所、秋以降はあまり咲かないみたい。



エマニュエル
コメント:美しいバラですが黒点に弱い。樹勢は普通。




グラハムトーマス
コメント:地植えにして大きくさせると四季咲き性が強くなるみたい。鉢植えでコンパクトだとあまり咲かないかも。





ブルーフォーユー
コメント:多花性。四季咲き性良好。かなり大きくなる。




クレシダ
コメント:ミルラ香のちフルーツ香。クセのあるバラで樹勢も強いとは言えない。かと言って、すごく弱いわけでもない。




ジュビリー セレブレーション
コメント:今年はグラハムの日陰になってあまり咲かなそう…独特の色




ザ ダークレディ
コメント:個人的にはクセがあるバラ。ブランチングなのでスタンダードだとよいかも。




ベル デスピヌーズ Belle D'Espinouse
コメント:絞りバラ。若干黒点に弱いかも。でも強健な部類かな。 





シスターエリザベス
コメント:かわいいいです。オールドローズのような花。こんもりと仕立ててます。





プリンセスアレキサンドラオブケント
コメント:花にインパクトあり。




プリPJルドゥーテ
コメント:花つき良し。四季咲き性は普通かな。ジェネロサの中では四季咲き性は良い。





クリスマスローズの種子ですが、ほぼ採種は終了です(ブラック系はまだ)
5月~の予定です。
ブログでは不安な方もいらっしゃるかと思いますので、ヤフオクにも出品するかもです(オークション形式ではなく即決価格で)
決まりましたらまた詳細をアップいたします。宜しくお願いいたします。


    
     

難物?のバラ達

2012-04-26 | Rose(バラ)
寒暖の差が激しいですねー。夏が苦手なので今のうちに爽やかな自然を満喫したい!
ということで、最近は殆ど外出していなかったので、気分転換に一念発起して少し?遠出してみた…






どこへ行ったかというと、久留里城です。麻綿原高原とどっちへ行くか迷ったけど、麻綿原高原は遠いというか時間がかかるので。。。
久留里と言えば、南総里見八犬伝の舞台になった場所ですね。山城なんでちょっと行くのを躊躇したんだけど…
急な坂を登らなきゃいけなくて、前十字靭帯断裂した足と体調の兼ね合いもあって悩んだ末、決行。



気分転換に一人でドライブがてら行こうと思ったら、旦那と次男が一緒に行きたいとついてきた。
家から片道1時間弱かな?
思いつきで行ったので到着が16時すぎ、誰もいなくて貸切状態。
もっと写真を撮影すればよかったな~。苔むした崖にスミレや野の花が咲いていて、空気もひんやりと澄んで。
天守閣に行くまで傾斜角度が多分15度くらいの坂をひたすら登るんだけど少し怖かった。
また行こうっと。



久留里の城下町
画像では伝わりにくいけど、晴れた日に眼下の城下町や丘陵を見ると思わず絶景かな、絶景かなと呟いてしまうw






話は変わって、スクスク新芽や蕾をつけてきたバラ達ですが、中には気難しいバラもちらほら。
城繋がりで…

Erinnerung an Schloss Scharfenstein




ドイツ語読み(作出者の母語がドイツ語みたいなので)なら、エリンネルング アン シュロス シャルフェンシュタインだよね?(シュロスのssはエスツェット)
てか…なぜユアインネルン アン シュロス シャルフェーンステンって言う名前で販売してるの??何語??w
あと、Eugene E. Marlittも作出者は同じGeschwindならドイツ語読みかな~っと思うのだけど。
だからユジェーヌEマルリじゃなくて、オイゲニEマルリットじゃないかと小一時間…
    




シュロスが城なので、シャルフェンシュタインはドイツ・ザクセン州にあるシャルフェンシュタイン城のことかな。
Rudolf Geschwind作出のシャルフェンシュタイン城の思い出という素敵な名前のバラですが…購入時、貧相でまだ1回も咲かせていません(涙)
蕾はよくつけるものの、摘蕾。なんとか8号鉢に根が回るまで大きくはなったのだけど、まだまだ咲かせられないよ…


こんな感じに根は一応まわってます。でもまだ根の回りに納得がいかないから、ピートモスを投入。
因みに私が使ってるピートモスは粉状ではなく、こんなかんじ↓


塊状のピートモス。あまり崩さずに使ってます。ピートモスは敬遠されてるけど、やっぱり使うと根の張りが断然違う。




他にも摘蕾、摘蕾で咲かせられないバラが…
総じて、すぐに蕾をつけ、茎が伸びないタイプ。


コンテス・ド・バルバンタン。これずっと蕾をつけ続けて伸びない…冬も落葉せず、1月でも蕾をつける。




マダム・ルナイー。昔育ててた苗は届いて直ぐに茶色く枯れこみ、春に咲いてどんどん枯れこんできて、とうとう爪楊枝級の枝1本しか残らず
一か八かで剪定したら枯れたというトラウマがあるため、このルナイーも購入時から摘蕾でなんとかここまできました。



ウォンカ。これは入手不可能状態になってしまったため、去年から摘蕾してもっと株を育てる予定。

他にもここまでではないけどエリザボエルとかパヴィヨンドゥプレイニーも摘蕾してる。
いつ、花が見られるのかな…何年作りこめば枯れないのかな。



庭はこんなかんじ(南の庭)



