ただ、今、発症している症状について少しでも抑えるかもしれないサプリメント、注意点をご紹介します
※あくまでも個人的な意見ですので、実行される場合はご自分で調べ納得されたうえでお願いいたします。
マグネシウム
まずはなんといってもマグネシウムです。
身体の数百に及ぶ補酵素でもあります。
またRNA及びDNAの生産、ATP補因子、タンパク質合成
ビタミンDの活性にも必要です。
そして解毒するにもマグネシウムが失われます。
マグネシウムが不足すると下記症状が現れます。
・動悸、頻脈
・心房細動、不整脈
・高血圧
・高血糖
・パニック発作
・頭痛
・心血管系疾患
・筋肉のピクつき(筋肉、神経の興奮)
・腎疾患
・骨粗鬆症
・動脈硬化
・HPA軸(視床下部-下垂体-副腎)の不調
・ブレインフォグ、うつ、不安、憔悴、不眠
・高カルシウム血症
・胃腸の炎症
・コレステロール上昇
・中性脂肪上昇
・神経性疾患(中枢神経系疾患)
・体温調節不全
など
ネットを見ると特に動悸、頻脈、不整脈、高血圧、筋肉のピクつき、ブレインフォグ、憔悴などの副作用に悩んでいる方が多いです。
ワクで異物が身体に入りマグネシウムが消費されてしまった結果起こる可能性があります。
ただでさえ、農薬、添加物や医薬品を摂取している場合はマグネシウムが排出されてしまっています。
さらにワクで身体から一気にマグネシウムが失われているかもしれません。
マグネシウムが不足すると頻脈、不整脈、高血圧などの循環器症状が出現します。
例えば心房細動では通常、カルシウム拮抗薬が使われますが、マグネシウムも全く同じ働きをします。
このことはマグネシウムの補充なくしてカルシウム拮抗薬を飲み続けても、原因に対処していないため根本的な治療ではないことを意味します。
筋肉のピクつきは、筋肉及び神経に過剰なカルシウムが流入している可能性があります。
これもマグネシウム不足によるものです。
マグネシウムは細胞への過剰なカルシウム流入を抑制しますから、マグネシウム不足では過剰なカルシウムが炎症を起こします。
マグネシウムは炎症性サイトカインを抑制します。
マグネシウムが不足すると血栓ができやすいです。
生理の異常もHPA軸の不調の場合がありえます(子宮そのものの炎症の場合と、出血が続く、生理不順はHPA軸すなわち視床下部、下垂体が原因の可能性)
その他GABA A受容体アゴニスト(作動薬)であり、アンジオテンシン2受容体アンタゴニスト(拮抗薬)であること。
マグネシウムは数百の補酵素なので書ききれませんので主なものを紹介しました。
病院で血中マグネシウム値を検査しても不正確です。
理由は体内のマグネシウムのうち血液のマグネシウムは全体の約1%でしかない。
マグネシウムは約半数が骨、残りは筋肉と細胞、血液中には約1%程度なので
血液検査でマグネシウムが正常値だとしても、骨や筋肉、細胞のマグネシウム値はわからないのです。
対策として
1.市販のマルチミネラル(またはカルシウム/マグネシウム)は摂取しないこと。
理由は一般的なマルチミネラルはカルシウム/酸化マグネシウム比が2:1なので、カルシウム過剰になります。
つまりサプリメントでカルシウムを補充しないこと。
マグネシウムは容易に排出されるのに対しカルシウムは排出されないから、カルシウムのサプリメントでマグネシウム枯渇に拍車がかかってしまいます。
2.クエン酸マグネシウム、塩化マグネシウム、グリシン酸マグネシウムなど「酸化マグネシウム」以外のマグネシウムを摂取すること。
一般的に販売されているマグネシウムサプリは、酸化マグネシウムです。
これは非常に吸収率が低く4%程度しか吸収されない。
それ以外のマグネシウムまたは下痢になる方はマグネシウムオイルを使ってください。
