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またまたメルカリに出品します

2023-03-10 | African violet (Saintpaulia)セントポーリア
第4種郵便に使う資材が少し集まってきたので、またメルカリに出品いたします。
夕方〜夜頃に出品予定です。
気になるものがありましたら、ぜひ。


とはいえ、前回出品と重なるものも多く…



RSアクアマリンの大きめ苗やミスティカその他変わったもので妖姫、Vodyanoy 小さいですが)など。
本当は色々あるのですが、資材がなくて。。。
1点購入と複数購入にフレキシブルに対応できる資材がありません。




出品予定のアクアマリンなどの根っこ↓








まだ根張りは甘いですが、結構張っています。
そのうち少しセントポーリア専用土も出品するかもしれません(申し訳ありませんが、用土レシピの内容についてはご容赦ください。ご質問されてもお答えしかねます。ピートモス、パーライトまでは答えられますが)
出品できても、たくさんには対応できません(1ヶ月かけて作る手の込んだ手作り用土なので大量生産不可)
申し訳ありません。







咲き始めたLE Sulamif。
グリーンエッジに青いボカシ。
セントポーリアはやっぱり青、紫系や赤系が好きです。
ピンクなどは他の植物にもある花色ですが、青系は少ないので
やっぱり青、紫系がメインに揃ってしまいます。
はぁ〜、でもいつまでセントポーリアはじめ植物栽培を続けることができるのでしょう。。。
世の中キナ臭い動きが顕著です。
もちろんテレビやニュース、新聞等では情報統制で報道されませんが、未接種の方でTwitter等で情報を得ている方は
非常に危機感を感じていると思います。
そのうち記事に書かないとですね。

















セントポーリアにはピートモス

2023-03-08 | African violet (Saintpaulia)セントポーリア
実はメルカリで購入してくださった方から、以前ご紹介したロシアの栽培家御用達のピートモス「クラスマン」がどこかで話題になり?
本日売り切れてしまったとご連絡がありました。。。
これから購入を検討されている方もいらっしゃいましたので、在庫の復活があると良いですね。
自分で調整できる方は、大容量になりますが酸度未調整ピートモスを調整して使われても良いと思います。
ただし粉状のもではなく、ある程度繊維の残るものでないと通気性が悪くなりますのでご注意ください。
具体的には0〜20mm程度の混合されたものがベストです。
バルト産(ラトビア、リトアニア、エストニア)のものを推奨いたします。




私が使用のピートモスです↓





こんな感じです。
酸度調整、少しくん炭入れてみました。
phは6.0〜6.5の間です。
正確にph測定しています(3回行います。竹村電機製作所製試薬。ガラス電極pHメーターに匹敵する精度)
ふわふわで通気性が良いです。
パーライト等を追加前の状態です。


ご希望の方に私がブレンドしたものをお送りしたら、見たことのないふわふわ用土だと驚かれていました。




以前も書きましたが、セントポーリアの愛好家?が良く使われているカナダ産酸度調整済ピートモス、初期肥料添加、湿潤剤添加のものだと
セントポーリアの根がどんどん細くなっていきますのでご注意ください(観察してきました結果です)
具体的にはこんな根です↓









個人様から苗を購入するとこんな感じの根です。
バーミキュライト、パーライト主体プラス、カナダ産酸度調整済、初期肥料添加、湿潤剤添加のもの。
大抵は根が細く少量の根で、根の量に対して地上部が不釣り合いに育っていることが多いです(肥料ブースト効果でしょう)
人間に例えてみれば、内臓の育っていない子供が不釣り合いに高カロリーの食事をして内臓は幼いまま、身体だけが大きくなるイメージ。


バーミキュライト、パーライト主体の用土は正直言って管理が難しいです。
なぜだか日本ではピートモスが嫌われているようで避ける方が多いです、もったいないことです。
そのうち、ピートモスの栽培法をご紹介いたします。
はっきり言って、バーミキュライト、パーライト主体の用土よりはるかに難易度が低いです。
根張りも良いです。
ただし適したピートモスを使った場合の話ですが。
ピートモス主体用土とバーミキュライト、パーライト主体用土の管理は違います。