オベリスクはブルーフォーユー。こんなに巨大化するんだね。。。



右端は巨大化したグラハムトーマス。我が家では四季咲きに近く年中開花。



そろそろ庭がジャングル化しそう。ネペンテスも全て外に出さないと。








クリスマスローズの種ですが、すでに半数以上採種済み。以前紹介したトルカータスは種が少ないのであまり販売できないかも…

目玉?はsdゴールド(♀)×ddゴールド(♂)などです。
sdやddゴールドって受粉親ではなく花粉親になることが多くて、sd、ddゴールドが受粉親の場合は少ないと思いますが
今回は高確率でsdかddのゴールドになるのではと思います。
あとは真っ赤ネオンにsdやddゴールドを交配したものなどです。
もう少しお待ち下さい…










クリスマスローズ 採種はじまりました

2012-04-15 | Helleborus(クリスマスローズ)
採種、実は3月下旬にはネオンの採種が始まってはいたんですが…
加温していたものは採種が早いですね。




ネオンはかなり安価で数が出まわりましたんで、今更、興味もない方も多いと思いますね。
ネオンはネオンでも色々あって、私は裏側がベタに赤いのが好きです。







少数出回ったようですがsdゴールドなども出てきましたね。
ゴールドは、私はsdが好きだな~、ddになっちゃうとゴールドのネクタリーなくなっちゃうから。




綺麗に撮影できないです、相変わらず。
このsdゴールドみたいに梅咲でネクタリーにボリュームのあるタイプが好きです。





丸弁のsdゴールド。去年掲載したsdゴールドは今回撮影していません。。。


これらsdゴールドとネオン交配しても、きっとネクタリーがゴールドなネオンって出現しにくいでしょうね。
なんか、ネオンを交配するとネクタリーも色がついてしまいそう。某所で見たsdネオン見て全く欲しくなくなったw
だって、赤でもピンクでもなく全体的にぼやけて、もはやネオンなのか、ゴールド系なのかわからない状態だったので。




昨シーズンも今シーズンもこんな咲き方だったddゴールド。
小輪ぎみで、非常に低い位置で咲きます。
これ、昨年はスポット状フラッシュが入っていたのに、今シーズンは入っていませんでした。↓





そういえば、すっかり人気がなくなったddブラック。




一応直射日光で撮影。




上から弱日光当たっている状態。


この個体はかなり?イケてると思うんですよね。これ以上交配する必要がないかも。。。
全てダブルで咲いてくれます。性質が弱い場合、パーティードレス系の血統を入れると強健になるという話。
なんたって、一般的にはナーセリーではセルフしているそうですからね。それじゃ弱くなるか。



あまりハイブリッド種の交配に意欲がなくなってきた今日この頃です。。。

今シーズンはddデュメ交配のグラデーションダブルとddクレオンやsdクレオン系などの交配など色々してみました。
今まではオークションで即決で種子を出品していましたが、多分??今シーズンはないでしょう(去年も殆どなかったけど)
もしかしたら、ブログショップみたいな形で販売するかもしれません。前ブログでは開花株のブログショップを何回かやりましたが種子は初めてです。
原種交配、原種種子もあると思います。以前掲載のトルカータスのセルフやクロアチカスベイン×クロアチカス(ddクロアチカスの子、国内ではなく海外からの)など。
いずれも数は少ないですね。原種交配はddムルチhybベイン極小輪とかです。

予定は未定ですが(苦笑)













西洋芝 ベントグラス他

2012-04-13 | Perennial plant(宿根草・西洋芝)
12月から咲き続けているプリムラ




プリムラも地植えすることで夏も鉢植えよりコンディションよく乗り越えることができるようになった。
青花系のプリムラが好きで他にも地植えしている。
鉢植えのものも、地植え予定。
雑草みたいに生えてるのはベントグラス&種類わからないけど西洋芝




急に暖かくなってきたので、バラの新芽の展開が早くなってきた。


バラのアーチ。ティーのスヴェニール ドゥ マダム レオニー ヴィエンノ。
あんまり落葉せず。幅2.2mアーチ2本占領w
ランとネペンテスもぶら下げてます。





庭にバラを全て置けなくなってきたので2階のベランダへ移動~
夏が怖い…
ベランダはマンションのバルコニーくらいの幅はあるのではないかと。
なので鉢を置こうと思えば、もう少し置けるかな。








挿木のデュセス ドゥ ブラバン。べーサルも2本出てきた。
挿木から4年、地植え2年目にして幅1m弱にまで広がってきた。蕾もついてきました。
秋~冬はほぼ日照がない状態だったけど、何故かあまり落葉しなくなった。
家のバラ全体の傾向でもあるけど、秋~冬は、南面に家があるため日照が殆どないのに
年々バラが落葉しなくなってきましたね~。
でも温暖化の影響ではないと思いますよ。温暖化してないと個人的に思ってるしw
当地、暖地ですが1~2月は最低気温がほぼ毎日零下ですしね。
年に数回こんな気温です↓

でも…千葉ってだけで、暖かいよね?と言われますw
そりゃ南房総のイメージだわ。。。





で、タイトルの西洋芝(ベントグラス)ですが、上記バラの画像見てもわかると思いますが結構ボーボー。
これには理由があります(後ほど)




実は西洋芝を始めたのは2010年の3月から。
元々庭には、家を購入時から高麗芝が生えていたのが、土質も悪く雨のあとには芝に中に水たまりができる始末。お世辞にも綺麗とは言えない色。
バラや宿根草の庭にしたく、高麗芝より一年中グリーンの西洋芝に憧れて播種をしたのが2010年の3月です。
西洋芝どころか、芝のことについては全く無知で、ネットなどで調べたところ西洋芝は暑さに弱いとのこと。
それで砂などで水はけを良くすることが大切だと書いてあった。
暑さに弱いベントグラスにあって、007という西洋芝は暑さに強いということで種子を購入決定。