マグネシウムは経皮吸収が1番効率が良いです。
入浴剤としてエプソムソルトがありますが、初めはエプソムソルトでも構わないと思います。
ただしエプソムソルトだけではとてもマグネシウムを補充しきれませんので、サプリメントやマグネシウムオイルを併用しないと症状の改善は難しいです。
3.厚労省推奨のマグネシウム1日350mgでは正常な方でもとても足りません。
まして解毒で多くのマグネシウムが必要な場合、700mg〜1200mg程度は必要だと思われます。
マグネシウムは腎疾患がなければ、もし過剰摂取であっても排出されます。
腎疾患のある方はマグネシウムを排出するのが難しいので、大量摂取はお控えください。
4.マグネシウムは上記の通り数百の補酵素ですから、一気に大量摂取すると症状が悪化する(特に精神状態)可能性があります。
それは今まで枯渇していたマグネシウムが一気に体内に流入することで、身体がパニック状態になるからです。
Dr.Caroline Deanによればそれは自転車にジェット燃料を補給するようなものということです。
まずは推奨量の1/4から始めてください。
そして徐々に増やしていきます。
例えば2週間で100mgづつ増やしていく、という感じです。
5.多くの後遺症アドバイスでビタミンDを推奨されている方が多いですが、私は高容量ビタミンDはオススメしません。
理由としては、ビタミンDを活性化するためにはマグネシウムが必要です。
となれば、高容量ビタミンDを摂取すればするほど、マグネシウム枯渇に拍車をかけると考えます。
またビタミンD過剰摂取で相対的にカルシウムが増えてしまいます。
よってどうしてもビタミンDをサプリメントで摂取したい方は、1000IU以下が賢明です(Dr.Caroline Dean)
多くの後遺症アドバイスのように数千IUは摂取しない方が良いと考えます。
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現在手頃なサプリメントの売切れが多く発生しています。
世界中の多くの方が特にワク後遺症の方がサプリメントを多く購入しているようです。
カリウム
カリウムとマグネシウムは密接な関係です。
低カリウムではいくらマグネシウムを補充しても吸収されません。
その反対に、低マグネシウムだといくらカリウムを補充してもカリウム値は上がりません。
カリウムとマグネシウムが不足していると、ナトリウムも排出されずバランスが崩れます。
カリウムはAmazonなどで入手が容易です。
1日目標として食事込み3500mg前後の摂取が望ましい。
ただしこれも腎機能が低下している方は大量摂取はお控えください。
ナトリウム(天然塩)
塩分はWHO推奨の6g以下だとむしろ病気が増えるというデータもあります。
アメリカのデータでは7.2g〜15g程度が1番疾患が少なかったそうです。
塩も免疫に関係していますし、減塩してしまうとレニンという昇圧ホルモンが過剰になり
むしろ高血圧になる可能性があります(レニン-アンジオテンシン2-アルドステロン)
塩を控えるのは危険なことです。
ただしマグネシウムとカリウムが不足しているとナトリウムが貯留してしまうおそれがあるので
必ずマグネシウムとカリウムを摂取したうえで、ナトリウムを摂取してください。
SOD
SOD(スーパーオキシドジスムターゼ)は炎症の元となる活性酸素を抑制します。
個人的にはグルタチオンより効果が強力に思います。
グルタチオン
身体の様々な解毒に使われます。
ただしミネラル類を排出してしまうため、注意が必要です(つまり上記で紹介したマグネシウム枯渇に拍車をかける可能性あり)
グルタチオンの前駆物質であるアセチルシステイン(NAC)は現在は売切れでほぼ購入不可。
