図形曼荼羅好きな方 (^O^)/

ラピスラズリの蒼とトルコブルーの重なりに魅かれます。色と形は何かを現わすような気がします。

蟄虫培戸

2019-09-29 14:45:03 | 日記



秋分次候   9月28日~10月2日


外で活動していた虫たちが冬ごもりの支度をはじめる頃。
虫たちは秋冬が終わるのを、約半年間も土の中で静かに待ちます。
そして、啓蟄の頃に再び姿を現します


24節季72候  暦生活より


朝日に染まった雲を見て秋色に染まって行く


自然の移ろいを観じていたところ


蟄虫培戸の言葉に魅かれました


虫たちは半年の眠りに入る


それから秋の実りがはじまる


循環する視点



一方的な思考には



出したものが返ってくる実りの時期なのか








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台風前に秋分の遺跡散策

2019-09-23 13:47:43 | 日記




秋分の日は台風で大荒れになりそうなので一日早く函館空港縄文遺跡を散策してきました





函館山を望むと何か気の流れを観じる雲が







休耕地や雑木林では鹿数頭と野鳥の群れがお出迎え


鹿は撮影に失敗しましたが、なんとか野鳥の群れを撮れました







空には幻日環がお迎えしてくれました






一面に流れを観じる雲が広がっていました






夕陽を撮影するのに少し離れた清水山の麓に移動









何か気の流れを観じる雲だなと眺めていました









するすると函館山の白い筋雲が延びて行きます










以前、夏至の日の夕陽を撮影していると同じように函館山からするすると雲が延びて龍神様が撮れたことがありました




ふと頭上を見ると










前回と同じように覗かれていました














鮮やかな髭と目








秋分、夏至の季節、夕陽を祀っていると龍神様は答えてくれるようです








冬至の明け方まっすぐに光が差し込む ニュウグレンジ 














春分、秋分の朝日が差し込むイムナイドラ神殿











いにしへの祈りに想いを巡らすこともおもしろくなりそうです








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秋分の夕陽 白石の鼻

2019-09-21 11:48:52 | 日記




四国松山の白石の鼻では秋分の夕陽のイベントが開催されるようです


お彼岸を仏事とし

日本の伝統である秋季祖霊祭であることを隠された慣習


巨石に星の命を観じ、山の神、海の神と会話する祈り


そんなイメージを探し、秋分の朝日夕陽に遺跡を散策してみようかと




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満月と十五夜

2019-09-14 12:04:51 | 日記





今年の中秋の名月旧暦の8月15日は


満月である月齢15日とは一日ずれます


太陽太陰暦と陰暦の違い





気象は気が象ると感じていますが


大きな被災の後にでる言葉は想定外の状況という言葉


火の国、肥の国は一万年以上昔からの阿蘇の噴火から学んだ思考



阿蘇最大の噴火は9万年前


大規模噴火の最後は3万年~1.5万年前





昭和新山を記録した九州出身の三松氏は


かつて我々の先祖は火を噴く山を神の住まう山と崇めた


という言葉を昭和新山記念館の正面に飾られています







自然の息吹を


十年、百年単位で考えてはいけない


縄文時代の海進では海面の高さが5メートル高く


1.9万年前の氷河期の海面は百メートル以上低い





10年50年の経済効率で意思を決めるのではなく


神の名に命を付けた命を尊ぶ視点からの想定




ピラミッドや古代遺跡が天体や太陽の位置と関係するのは


命と自然を結ぶ聖地であったような気がします




なんとなく最近、自然を撮影してます


9月8日 月と土星の接近

















私のカメラではけし粒ほどの土星ですが


天体望遠鏡で撮影した方にきれいな土星の輪を見せていただきました

インドネシアでは重なるそうです








霧に融け込む駒が岳


反対側の夕陽








緑に融け込む鯉







連結トンボ







トンビ








流木の亀










星、大地、命がすべて結ばれていると祈る時代があり




そのためのツールが暦のような気がします












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24節季 白路

2019-09-08 09:49:27 | 日記



陰気ようやく重なりて露にごりて白色となれば也


24節季によく引用される1787年(天明7年)江戸で出版された暦便覧


現在であれば、昼と夜の温度差が大きくなるため露が降りる頃


という表現でしょう。


目に見えぬ水蒸気が目にみえる露に天(あめ)地(つち)のはたらきにおいて産まれる


それを江戸では陰気重なりという感性に現わしたのでしょう


秋の実りを産む天(あめ)地(つち)のはたらき




そんな視点で暦便覧を見直すと


立春 (りっしゅん) 春の気たつを以て也

雨水 (うすい) 陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となれば也

啓蟄 (けいちつ) 陽気地中に動き、ちぢまる虫、穴をひらき出れば也

清明 (せいめい) 万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれる也

穀雨 (こくう) 春雨降りて百穀を生化すれば也

小満 (しょうまん) 万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る

夏至 (げし) 陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを以て也

立秋 (りっしゅう) 初めて秋の気立つがゆへなれば也

処暑 (しょしょ) 陽気とどまりて、初めて退きやまんとすれば也

秋分 (しゅうぶん) 陰陽の中分となれば也

寒露 (かんろ) 陰寒の気に合って、露むすび凝らんとすれば也


霜降 (そうこう) つゆが陰気に結ばれて、霜となりて降るゆへ也

立冬 (りっとう) 冬の気立ち初めていよいよ冷ゆれば也

小寒 (しょうかん) 冬至より一陽起るが故に陰気に逆らう故益々冷る也




陰陽の気が、天(あめ)土(つち)のなか万霊万物に結ばれるという視点


江戸の日本の感性は自然の中に気のバランスを見出す感性



今のみえない気に目もくれない状況にバランスをとる智慧かもしれない




さらに失われた日本の感性といえば


神代の昔から代々伝えられた


万葉集に広く共通する



すめらぎのいつくしき国であり言霊のさきはふ国


すめらぎの霊妙な祝福する言葉を唱えるならば


言霊のはたらきによって幸が実現する


いつくしきという言葉は霊妙、霊威、荘厳という意味から


室町時代以降、大切にする「いつく」や慈愛の「うつくし」との混同が生じ


更にそれが進むと「いつくしむ」という動詞まで派生し


逆に本来的な霊威の概念は後退


スメル(統める)霊妙なる感性があったからこそ


日本に住む人すべて歌った万葉集


日本の感性の源はすべての万霊万物と調和する霊性ではなかろうか





吉田神道を大成した神道家吉田兼倶は


問ふ。何ぞ神道ト謂はずして真道と謂ふぞ哉。

答ふ。神(カミ)トハ善悪邪正、一切霊性の通号也。


『唯一神道名法要集』











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