庭は広くもないが、それほど狭くもない。敷地78坪で駐車場は車3台分、建坪は約37坪なので残りが庭ってことかな。
それを全て耕し、水はけのために砂を入れるのは難しいので、取り敢えず種を播く際に砂(山砂)を多めに使用。



順調に発芽。濃いグリーンに期待が膨らむ。画面左端の一部はTM9(姫高麗)



関係ないけど、この後プンゲンストウヒは移動



2010年5月の様子



ところがである。梅雨~夏にかけて葉が黄ばんできて、秋に復活することなく消滅してしまった。


いかにも調子が悪そうな状態。病気ではなく根の異常だと思う。
病気という症状は未経験。



やはり暖地で西洋芝は無謀だったのか?
真夏は雨が少なく、最高気温は度々ニュースで報じられる場所の近くである(市内)
何がいけなかったのか?高温のせいか?007という西洋芝を選択したのがまずかったのか?
芝初心者のくせに無謀にも西洋芝に挑戦したのが悪かったのか?


秋。半ば諦めていた時、庭の所々にまだ007が生き残っていた。
何故かこの部分だけは真夏も殆ど茶変することなく、青々として生き残っていた。
それはバラを植えたそばだった。
それを見て、007、西洋芝が上手くいかない理由と自分の愚かさに気づいた。


西洋芝を育てるにあたり、ネットで調べてみたが


・暑さに弱いため過湿は禁物ゆえ、水はけを良くするために砂使用を推奨。
・西洋芝は成長が早いから生育初期段階から肥料を定期的に施す。特に葉を育てるため窒素肥料をやや多めに施肥する。
・成長が早いため、刈りこみを頻繁にまたは多くする必要がある。
・殺菌剤必須
など


今となっては、そのいずれも間違っていたようである。
先入観、思い込みとは怖いものである。
よく考え、植物のことを熟知していれば、西洋芝を維持したい場合、上記の栽培法ではおかしいとすぐに気づくはずなのに
芝は経験がないとはいえ、考えもせずネットに書いてあるからと鵜呑みにしてしまった自分が愚かしい。
西洋芝も植物だ。ランや特殊な構造の植物以外は、どんな植物でもだいたい基本は一緒だと思う。
なのに、西洋芝は特殊だという先入観、こうしなければという思い込み…
大事なことを忘れていた。



たった2年強しか西洋芝を育てていないのに、と思われるかもしれない。
持論ですが、栽培に関しては年数が長い=ベテラン=上手い、ではなく、何故うまくいかないのか、その原因を突き止めて対処ができる。間違いに気づくことが大切で、これができる人は年数関係なく栽培が上達すると思います。
気づかない人は、同じような失敗を繰り返し何年経過しても上達しないと思います。


そして2011年5月


去年から生き残っていた部分と新たに播種した部分がおわかりいただけるだろうか。
去年の失敗を踏まえて、春に007の枯れた部分にTOP GREENという西洋芝と007を播いた。
因みに刈りこみをあまりしていなく、草丈が長いのは、自分なりの考えがあるからです。
また庭でゴルフをやるつもりはないので(爆)ゴルフ場のように短く刈り込みする必要性もないです。
画面左奥の部分はTM9(姫高麗)で、日当たりが良くないのでまだ緑ではない。










上記画像:無事に猛暑を乗り越えた10月の様子。

※秋に追い播きはしていません。

短い西洋芝でなければ見るに堪えないという方もいるでしょうが、生き生きしてるとは思いませんか??





今までにわかったこと


1.砂系を使用すると調子が悪い

2・肥料、特に化成肥料で窒素分が多いものを使うとよくない。

3.頻繁に刈りこみをするとよくない。特に生育初期段階においては、必要ないと思われる。

4.真夏、蒸れ等を心配し必要以上に刈りこみをしたりすると良くないようだ。

5.殺菌剤は使わない(私の場合は使ったことがない)



あくまでも持論です。

まず1ですが、砂系を使うと水はけがよい反面、芝は十分な根が張れず、また微生物等もあまり住めず弱りやすいようです。


2ですが、完全に根付くためには窒素肥料より重要なのがリン酸・カリです。
リン酸・カリは根の成長を促進させます。
ところが十分に根も張っていない状態、或いは何らかの理由で芝自体が弱っている状態で(例えば刈込の回数が多い、暑さで弱っている等)
窒素肥料を使うと、徒長、組織が軟弱になり、また組織が軟弱になるということは病気も発生しやすくなる。
化成肥料は土を固くしてしまうため、長期で考えると通気性などの点で好ましくないようだ。


3ですが、基本的に植物は地上部の量(面積)によって光合成が多いか少ないか決まります。
とても元気な状態でかつ、真夏以外に刈りこみをする分には大丈夫でしょうが、弱り気味、更に根も十分に張っていない状態で刈りこみを繰り返すと次第に弱っていくように思います。どんな植物でもじゅうぶんに根を張れない状態で剪定苅込を繰り返し、かつ窒素を多く含む肥料を与え続けると弱ります。最悪、枯死です。
また、地上部を刈り込み、弱ってじゅうぶんに光合成できないのに肥料を頻繁に与えたりすれば、植物に吸収されず残った肥料が根に害を及ぼす可能性もあると思う。


重要!…西洋芝の本来の姿とは草丈が30cm以上ある。5cm前後に刈り込んだ姿が本来の姿ではないということ。
バラに例えるなら、赤ちゃんの新苗を買って、伸びないように20cm前後に通年剪定したらどうなるか??
弱りますよね、普通。(ミニバラの盆栽じゃないし。普通に大きくなるバラね)
ところが一旦大きく育てて、根もじゅうぶんに張ったら、剪定する分には枯れませんよね。しょっちゅう強剪定してたらいずれ弱るけど。