グルタチオンも日々在庫が無くなっている模様です。
ヘスペリジン(ビタミンP)
ヘスペリジンはビタミンCを体内にとどめておくのに必要です。
また抗血栓薬のように血栓を抑制します。
血管の柔軟性を保ち、中性脂肪及びコレステロール低下作用。
高血圧改善。骨密度低下抑制。交感神経抑制。
抗アレルギー(ヒスタミン抑制)
炎症性サイトカイン抑制。
ワク副作用で蕁麻疹に悩む方、後述する糖の件と共にお読みください。
ラクトフェリン
赤ちゃんの母乳に入っていることでも有名です。
赤ちゃんの免疫はラクトフェリンのおかげですね。
活性酸素、炎症は鉄と反応します(つまり鉄過剰は危険)
ラクトフェリンは鉄を排出します。
また、炎症性サイトカインを抑制します。
そしてトリパノソーマ(アフリカ睡眠病)を抑制します。
ワク副作用にスラミン(松葉茶も効くと言われていますが)というトリパノソーマの薬が効くという報告がありますが
そうであればラクトフェリンも効く可能性があります。
ラクトフェリンはAmazonでもサプリメントが販売されていますので入手は容易です。
セレン
酸化ストレス、炎症保護作用。
脳は酸素消費率が高くセレンに依存。
HPA軸正常化。
ステロイドによって引き起こされる脳のニューロン損傷を防ぐ。
主なサプリメントをご紹介しました。
もちろん、他にもビタミンB、C、E、グリシン、タウリン、GABA、リジン、ミネラルなども必要でしょう。
他にも5ALAや有機ゲルマニウム、チャーガが効くという話もありますが、非常に高価なのでご紹介しません。
身体に炎症が起きている時にしない方が良いこと
1.胸痛や麻痺、重大な急を要する症状がない場合で、病院へ行ったけれど原因がわからない場合、血圧上昇、動悸、ブレインフォグ、ピクつき等で何度も病院へ行き薬をもらって飲むことはおやめになった方が賢明です。
理由としてTwitter等でみると、副作用に悩まれる方が病院であらゆる検査をしても原因が見つからず、精神科へ回され
抗うつ剤を処方されたり、降圧剤を処方されたり、酷い場合は受診拒否をされています。
また西洋薬(漢方も)は原因を治す薬ではなく対症療法です。
そしてある症状を抑えるのに、別の犠牲が伴うことも多いです。
つまり副作用ですね。副作用のない薬はまれです。
しかし日本の医師は薬の副作用をなかなか認めません、今回のワクのように。
どこかに作用したら、代わりにどこかがおかしくなることはよくあることです。
Twitter等で高血圧だという方々の数値を見ても急ぎ降圧剤を飲むレベルではないのに(160〜180/90〜100)
降圧剤を処方され、コレステロール上昇でスタチンを処方されている方が結構いらっしゃいます。
コメント欄をみると、脳出血が怖いという方も多いですが、このくらいの血圧では脳出血のリスクは少ないと思います。
理由としては脳出血の原因は高血圧ではなく、血管の脆さ(低タンパク)によるものだと思います。
複数の脳外科医の記事を読み、脳出血はあまり血圧とは関係がなく低血圧でも起こるという記事を見ました。
また近年まで脳出血の降圧目標値は180/100程度でした(その後、改変されました。正常血圧の基準もですね)
つまり、180程度では脳出血と血圧とにあまり因果関係がないともいえます。
ある循環器内科医によれば常時250を超えなければリスクが少ないということです。
また高血圧で脳梗塞が起こると言われていますが、これは因果関係が逆ではないでしょうか。
つまり、高血圧だから脳梗塞になるのではなく、血管に血栓ができているので身体が血圧を上げ血栓を押し流そうとしているということです。
その場合降圧剤で血圧を下げると血栓が詰まってしまい、むしろ脳梗塞が起きやすくなるのではないでしょうか。
