昨年7月1日23時45分に安平で震度5の地震が発生
前後に起きた地震の発生時刻の総和が5になりました。
不思議に思い震源地に近い静川縄文遺跡を訪ねると
雲の割れ目に太陽の眼差しを感じる夕陽に巡り合いました
雲の中から徐々に照らし出される草花大地
黄金色に輝いていました
その地は竪穴住居とは別の丘に作られた祈りの間
時を経ても祈りがしめす曼荼羅のように感じました
なんとなく夏至の日は静川遺跡を訪ねようと思っていました
静川遺跡を訪れるのは三度目ですが一度は必ず豪雨に会い
一度は晴れ間に恵まれるのですが、今回は雨
じっつくり遺跡で縄文の暮らしを水心に問うてみました
浮かんできた言葉は 「 悠 久 」
なんとなく縄文時代は土器というイメージがありますが
石器も多く使われています
何気に石器時代を検索すると
オークニー諸島新石器時代遺跡
リング・オブ・ブロッカー
新石器時代といっても紀元前3000年頃なので縄文晩期時代と同じです
縄文環状列石と形状は異なりますが祈を石に捧げていたという気がします
悠久より続くより続く祈りの文化、洞窟壁画やストーンサークル
現在は失われた悠久という、古へと結ばれた感性
遺跡は残っていても悠久の感性が無ければ伝わらぬもの
過去と現在、未来が結ばれていないという思考が現在の歪みを産んでいるように思えます
縄文の地に立つと、悠久の何かが現れるような気がします
メイズハウは紀元前2700年ごろの円墳。
ストーン・オブ・ステネスの1.5km先にあり、直径35m高さ7mの巨大な羨道墳です。
内部の玄室の精巧な石組はピラミッドを思わせます。
最大の特徴は冬至の前日に夕日の光が当たると、内部が照らされるように入り口が設けらている
星の配置も大きな意味があると囁いているようです