4.真夏は弱るので、蒸れることを懸念して短く刈り込んでしまうと芝の体力を奪いかねず結果、秋に弱ってきたりするようです。
あとは個人的な感想ですが刈り込みをせず、芝生が倒れてくる程度までボーボーに茂らせたほうが、短く刈りこみをした時と比べて
根が高温に晒され辛いとも思いますね。


それと我が家で刈りこみを定期的にしないのは、まず根を育てたいからです。刈り込みあまりしないとは言っても、流石に宿根草が埋まってしまうのは耐えがたいので
バリカンで適当にはやっています。
バラや他の植物も同じ事をしていますが(やたら剪定しないなど)
芝や芝の根を観察して西洋芝が成熟し、ある程度特性を掴みわかってきたら自分で刈りこみ頻度を決めてやろうと思います。
実際、刈り込みが少なくても高さが25~30cm以下ですし、やがて倒れてランナー出して増えますんで。
若しくはランナーを出しても、土に接していなければやがて先端15cmくらいは勝手に枯れますしね。
また刈り込まず横に倒れることによって、根元から新たに脇芽のようなものが出てきて(頂芽優性)横にどんどん増えますし。



くどいようですが、我が家の植物はバラも含めほぼ無農薬です(バラはアブラムシの大群に遭遇時のみ使用)
理由なるべく健康に、病気を発生させたくないからです。薬は人間のも同じですが、基本的に副作用がありますし耐性の問題もあります。
病気にさせたくないが、薬は使わないというのは一見矛盾してみえますが、微生物などの働きや土壌の改善などを重視しているからです。
普段は薬を使わず、健康で、それでも病気になってしまった場合の使用にとどめたいですね。
人間ですら外界では無菌では生きられない。
このブログでも過去に書きましたが、人間だって殺菌剤(抗生物質)服用すると下痢しますよね。
それは腸内の共生菌(善玉菌)であるビフィズス菌なども駆逐されるからです。だからビオフェルミンなどの薬、即ち共生菌(腸内菌)も服用するわけです。


ところが、一般的に西洋芝の場合(他の植物も同じだが)、殺菌剤を散布して、無菌状態にして、西洋芝と共生している菌まで駆逐して
肥料を多くやって組織を軟弱にして、やっと光合成のために葉を伸ばせたと思ったら、また刈り込まれ、組織が軟弱で共生菌を駆逐したため病気にかかりやすく
また殺菌剤を散布されたり、やれ土中の虫がと、殺虫剤も散布され微生物も駆逐し、そしてまた刈り込まれ…これを繰り返され、大地に張る根も育たず
やがて過酷な夏がやってきて、夏を乗り越える体力さえ維持できず、枯れたり調子を悪くする。そして人は西洋芝が暑さに弱い、病気に弱いと言う。
暑さについては同意できる部分もあるが病気に弱いには同意できない。人為的にこのような状態を作っているとしか思えない。



芝生の下、土壌には憎きコガネムシの幼虫や害虫もいるけど、同時に大事な微生物もいるんですよ。
それに、私もよく宿根草を植えるために芝生の部分にスコップ入れて、害虫に遭遇するけど、その部分の芝生は枯れていないです。
それは根っこが沢山張っているから。容易に大きいスコップ(というよりショベル?)が入らないです。で、入ったらミシミシ、バリバリとすごい抵抗があります。
害虫のせいで芝生が枯れたり調子が悪くなるのは、根が本来より少ないとか、芝生自体に体力がないからではと思います。


宿根草を植えるために、剥がしたベントグラス↓




一昨日、芝をはがして、別の場所に移動。まるで高麗芝の販売状態みたい。
そういえば何で西洋芝は、高麗芝みたいにカッティングされて販売されてないのかな??







で、私の方法。


・堆肥、ココピートやピートモス(粉状ではなく繊維のあるもの。西洋芝は弱アルカリが調子良いみたいなんで、ピートモス使用時は石灰も播いて)藁の堆肥などいずれも完熟のものと庭土を混合する。Sugoi-Ne1号を予め水につけ半生状態にして混合。※これらは植物性の堆肥である。
団粒構造無視で大丈夫、勝手に微生物が土中の通気性をよくしてくれるから(これも以前気づいたが、フカフカの団粒構造とは用土が粒々である必要はない。そのうち書きます。広葉樹の森の中の土は掘るとフカフカだよ、粒々じゃないけどね)
因みに庭土を何十cmも耕す必要はないですね。私の場合、表土10cmかな、せいぜい。粘土土+赤土だからそんなに掘ってられないw
でも、、引っ越してきた当初は水はけがメチャメチャ悪くて一部沼地だった部分(雨の後、長靴の上部付近まで泥に埋まる)も、今では何やらフカフカになってきた。
これにはびっくり。年月をかけて、土壌が改良されてくるみたいなので、興味津々です。



・バイオポストを投入(芝を植えたい、種を播きたい付近にパラパラと。ケチらないほうが好結果)

で、1週間はウェット状態を維持、乾燥させない。乾燥させると微生物や善玉菌が増殖しない。

・バットグアノを適当に播く。但し、過剰には播かない(石灰分あり)

・種を播く

・発芽後暫く何も肥料はやらないし、刈り込みもしない。強いて言えば、何か散布したい人は万田31号、高いけどこれを散布するとよいです。ヘタな葉面散布肥料よりずっと好結果。

