26日彼岸明け函館北斗新幹線駅から車で15分ほどの大沼にある北緯42度の標より見た眺め
湖面にゆらぐ雲
26日は新月、木星と地球が最接近する日
東の夜空に明るい星の少ない秋にひときわ明るく輝く木星
湖面の映りこみの方が明るく見えます
27日今日は、太陽の反対側になる衝をむかえ一番明るくなります
お彼岸の前半は、天候がぐずつき
カルガモとカンムリカイツブリでしょうか?
お彼岸の中ほどは、染まる雲を追いかけて
すすきを見つける頃には、色がうすれ
ちょうど函館空港の発着場所
お彼岸の後半は、函館空港近くの香雪園のエゾリスを訪ね
クリやクルミが落ちてくる季節なので、日が高くなっても元気に走っています
エゾリスのしっぽ
クルミを食べる時はおとなしく
右耳が短いのは、歴戦の証でしょうか
イカルは、いっぱいいたのですが一羽しか撮影できず
25日も木星を撮影しようと大沼にいったのですが
晴れていた空が、陽が落ちると雲が一面に広がりました
お墓のある聖公会では、墓参りは11月の初めになります
それで、お彼岸は何となく朝日夕陽をもとめて身近な所を散策していました。
エリザベス女王の国葬を行ったイギリス国教会(聖公会)に関する聖公会東京区の説明を紹介すると
聖公会が生まれた英国の時代的状況は、信仰的にも政治的にも混乱の真っただ中でした。当時聖公会はローマ・カトリックとプロテスタントの諸要素を包容し、かつ一方にかたよらない「Via Media」の精神でその独自性を保持してきました。このように生まれた聖公会は「改革したカトリック教会」「教理に寛大な正教会」「カトリック伝統を維持しているプロテスタント」であると言われています。「Via Media」を直訳すると「中庸」という言葉になり、両極端の間でバランスを保つ、というような意味ですが、「中道」という訳もあるため真理を求めて「道」のただ中を歩み続けることをも意味していると言われています。おそらく「Via Media」は真ん中の道を意味しているのではなく、両極端を全て受け入れ包容しながら新たなる道を模索していくことを意味しているでしょう。
秋分の日は、バランスを保つことを祈る日のように思えます