前回、挿木苗の話をしましたが、挿木苗の根はどうなっているんだろう?
どうやって成長していくのだろう?
ノイバラ台木に接木しないで、うまく育つわけないじゃん!
だいたい、シュートはどこから発生するのよ~
接木しない苗なんてひょろひょろと枝が1本しかなくて頼りないじゃん!
と疑問のアナタ・・・
挿木苗の地下はこうなっています↓
よ~く見てみると、何やら太くなった根から上向きに伸びた2本の根の先に
白っぽい部分が突き出しています。
これが挿木苗の「シュート」なんです。
この部分が地上に出て枝となります。
そして植物本体から少し離れた場所へにょっきりと出現するんですね。
宿根草が地下茎で増えていくのと同じです。
なので接木苗のように台木がダメになって共倒れになることもないんですね~。
そこが挿木苗の一番の利点だと思っています。
またノイバラ台木との不親和性もなく、うまく成長しないな~んてこともないです。
バラには台木の相性があるようで、特にティーやチャイナのいくつかに不親和性による枯死の傾向があるように思います。
あとERなどのモダンローズにも一部あるようです。
私も経験したことがあるんです・・・
と、あるティーローズ(あまり人気ない&メジャーでもない)の接木苗を新苗で購入して育てたところ2か月で原因不明で枯れてしまったんです。
自分の育て方が下手なんだろうと思い、翌年、同じナーセリーから同じバラを購入、今度は3か月でまたまた樹勢がなくなりじょじょに枯れました。
購入元に相談したところ今度は厚意で1.5年生苗を代品として送ってくださいました。それから枯れることはなかったのですが、成長もせず、半年で枯れてしまいました。つまり3回ともまともに育たず枯れてしまったことになるんです。
(しかし、そこのナーサリーから購入した他の苗はちゃんと育っています)
それから複数のバラ専門家の方々に話をきいたところこの品種を含めて、ティーやチャイナの一部にはこういった現象が見られるとのこと。
どうやら台木であるノイバラとの相性が悪い(不親和性)のでは?という話でした。
不親和性の代表としては同じ中国原産(ティーやチャイナも中国原産のバラの交配種でしたっけ)のモッコウバラが有名どころでしょうか。
そもそもモッコウバラは接木しなくても大丈夫なくらい樹勢がありますが、ノイバラに接ぐと成長不良になったり枯れるそうです。
それから、どうしても諦められず挿木苗を入手。
流石に3回も枯らしてしまうと自信がなくなり、今回も枯れるんではないかと
ヒヤヒヤしていましたが、2年半経過した今でも元気なようです。
え~、話は変わりますが、ブログをサボっていた間に咲いたバラ達を
アップしてみます(いっぺんには無理なので数回にわけて)↓
HTクローネンブルグ(ピースの枝変わり)
パピヨンドプレイニー(N)
ミセスジョンレイン(HP)
ジ・インジニアス・ミスターフェアチャイルド(ER)
ソニア・リキエル
ウィリアム・モーリス(ER)
どうやって成長していくのだろう?
ノイバラ台木に接木しないで、うまく育つわけないじゃん!
だいたい、シュートはどこから発生するのよ~
接木しない苗なんてひょろひょろと枝が1本しかなくて頼りないじゃん!
と疑問のアナタ・・・
挿木苗の地下はこうなっています↓
よ~く見てみると、何やら太くなった根から上向きに伸びた2本の根の先に
白っぽい部分が突き出しています。
これが挿木苗の「シュート」なんです。
この部分が地上に出て枝となります。
そして植物本体から少し離れた場所へにょっきりと出現するんですね。
宿根草が地下茎で増えていくのと同じです。
なので接木苗のように台木がダメになって共倒れになることもないんですね~。
そこが挿木苗の一番の利点だと思っています。
またノイバラ台木との不親和性もなく、うまく成長しないな~んてこともないです。
バラには台木の相性があるようで、特にティーやチャイナのいくつかに不親和性による枯死の傾向があるように思います。
あとERなどのモダンローズにも一部あるようです。
私も経験したことがあるんです・・・
と、あるティーローズ(あまり人気ない&メジャーでもない)の接木苗を新苗で購入して育てたところ2か月で原因不明で枯れてしまったんです。
自分の育て方が下手なんだろうと思い、翌年、同じナーセリーから同じバラを購入、今度は3か月でまたまた樹勢がなくなりじょじょに枯れました。
購入元に相談したところ今度は厚意で1.5年生苗を代品として送ってくださいました。それから枯れることはなかったのですが、成長もせず、半年で枯れてしまいました。つまり3回ともまともに育たず枯れてしまったことになるんです。
(しかし、そこのナーサリーから購入した他の苗はちゃんと育っています)
それから複数のバラ専門家の方々に話をきいたところこの品種を含めて、ティーやチャイナの一部にはこういった現象が見られるとのこと。
どうやら台木であるノイバラとの相性が悪い(不親和性)のでは?という話でした。
不親和性の代表としては同じ中国原産(ティーやチャイナも中国原産のバラの交配種でしたっけ)のモッコウバラが有名どころでしょうか。
そもそもモッコウバラは接木しなくても大丈夫なくらい樹勢がありますが、ノイバラに接ぐと成長不良になったり枯れるそうです。
それから、どうしても諦められず挿木苗を入手。
流石に3回も枯らしてしまうと自信がなくなり、今回も枯れるんではないかと
ヒヤヒヤしていましたが、2年半経過した今でも元気なようです。
え~、話は変わりますが、ブログをサボっていた間に咲いたバラ達を
アップしてみます(いっぺんには無理なので数回にわけて)↓
HTクローネンブルグ(ピースの枝変わり)
パピヨンドプレイニー(N)
ミセスジョンレイン(HP)
ジ・インジニアス・ミスターフェアチャイルド(ER)
ソニア・リキエル
ウィリアム・モーリス(ER)