・西洋芝の丈が3cm程度になったらバットグアノと少なめにバイオゴールドの芝セレクションをパラパラと。

・農薬散布は絶対にしない。今までのことが無意味になるから。



重要!…有機資材、有機肥料を使うなら殺菌剤、殺虫剤の類は基本的に使わないこと。特に土壌潅水。何故か?有機物質は有用菌・微生物(バクテリア類など)の働きで分解させるわけです。
そこで殺菌剤や殺虫剤使って、分解してくれる微生物や有用菌殺してどうすんの??という話。
微生物や有用・共生菌が一旦減ったら回復するのに時間がかかるよ?その間に悪さをする病原菌が来たらどうする?殺菌剤や殺虫剤使用で本来、病原菌に対して有用な共生菌や微生物も殲滅するんだよ?
有機資材の分解過程で発生したアンモニアを分解して亜硝酸に変える微生物。亜硝酸も有毒だから、それを無害な物質に分解する微生物とかね。
するとどうなるか。アンモニアが蓄積したりする。根に悪影響が出たりする。だって分解する微生物や有用菌を殺菌しちゃうんだもん。
絶妙なバランスが崩れる、食物連鎖の崩壊の手助け。ニホンオオカミを一方的に駆除した結果どうなったか??

いつ、病原菌が来るかわからないから農薬使う??
じゃあ、みなさんは、いつ風邪をひくともわからないから抗生物質を予防のために服用しますか??
植物と人間は違うよ~
果たしてそうだろうか。私は今までの栽培経験で、そう思えなくなった。




私が農薬を殆ど使っていないのはエコだの何だのではなく自然の摂理に従っているだけです。
あと、有用菌や有用微生物のために、できるだけ好気性の環境を作りたいですね。好気性は、生息している有用菌、共生菌、微生物類が空気(酸素)を好む種類・環境ってこと。
因みに米ぬかとかは使いません。嫌気性になってしまうから。
嫌気性とはつまり空気(酸素)のない環境を好むってことです。これが植物にとっていいとは「私は」思わないですね。
植物の根って空気好むでしょ??植物の根の周囲は、好気性の環境だよなぁ。。。
それを嫌気性の環境に変えるのは…言わずもがな。
これらは芝に限らず、バラやクリスマスローズ栽培にも言えることだけどね。


あとは上記記事を参考にしてもらえばと思います。ま、やってみる人はいないだろうけどねw
あとは、環境も違うし、私と全く同じなんて無理だから、それで失敗して嘘つきって言われるのも困るしね。
真似しないほうが良いかもですw
植物の知識がある程度ある方なら成功するかも??

それと資材でオススメなのは万田31号やアグリボ。アグリボがないならペンタガーデンとか使ってみるとよいかもね。
グアノはリン酸カリで弱アルカリ目的、バイオゴールドのは窒素目的です。
私は春1回だけバイオゴールドまいて(バラにも。お値段がね、だって10kgのだもんw)あとは春、夏、秋、冬それぞれグアノをパラパラまいてます。
それ以外には特に何もしていないですね。気が向いたら万田31号を散布したり、アグリボ使ったり。
バイオポストは、追加で年に何回か播くよ、少量ずつ。
播くっていうか、普通は土に混ぜるものだけど、私の場合は芝生の上から播いて流水で芝の根元になじませています。
ついでに言うと私の場合、その後ココピートをバラ撒いています。芝の根元も隠れるけど、根が出やすいみたいだし、堆肥の類なんで
いずれ分解されて嵩も減るんで無問題。
あと自分の方法は秋に追い播きせず、長期維持を目標にしています。

これらは我が家のバラも宿根草も上記と全く同じ土壌です。
西洋芝のすきまにこぼれ種で増えたコーカサスジャーマンダーなどの宿根草もよく育ちます。
論より証拠だと思うけど、隠れて農薬散布してるに違いないとか思われそうだな(爆)


どうでしょうか?とんでも方法ですかね??(爆)







ヴェシカリウス 発芽苗

2012-04-07 | Helleborus(クリスマスローズ)
2月に通販でヴェシカリウスの発芽苗を2ポット買ってみた。

届いた時の画像は撮影していないけど、双葉も元気そうで、よい苗をゲットできたぜ~と、喜んでいた。
2.5号ポット(7.5cm)のポリポットに入っていた。
早速、ポットから抜いてみると、なんと…片方は1本の根が4cm程度、もう1つは…3cm弱の1本の根。
うわ~、こんなに根が少ないの?短い~と少しがっかり。
発芽苗が植えつけられていたのは鹿沼土。
正直、ヴェシカリウスの発芽苗を栽培したことがないので、家のヴェシカリウスと同じ用土に、発芽苗にしてはデカすぎる
4号ロングスリット鉢に植えつけた。


最近ブログを復活させたこともあり、先日のヴェシカリウスの記事のこともあって
先程ヴェシカリウスの双葉苗を鉢から抜き根っこの様子を見てみた。
購入から約2か月が経過。











結構根が伸びていたし、産毛も確認。
あんなに短かった1本しかない根がかなり分岐して増えていたのが嬉しい。

おもしろいことに、鉢底石に到達していた先端付近の根には産毛がない。
やはり軽石系だと産毛は生えない(若しくは生えにくい?)