また胃痛でPPI(プロトンポンプ阻害薬)を処方されたりもよく見かけます。
こういった薬も副作用があり、更にマグネシウムを排出をしてしまいます。
特にPPIは副作用として、低マグネシウム血症が有名です。
そして薬は異物ですから、ただでさえワク後遺症で炎症が起こっているのに薬を代謝するために身体に余計に多くの負担がかかってしまいます。
また心療内科、精神科へ行き精神疾患とされ精神薬を処方されてされてしまうと、以後の不定愁訴(様々な症状)はワク後遺症ではなく
精神疾患のせいとされてしまう可能性が高いです。
考えてもみてください、ワク後遺症は精神疾患などではありませんよね、ワクが原因です。
しかも一度精神疾患とされてしまうと、いくら私は精神疾患ではなくワク後遺症だと訴えても
精神疾患のために病識がないとされ、更に多くの精神薬が増え、更にその副作用で果ては統合失調症であるなどと診断され
隔離入院(つまり合法的に社会的抹殺、葬ることができる。ワク後遺症をなかったことにされる。口封じ)という可能性もないとは言えません。
私はそのことを懸念しています。
2.糖質制限はしない方が賢明です。
これには理由があります。
ワク後遺症の方へ糖質制限を推奨している方も多いですが、むしろ悪化を招く危険性があります。
例えば、多くの方がワク後遺症で悩まれている蕁麻疹ですがこれは脂肪組織の、肥満細胞のヒスタミンが放出されて起こりますね。
ワクのなんらかの刺激や物質が原因で、肥満細胞からヒスタミンが放出されるのですが、実は糖質制限をしても同じことが起こりえます。
通常は人間は糖を栄養として代謝しますが、糖質制限で糖をあまり身体に入れないと代わりに脂肪を肝臓で糖新生してブドウ糖にして身体に取り込むわけです。
結局は人体というものは糖が必要で、糖質制限をすれば足りない糖を身体を壊して分解し(脂肪だけでなく筋肉も)肝臓でブドウ糖にして取り込みます(肝臓も疲弊しますね)
するとこの過程で脂肪(肥満細胞)が分解され、脂肪に蓄積した脂溶性のワクの物質やPUFA、ヒスタミンが体内に放出されるわけです。
そうなると蕁麻疹や原因不明の痒みなどが起こりえます。
これがワクで蕁麻疹が起こる機序の一つだと思います。
ナイアシンフラッシュも同じです(フラッシュでヒスタミン放出。ヒスタミンだけではなく脂肪細胞に蓄積した物質が放出される。ナイアシンアミドは起こらない)
この脂肪から放出された物質が体内に多ければ多いほど症状が悪化すると思います。
またナイアシンで高血糖になるのも、この放出された物質が糖代謝をブロックしてしまうからなのかもしれません。
3.多価不飽和脂肪酸(PUFA)をなるべく摂取しないこと。
上記2.で書きましたが、脂肪に蓄積するものとして多価不飽和脂肪酸(以下PUFA。オメガ3、6など)があります。
特にオメガ3は猛毒のアルデヒドが発生するともいわれています(崎谷医師)
DHA/EPA(オメガ3)摂取によって血糖値上昇、アレルギー症状が見られることがあるのはこのためだと思われます。
また活性酸素が発生、体内では猛毒のアルデヒドも発生すると言われています。(ということは、お酒に弱い方や下戸の方は症状が重くなるのではないでしょうか)
魚がなぜ臭いのかといえばすぐに酸化(過酸化脂質)しやすいからですね。
そういった酸化しやすいPUFAを身体に多く入れると、身体でどうなるか想像がつきますね。
またこのPUFAは糖の代謝をブロックするとも言われており、大量に放出されると(リポリシス)上記2.のように糖質制限状態と同じになるそうです。
つまり炎症(蕁麻疹など)だけではなく、高血糖、糖尿病、慢性疾患、がんなどをも引き起こす可能性があるということです。
飽和脂肪酸は酸化しにくいので、そちらを摂取した方が安全だと思います。