図形曼荼羅好きな方 (^O^)/

ラピスラズリの蒼とトルコブルーの重なりに魅かれます。色と形は何かを現わすような気がします。

秋の夕

2023-10-26 19:26:06 | 日記


夕刻にお日様と雲の動きが重なり







光芒が変わってゆき







色々な色合いをみせてくれました







道南恵山の夕暮れ







紅葉のはじまったツツジの山並みと火山の山が隣り合い







穏やかなススキとツツジの平原











その向かいに瑠璃色の袈裟を着た仏様







恵山の火山と草原の境には、菜の花の沖でドラマ化された高田屋嘉平が航海の安全を祈願した仏様や色々な仏様








道南の紅葉は、匠の森ではツタウルシが赤くなり







まだ、同じ場所でも緑と紅葉







温度差のある道路脇の紅葉だけ進んでいるようです





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津軽 南部 秋田の縄文遺跡を偲ぶ(4)

2023-10-22 20:47:26 | 日記




八戸市是川縄文館には保存状態の良い発掘品が多数展示されています















現在でも一級品とされそうなもの












南部鉄器のデザインを思わせるような












状態の良い色々な漆製品
















大事に使われていた合唱土偶














様々な土偶











南部にある一戸から九戸まで続く地名









ちょっと見づらいですが、一戸から六戸までほぼ北に進み

四戸は八戸の近くにあったのか?

八戸から北西方向に六戸、七戸があり

八戸の南西方向に九戸

九戸の横に一戸

「戸」とは「牧場」の意であるとも言われる。
戸制が施行された地域は「糠部の駿馬(ぬかのぶのしゅんめ)」といわれた名馬の産地で、馬がどの「戸」の産かを示す
「戸立(へだち)」という言葉も生まれるほど珍重されたとあります


大森勝山縄文遺跡と岩木山を結ぶ間にある大石神社には多くの馬を祀る祠があります










馬は祀られる大切なもの



十三湖や伊勢堂岱では北斗七星が北西に輝き











南西の方角には天の川







数で人を象徴する土版







六を目に見えぬ対峙する二つの三


七を北西にある北斗七星への祈り


八は存在する二つの表と裏の四角(土版)作る空間


九を命の集合,南西にある天の川に帰り一のはじまりに戻る



生と死の空間8から北斗七星の北西に向いて祈り

天の川の南西に還ってゆく


古神道の一二三祝詞

ひふみよいむなやこともちろらね

しきるゆゐつわぬそをたはくめか 

うおえにさりへてのますあせゑほれけ


北斗七星を祀る北辰信仰、妙見神社が文字を使わぬ古へからあり



祀られていたかもしれないと思えた津軽 南部 秋田の縄文遺跡巡りでした



つらつらと連想したことをつい書いてしまいました












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津軽 南部 秋田の縄文遺跡を偲ぶ(3)

2023-10-20 18:13:30 | 日記



秋田県米代川沿いにある伊勢堂岱縄文館にはデフォルメされた土偶やリアルな土偶が色々展示され






遮光土偶さえデフォルメの一つと思えます

















伊勢堂岱遺跡のシンボルになっている三角形の板状土偶








造形のなかに祈りを注ぎ込むような形











〇△◇あれば曼荼羅が描ける







色々な玉が使われ







舌状大地に4つの環状列石







白神山地方向の手前の山々を向いて








ちょうど北斗七星が山の上に輝きます







遺跡は、電気柵で進入できなかったので遺跡横の道路から

遺跡からはちょうど街燈が木に隠れるのですが




同じ秋田鹿角市にある大湯環状列石の夜明け前







夜の冷え込みで霧が流れ







古への夢を誘います








有名な万座環状列石と野中堂環状列石の日時計を結ぶと夏至の日の日没方向を示す



そんな大湯環状列石の発掘品はシンプルな印象











一番の発掘品とされる







一の口、二の目、三の右手、4の左手、五の消化

一は下部の底まで穴でつながり、裏側の右と左に三があり六



そんな大湯環状列石は昔は秋田ではなく南部


南部といえば一戸二戸三戸四戸(かつて八戸近郊)五戸六戸七戸八戸九戸がありますね





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津軽 南部 秋田の縄文遺跡を偲ぶ(2)

2023-10-18 21:34:07 | 日記


岩木山の麓にある大森勝山縄文遺跡











広々とした丘の上にある環状列石、冬至に岩木山山頂に太陽が重なる姿が右端







環状列石から、まっすぐ岩木山を結ぶところに大型竪穴建物











中央には炉の跡







環状列石はレプリカが置かれ、時間に関係なく入ることができます

外光のない場所で天の川の撮影に良いと思ったのですが

熊さん出没中なので遠慮しました






朝の岩木山、赤倉沢を伝う赤倉登山道があります

















意図を持って整形整地され石が配置されたようです







環状列石の横を流れる小川







大森勝山遺跡の道を登った先に赤倉登山道があり、入り口に大石神社







古い山岳信仰を示すように創建1200年の記念碑






その先には赤倉山神社があり







明治以降から昭和40年代ころまでに建てられた20以上のお堂があります







登山道を少し登ってみると







木漏れ日のあたる先に空海様







途中には空海像や空海が祈祷した平安時代の征夷大将軍坂上田村麻呂像がいくつも建てられ

赤倉山は、青森つがるのかみさまの霊場のような場所のようです


イタコとの違いは

イタコが死者の霊を憑依させる死者の口寄せ「ホトケオロシ(仏降ろし)」なのに対して

カミサマは、天啓と言われる神からのメッセージを伝えるために神を憑依させる「カミオロシ(神降し)」を行う

青森県の津軽地方で信仰されている、「イタコ」と同じ「憑依巫女」で、別名「ゴミソ」とも言われるそうです



文字として残された時間よりも、文字として残されていない永い時間があるのではと思えるのですが















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津軽 南部 秋田の縄文遺跡を偲ぶ(1)

2023-10-16 21:43:47 | 日記


縄文海進により十三湖は現在よりはるかに大きく津軽平野に広がっていました

岩木山麓にある弘前市に隣接する鶴田町にある富士見湖からの風景

十三湖の方角から岩木山はきれいな富士の形

縄文時代には水辺に写る岩木山を眺めていたように思えます

13日から15日まで津軽、南部、秋田の縄文遺跡を訪ねた紹介を何回か続ける予定








夜には見事な天の川が岩木山から立ち昇り


外光のない縄文時代はさぞかし美しかったのでは



遺跡の分布は、広がった十三湖の回りに作られ











最近、他の縄文遺跡の話題が多いため少し影の薄くなった遮光器土偶













亀ヶ丘遺跡の発掘した物は、江戸時代から弘前藩から江戸へ献上され







津軽の人は、土偶のことを人形と呼ぶと遺跡解説の方が話していました







縄文晩期の土器は現在の器と形やデザインは遜色ないと思っていましたが

接合して土器を作っているのは初めて知りました











漆は土器や木製品に色々使用されています

亀ヶ丘遺跡の展示品は、色々な個人所有の物を借りているそうです

昔から、骨董品として流れ、是川縄文遺跡館のように個人の所有でなかったため散逸したようです



十三湖の湖岸より北を眺めると北斗七星がすぐ湖の上に







電気のない縄文時代は、水面にきれいに写っていたのでは


次回は、岩木山麓にある大森勝山縄文遺跡の予定です








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