現在こんなかんじで植えています↓



上に見える軽石は、元々は底石にしていたもので、撮影のため苗を鉢から抜いたので用土と混ざった。
軽石系主体の一般的なヴェシカリウス用土とは全く違うと思います。
しかし根の発育具合を見ると、自己流で正解かなと思ったりもする。



前ブログにも書いたんですが…実は数年前、ヴェシカリウスの2~3年生の小苗を入手して
初ヴェシカリウスということで、ネットで調べた通り鹿沼や蝦夷砂などの用土で植え込み
砂漠・乾燥地帯に自生と信じて、水やりを控えめにし(nepenthesで乾燥に強いヴィーチくらい)栽培したところ
黒っぽい根になり、やがてボロボロになって結局枯れたんです(汗)
なんだ、乾燥嫌いなんじゃん。ヴィーチの水やりレベルで枯れるなんて。

そこからヴェシカリウスって本当に水やり控えめ若しくは、乾燥して栽培なの??
でも何かおかしい…そういうことから自生地などを調べて、たどり着いた答えが現在の栽培スタイルなんですよ。
乾燥、乾燥と呪文のような先入観から抜けだして正解だったかな、今の所。

で、以前枯らした時と現在のヴェシカリウスの根が全く違うんですよ。
軽石系用土で植え込んだ時、根に産毛のようなものは見当たらなかったし、もっと、つるつるとした根でした。
あとネットや本の通りに乾燥させていたら、調子がよさそうに見えないし、根も黒っぽくなりましてね。
それまで、それがヴェシカリウスの通常の根だと思っていました(苦笑)

そもそも、何故ヴェシカリウスはかなり乾燥させて栽培という常識になったんでしょう??
自生地に行ったことのある日本人はほぼいないと聞いていますが?多分、乾燥だ、砂漠だと言っている方々のうち、誰一人として
自生地にまで調査には行っていないんじゃないかと。
もし採種した会社がそう言っていたとしたら、1つは、採種している会社も現地の人に委託していて、現地の状況を知らないとか。
或いは、わざと嘘をついていたりね…(汗)あり得なくもないな、日本人ほど何の疑いもなく人の言うことを信用する人、いないもの(苦笑)
あと権威とか肩書きに弱いね。権威のある人のいうこと=正しい、とかね。

私の調べた結果では、先日も書きましたが地中海沿岸沿いのトルコ~シリア、レバノン山脈に連なる山地にかけての、googleの衛星写真で調べてみればわかりますが
青々とした森林?山脈地帯でした。
それが自生地が砂漠・乾燥地帯とする根拠は一体、どういったことだったのでしょうね。

そして水控えめ、乾燥させて栽培で、どなたか成功しているんでしょうか?乾燥させて、グングン元気よく成長させて
コンディション良く栽培して開花にまで至らせた事例ってあるんでしょうか。。。
少なくとも、私の知る限りではないですね。

見る人が見ればむかつくブログだろうな~w
でも、折角ネットという手段があるのだから、色々なことを発信してみたいんだよね。



で、自分は何の組織にも所属してない一匹狼だし、誰にも気兼ねすることなく書けることに感謝。
そして数少ない(爆)友人たちに感謝。








ムルチフィダス・ヘルツェゴビヌス他

2012-04-06 | Helleborus(クリスマスローズ)
更新できる時にしておかないと、いつまた体調が悪化するかわからないので(汗)

今の時期は開花もほぼ終り、葉が美しい季節ですね。
葉といえば、原種ですよね~





TMナンバーつきの小苗。ポットから駄温鉢へ鉢増。














葉色がシルバーっぽい株。一見チベタヌスみたい。サイトナンバーは#28.1だっけ??↓





ヘレボじゃないけど、背景に写っているのは西洋芝(ベントグラス)です。
特に暑がるというベントグラス、西洋芝は夏枯れると言いますが、自分で考えた栽培法で夏も割りと元気です。
1年は追加で播種していませんが、雑草のごとく広がっています。播いて2年経過した部分はすごい塊状で容易には引っこ抜けない(苦笑)
というか、バラの鉢にまで広がって生えてきてるw
この西洋芝も、ネットで言われている栽培法は、多分…間違っていると思いますね~(汗)
特にネットで見ると我が家のベントグラスは暑さに弱いと評判でした。
植物は何でもそうだけど、先入観というのが一番厄介だと思う。
それで失敗しても、本やネットにこう書いてあるのだからと盲目的に信じて、自分の脳味噌を働かせないと
いつまでも同様の失敗を繰り返すのだと思う。色んな植物を栽培してきて、そう思いますね。
初めから上手くいく人ってなかなかいないよね。だけど、失敗の経験をどう考察するか。
いかに先入観から脱却できるか、ではないでしょうか。






脱線しちゃったけど、上記ヘルツェゴビヌスは全て未開花です(汗)
葉ばかりといえば…





トルカムルチ(トルカータス/ムルチフィダス・WM)
全体像↓

7号ロングテラコッタ(多分深さ30cmある)に昇格。来季こそ咲いて欲しいな~



こちらも葉ばかり様↓




トルカムルチ(WM)やはり未開花株。こういうのが多いな~


トルカムルチ(トルカータスとムルチフィダスの自然交雑と言われている)と言えば、今シーズンはお気に入りのトルカムルチが咲かなかった~



こういう花↓


現地採種株で、黄色っぽくネクも咲き進むとゴールドみたい。
香りが素晴らしくリグリスの良香くらい。極小輪。



今シーズン開花のトルカムルチ。全てウィル氏(WM)の輸入種子より
今日撮影したので花は終了~




赤ピコとペールピコ(白抜け)のタイプ。




こちらもペールピコで、良く見るとやはり赤ピコもあり。あんまり株が充実していないため来季に期待。
花はトルカータスに見た目そっくり。









ヴェシカリウス

2012-04-04 | Helleborus(クリスマスローズ)
前ブログで連載していたヴェシカリウス。
その時も書いたんですが、入手した小苗の、ヴェシカリウス採種地を調べたところ、砂漠地帯でも乾燥したステップでもなく
トルコはハタイ県、地中海沿いの、アマヌス山脈標高900mに自生しているそうな。
気候は…地中海性気候のようです。真夏は40℃近くになることもあるそうで、それなりに雨も降るみたい。意外にも蒸し暑いという話です。
標高900mだから、流石にそこまで暑くないだろうけど、30℃近くにはなるだろうと想像。