下記は2.5号ポットにピートモス用土に植え付け1ヶ月が経過したのち、根が底に到達したので2週間前に3号ポットに鉢増しをしたセントポーリアです↓









LE Tantsor Disko (ЛЕ Танцор Диско)

ウィック栽培ではありませんので、もっとピートモスの割合を増やさないといけないようです(根が乾燥気味なので)
肥料も3ヶ月ほどあげていませんので、そろそろあげないとですね。
葉が小さくなってきちゃいました(それでも肥料過多よりダメージはありませんが)
これではまだ、根張りがバリバリとは言い難いですよ〜。



日本でセントポーリアが普及するためには、比較的容易な栽培法を普及させる必要があると感じます。
つまり誰でも気軽に育てられる用土、栽培法でないと、セントポーリアは難しいと敬遠されて普及せず
セントポーリアの愛好家、マニアの方は高齢の方が多いのでいずれ廃れていくと思います。
愛好家やマニアの方がセントポーリアを難しい植物とし、旧態然とした難しい栽培法をセントポーリアのスタンダードの栽培法としているうちは
セントポーリアが誰でも気軽に栽培できるほど普及はしないでしょう。
それともマニアの仲間内では普及したら困るのかしら。。。
いえね、セントポーリアを普及させたいとおっしゃる割には異常な高値をつけたり
結局、今だけ金だけ自分だけみたいな方を複数見てきましたのでね。
どんなに良いセントポーリアがあっても、今では良心的な出品者様からのみ購入しています。
口が悪くて申し訳ありません。
そういえばブログを更新していない去年の暮れ、実はとあるYouTube番組にゲスト出演の依頼があり
1時間ほどの対談、トークでしたが、ズバズバと言いたい放題(笑)してきました。
恥ずかしいので、番組名は伏せておきます(植物とは全く関係のない番組です)
これからもズバズバ思うことを書いていこうと思うので
不快に思う方は、このブログをそっ閉じしておくことをお勧めいたしますm(_ _)m










メルカリでの出品

2023-03-05 | African violet (Saintpaulia)セントポーリア
初めてメルカリで余剰セントポーリアの出品をしました〜。
おかげさまで1日で完売しました。
私は販売目的での増殖ではなく、保険苗を作るのにどうしても余剰がかなり出てしまいますので
相場と比較してかなりお安めに出品しました。
まだまだ余剰苗がたくさんありますが、第4種郵便の梱包資材不足で出品できずにいます。
宅急便での発送は大丈夫なのですが。




メルカリ、送料込で手数料取られるのは痛いですね〜。
何でそんな手数料システムにしたんでしょうか。
実はメルカリのあの売買システム(サイト)を作ったのは私の従兄弟なんですよ(メルカリの経営陣、役員やってます)




そしてなんとメルカリに出品したら、複数の読者様にお会いしました。
まさかセントポーリア関係でこのブログを見てくださる方がいらっしゃるなんて。
読者様ならご存知の通り、セントポーリアのベテランなら眉をひそめる栽培法、用土なので
参考にされている方はあまりいらっしゃらないだろうなぁ、と思っていたんです。
そしてこのブログでワクチンについても初めてそんな状況になっているのを知ったという方もいらっしゃいました。
大変嬉しいことです。
メルカリ購入時に「ブログ見てます」とおっしゃっていただいた方にはオマケしちゃいます♪( ´▽`)
そもそも販売目的での増殖ではないので、セントポーリアをかわいがってもらえたらそれで良いのですから。。。
余談ですが、以前はサイトで無償提供していました。
ですがトラブルに巻き込まれてしまい。。。
今までかかったセントポーリア費用を少しでも回収しようだなんて、これっぽっちも思いません。



セントポーリア関係の読者様は私のブレンド用土に関心がおありの方がいらっしゃるようです。
ペレポスト栽培は以前も書きましたが、どうしても乾かすとダメになる(菌が死ぬ、セントポーリアから水分を奪う)ので
身近でコスパも良いものはないかな〜と半年くらいロシア、ウクライナの方の用土を片っ端から調べて今のピートモス主体用土に辿りついたんです。
あちらではバーミキュライト、パーライトのみの用土や、バーミキュライトは使っていません。
日本のセントポーリア愛好家の中ではピートモスが根腐れになるなど評判が悪いですよね。
でも世界基準ではピートモス用土が普通です。