というわけで個人的には乾燥が苦手だと考察する。
ネットに書いてあることと違うよね(汗)なので信じなくても結構です(爆)
私は何でも、自分の目で見たり体験しないと、信用出来ない性分なので。
過去記事にも書いてあるかと思いますが??非常識栽培が多いので真似されないようにお願いします(試される場合は自己責任でw)
根を乾燥させると、うまくいかないのなら、乾燥させなければよいと単純な考えw
あと、多分だけど、ヴェシカリウスの根を夏の間乾燥させすぎて、秋に通常の水やりすると、急に吸水して
アネモネの球根みたいに腐ってしまったり傷んだりするのではないかと思ったりする。


水をかなり控えめでも夏越しはするけど、秋植替えてみたら根が黒くなったりして一向に大きくならないそうです。
これでは、生かさず殺さずの状態なのではと自分は思います。息も絶え絶え、決してベストな状態ではないのかと。
因みに我が家のヴェシカリウスは秋植え替え時、根は黒変していないです。



秋の植え替え時、ヴェシカリウスの根↓








産毛も生えていて、土を掴み、つるつるの根ではありません。
黒変もしていないので友人たちの軽石系用土主体ヴェシカリウスより秋の葉の展開が早いみたい。
根を黒変させちゃうと、まず、根の修復または根を伸ばすのにパワーを使い結果、葉の展開が遅くなるような気がする。
そしてヴェシカリウス自身が成長する余力が削がれ、数年経っても一向に大きくならないという現象が続くのかと想像。
なので秋の植え替え時に上記のような根を保てるなら、いつかは開花にこぎつけられるかも??




ヴェシカリウスは入手してから普通に雨にも当てまくり~、真夏なんぞ、寧ろ雨ばかり当てにして水やりをしないと根っこが痛むようです??
前ブログにも書いたんですが、どうもこのヴェシカリウス、極度の乾燥に強くないようです。
根っこも水を欲しがるような産毛の生えた根だし、多肉植物やら蘭とも違って貯水できなそうだし。
あ、産毛はクリスマスローズもよく観察してると生えてます(バラなども)水がすきな植物の根っこだと思うんですよね~。
あと、無機質や軽石主体用土だと、あまり産毛生えていない気がするなぁ。思うに微生物や共生菌の住みやすい環境に多いと思う。
なので恐らく農薬をよく使ったり潅水してると出現しにくいかもね。因みに昔から書いていますが、無農薬にしています。バラもですね~。


で、クリスマスローズの根の産毛ってなんぞや??こういう根っこです↓









モケモケな産毛わかりますかね??
ね、軽石系用土はあんまり使ってないでしょ?
自分は、暑がる原種にはある程度軽石系を使っていますが、ハイブリッド種にはあまり使っていません。



こちらが現在のヴェシカリウスです↓








9号鉢です。5枚目の葉が出てくるかどうかというところ。
用土は堆肥ばかりに見えて、実は赤玉と堆肥主体で、堆肥類をマルチしているかんじです。
今まで、軽石系を多くすると不調になった気がするので、あまり軽石系は投入せず。軽石系は特に水やり控えめなクセのある方には難しい配合かも。
あと未熟な堆肥類はガスが発生したり根が痛むので、ほどほどに(過去記事の用土に関しての部分に記載あり)




で、こちらが地植えのヴェシカリウス↓




最初のヴェシカリウスと同じくらいの大きさで、根はこちらのほうが長いです。

葉は4枚程度かな?もう1枚は展開しそう…


元気なヴェシカリウスの根↓







見づらいですがヴェシカリウスの根には産毛もちゃんとありますし、根が黒っぽくもないです。
普通のヘレボと同じような根っこかなぁ。


今の所、順調に見えるけど、ダメになっちゃう可能性もあるので開花まで気を抜けません。
開花までこぎつけたいけど、どうかなぁ。。。



ブログ再開(訳あり)トルカータス

2012-04-03 | Helleborus(クリスマスローズ)
FC2のブログ「Petit Dessin」に移行後、昨年、PCがおかしくなり、バックアップなどをとっていなかったため
Petit Dessinのパスワードや休止画面の解除のためのパスワード等全てわからなくなってしまい再開不能となりました。
皆様にはご迷惑をおかけいたしまして、本当にお詫び申し上げます。

こちらのブログは一番長くやっていたこともあり、パスワード等を記憶していたのでログインできました(汗)
今後は暫く、こちらでブログを再開するつもりです。


約1年間、ブログをやっていなかったので色々ありましたが、割愛させていただきます(苦笑)
友人たちから「ブログどーなったん?」と心配する声もあり、重い腰を上げ??再開の運びとなりました(汗)


この冬は寒かったようで開花が遅れましたねー。



さて、こちらは現在開花中のクリスマスローズの原種トルカータスです。ティムマーフィー氏のサイトナンバー付です。













黄色っぽいネクタリーが少し大きめ、赤い糸ピコ、雄しべも先端付け根が赤い丸弁完全カップ咲き、直径2cmのトルカータス。
目視ではターコイズブルーにベインですね~。開花時はまだ寒かったから外側の色が濃紫だったなぁ。


原種は用土に悩む…
あんまり軽石系ばかりはよくないみたいですね~。
これでも結構、腐食入れてるんですがテラコッタだと乾きが早い。
ぶっちゃけ、テラコッタじゃなくてプラ鉢でもいいんだけどね~(笑)



他には…




葉が綺麗なトルカムルチ(未開花)
どんな花が咲くのか今から楽しみ。いつのことやら。
でも…並花かも(爆)
葉と花は相関ないんでね~






こちらはトルカータス。葉ばかりで来季こそ咲いてくれよ~
TMナンバー。
こういう未開花苗ばかりが場所をとって(苦笑)





今流行りのddアトロ。1月に咲いて凍結でやられて、あらら~
先シーズン種を採種しまくったんで、ま、いっか、と思ったら
今頃また蕾が。黒いクロアチ初開花苗も凍結してやられた~(涙)
1~2月は、月の3分の2くらい零下3~4℃はザラで、年に1回は零下7℃になる地域です(昨年は3回くらいあったかな)
標高が30~60mくらいの立地です。因みに真夏は暑い…市内、数年前に40℃超えたんですよね~。
温暖と思われている、千葉県です(苦笑)



そうそう。今シーズンは自家交配が結構開花したんですが、手元に2株のみ残しあとは友人に送りつけたり寄付したり。
あ、小学校の花壇にも植えたっけ(爆)小学校の花壇を任されてしまったのです(汗)
そのうち小学校の花壇をヘレボまみれにしよっかなw
因みに先日は大穴を掘り、直径40cmの鉢に植えてあった大株を植えこみました。
今シーズン開花の自家交配株の中で、手元に残したうちの1つがコレ。






上記画像の自家交配の花は中輪(より若干小輪気味)画像ではわかりにくいですが青黒灰色(なんじゃそりゃ)




で、自家交配の苗を友人へ送って、友人宅で咲いた花(撮影友人)↓







上の花の親はこれだね~(右の花)↓





個人的には真っ黒より芸のある、上のような花が好きです。



自家交配は現在人気のない(苦笑)ダーク系、それもグレープ系ばかり開花したんです。
まぁまぁな交配結果だったのではないかな~??全て手元には置いておけないので、友人たちには無理やり押し付けてしまいスマヌ…
あとはこんな花が多かったかな(それ以外には厚弁ダーク)





全体的に小~中輪が多かったですね。


前期ddクロアチカスと交配したddムルチhyb赤糸ピコ。ベインもあるっけ。
それは発芽してきたんですが、今季はクセ者と交配してしまった。





こちらもddムルチhyb糸ピコベイン。上記とは別株。2cmくらいの花で撮影上手くいかないなぁ。


結局、今シーズンはどこにも出かけませんでした、というか、出かけられなかった…
正月明けには実家関係で事情があり、過労?持病?で倒れちゃうし(本当に…救急搬送)
持病のせいか?動悸が酷く、お話にならない状態が続いていました。

通常の血液検査などの結果では肝機能以外はあまり問題ないみたいですが…肝機能は甲状腺疾患のせい。具体的にはALP(甲状腺機能亢進による骨代謝が高いため?)やコリンエステラーゼが高くなっている。γ-GTPやALTなど他肝機能は異常なし。
血糖値や中性脂肪などは無問題(数値2桁)
コレステロールはLDLが若干高いが(LDLは所謂悪玉コレステロールらしく、遺伝や因子にもよるけど上限160以下らしいです。ギリギリ??これも体調によりもと低かったり。数年前は総コレステロールが187くらいだったのに、近年は200~220と若干高くなってきた。基準値内だけどねー)
現在は総コレステロールでは基準値内。
近日中にまた血液検査予定です(汗)
で、甲状腺ホルモン検査は相変わらず…平常にはならないですね。

あと、血圧が高めです(やっぱりバセドウのせい??以前どちらかというと低くて上が100以下だったのに・汗)
バセドウ病は自己免疫疾患なので、夏には小さい白斑(尋常性白斑というらしい)ができたり、急に筋力低下したり(CKがLowになりました)
ホント、植物だけが癒し状態です(苦笑)


ま、でも、どこにも出かけられなかったことが却ってよかったかなと(笑)
なんか…自分の性格の問題もあると思うけど、店やナーセリーに直接買いに行くのは疲れるんですよね。似た話はよそでも聞きますね。
結局、お得意さんや常連さんでないと、いい株は売ってもらえないし、ひとたび、変な印象を持たれると以後はダメだしね~。
そういうのって、ワイワイやったり、駆け引き、媚び売ったりするのが得意な人は楽しいだろうけどね。。。



私みたいにぶっきらぼうで、外面も悪く、人にどう思われようが別にいいや~、面倒くさい、歓心買うの面倒って人には向いてないやね(爆)
周りにも「あの店でこう言われた」とか言いつつ、いい株が欲しいから結局買いに行くって人もいるんだけどさ(それについては批判ではないよ)
ある意味、すげ~な~って思うのよね。。。
幸い、自分はヘレボ仲間に恵まれているんで、所有している、特に原種系ヘレボは結局、店経由ではなく殆ど友人経由なんだよね。
何年も付き合いのあるヘレボ仲間って、内面で付き合ってると思うんだ。打算や、表面上のことだけで人を判断しないってこと。
だから仲良いヘレ友たちとはトラブルも皆無だよ。
人を見抜く目とヘレボを見る目も何か共通するのかなと個人的には思ったりする。
独り言でした~w




これからも不定期ですが更新予定なので、宜しくです。