そういえばウクライナのセントポーリア愛好家は戦争で大変とお思いの方が多いと思いますが
ウクライナではロシア系住民の住むドンバス地方以外は至って平常運転です。
セントポーリアの展示会も普通に行われていて平和そのもの(つまり日本の報道は嘘)
キエフ(キーウ)の街中ではのどかで、どこにミサイルが落ちてきたんでしょうね苦笑




ピートモス用土ですが、植え付け1ヶ月程度の根はこんな感じです↓








3オンスプラカップ(2号ロングポット相当)
こちらメルカリで購入された方にお送りしたロシア種です。
用土が乾いていないので、根が見づらいかも?
このくらい根が張れば合格点かなぁと思います。
フカフカしてそうでしょう?通気性もとても良いです。
しかしこの用土を作るのに約1ヶ月ほどかかるのが難点。。。
大量に作ることもできません。
ウィック栽培だとこのままで良いのですが、上から水やりの通常栽培だともっとピートモスの割合を増やさないと乾燥が早いです。
ペレポストと違い、乾燥をしても大丈夫です。
ただセントポーリア(どんな植物でも)乾燥させすぎるのはNG。
理由は乾燥で根が痛み、そこへ水やりで水分が入ってくると根腐れにつながるからです。
また、乾燥させて液肥をやると同じく根が痛みます(私はやらないけれど殺菌剤などの農薬、薬浴も同じ)
肥料を与える時は必ず湿らせてからが鉄則です。
またピートモス用土では、液肥や肥料は少なくです。
保肥性が高いので濃度が高いと肥料焼けして最悪枯死しますのでご注意下さい。
ロシア、ウクライナの方の施肥はウィックの場合、液肥1000倍とあったらその4倍、つまり4000倍です。
またウィック栽培の場合、容器に常に薄い液肥を入れておくわけではなく、普通の水やりのように施肥されている方も(月1回程度)
容器は水のみ。
考えてみればわかりますが、常に土壌に一定濃度の肥料が存在しているというのもおかしな話ですよね。。。
肥料を消化できるほどセントポーリアが元気なら良いのですが。
しかもウィック容器の水は全てセントポーリアが吸収しているわけではなく、かなりの割合が水の蒸発で失われているとみています。
そこに濃い肥料を入れていたらどうなるでしょうね。。。
濃縮されて用土に蓄積していきます。
そうなると、セントポーリアはどんどん弱ってしまいます。
セントポーリア(植物)はやっぱり根が命ですね。
これらのバランスが崩れるとすぐに病害虫にやられてしまいます。


あと土壌のphがアルカリ性に傾いてもNGなんです。
セントポーリアに最適なphは5.8〜6.2と言われています(5.5〜6.5の範囲)
肥料を与えても葉の色が薄い場合、phが不適切な場合があります。
葉が黄色っぽい、薄い=窒素不足とは限りません。
窒素を吸収できないのかもしれません、あるいは硫黄不足でも同じ症状が出ます。
詳しくはそのうち書こうと思います。

セントポーリアの葉挿し

2023-03-02 | African violet (Saintpaulia)セントポーリア
セントポーリアの葉挿し、みなさんはどのような方法で挿しているでしょうか。
私は至って普通、適当に葉を葉柄を長めに残してブスッとピートモス用土に挿すだけです。





こんな感じです。
え?葉柄は短めに残して挿すんじゃないの?
葉挿しはバーミキュライトやパーライト用土じゃないの?
そう思われた方もいらっしゃると思います。


確かに葉柄を短めに挿すほうが赤ちゃんの葉っぱが出てくるのが早いです。
葉柄を長めにすると、赤ちゃん葉っぱが出てくるのが遅いです。
でもロシアやウクライナの複数の方の葉挿しを見たらみなさん葉柄は長めでした。
ウクライナの方が様々な用土で葉挿しの実験をしていましたが、1番成長が良かったのはピートモス
1番成長が遅いのがパーライト、バーミキュライト挿しのものでした。
そもそも、ロシアやウクライナの栽培家はバーミキュライトは使っていません(ほぼ見たことがありません)



こちらはおそらくトルコの方





余談ですが、ロシアやウクライナの方御用達のピートモスは日本でよくある粉状のピートモスではなく
ある程度繊維が長めのピートモスです。
私もそれを使っています。
ロシアの栽培家御用達のピートモスはドイツのメーカーのクラスマンかアグロバルトでクラスマンがNO1です。
実はクラスマンのピートモス、最近日本に入ってきたんですよ。
2020年に日本に支社を設立とありますので、本当に最近です↓




なぜかリンクを貼れないのでスクショで。
ご興味のある方は楽天で検索してみてください。
Ph調整済のピートモスです。
私も使ってみたいのですが、バルト産のやや繊維のある酸度未調整ピートモスを自分で調整して使っています。
こちらクラスマンのピートモスもバルト産です。




話が逸れましたが…。
では葉柄を長めにして葉挿しするとどうなるのでしょうか。
こちらをご覧ください↓





葉柄を1〜2cm程度と短くカットして挿す方法と、葉柄を長くとって挿す違いがおわかりいただけたでしょうか。
わかりづらいでしょうか。
では横から見てみます↓






セントポーリアは葉柄を長めに挿すと、赤ちゃん葉っぱが中心に密集せず、離れた場所から生えてくる事が多いのです。
そうすると、ぎゅうぎゅうにならず1つ1つが大きめに育ちます。
大きく育ったものからポットに植えて、まだ小さめのものはそのまま育てることができるのです。


もちろんこの間は一切の肥料は与えません。
理由は親葉が赤ちゃん苗に優先的に栄養を与えようと頑張るからです。



だいたい、このくらいのサイズになったら親葉から赤ちゃん苗を切り離しポットに移植します。↓






2オンスプラカップと、3オンスプラカップ(2号ロングポットと同じくらいのサイズ)





移植前はこのくらいのサイズです↓





指がライトの加減で赤く不気味に写ってしまい…。
大きく育ててから移植したほうが成長も早いです。
親葉が枯れたりしない限りは葉挿しから半年程度、移植せずそのまま植えっぱなしです。
ポットも鉢増しして7cmくらいのポットに植えます(上記が5オンスプラカップです)
YouTubeでリンドンのオーナーが葉挿し苗の移植を実践して見せていましたが
移植に使った葉挿し苗は、葉挿しをして半年後の大きく育ったものでした。
因みに実験的にこの画像の苗は移植せずにずっとそのままで育ててみようと思います。
そのまま成長して開花すれば、沢山のお花が咲くかも?




中央アジア在住の日本の方が、葉挿しをわけずそのまま植えてたくさん咲かせているのを見て試してみようかと思いました↓
















セントポーリアは(どんな植物も)ああしないといけない、こうしないといけない、ということはなくて
色々試して自由に栽培してお花を愛でるものだと思います。
我が家では害虫がつかない限り殺虫しませんし、ましてや殺菌剤なんて使ったことがありません。
それでも普通に育つし咲きます。
日本人は管理されるのが好きなのか、ワクチンも自分から腕を差し出しますし(栽培家と医療、ワクチンは親和性が高いと思います)
植物栽培も教科書通り毎月の殺虫殺菌が当たり前です。
本当にそんなことが必要でしょうか?
なぜ害虫が異常に蔓延り病気になるのか考えたことはありますか。
栽培家でも管理栽培のようにきっちり農薬を使い、ご自身に何か症状が出たら薬をすぐに飲む、病院へ行く方は、ご自身も病気がちな気がします。。。





ズボラ趣味栽培ですが、色々開花を控えています↓





にゃんこ達にやられないようにストークのついてきたセントポーリアはワーディアンケースにあります。
入りきれないので殆どが棚✖️2にもあります。
苗を含め数えてみたら250鉢以上ありました…。(葉挿し除く)