図形曼荼羅好きな方 (^O^)/

ラピスラズリの蒼とトルコブルーの重なりに魅かれます。色と形は何かを現わすような気がします。

皆既月食は赤銅色

2021-05-26 23:10:36 | 日記



皆既月食を撮影


石倉の砂浜から駒が岳の上に欠けた月
















赤銅色から銅のことが気になり青銅を検索すると



青銅器時代の青銅製の刀剣は黄金色程度の色彩の青銅
中世・近世の銅鏡はもろい白銀色の青銅ではなく強靭な赤銅色の青銅
水銀で磨いたうえでアマルガムを生成させ、鏡面とする方法が主体


弥生時代の国産鏡には錫の含有量を下げて黄金色に鋳造し
太陽を模したのではないかと考えられるものがある


主に利用されていた道具の材料によって石器時代、青銅器時代、鉄器時代と3つに区分する考え方
青銅器時代は多くの文明において国家形成の開始された時期に当たり、世界最古の文字が発明されたのもこの時期


銅は柔らかくて道具として使えないが、スズを混合することで銅より硬くなり、研磨や圧延などの加工ができる


赤銅色はその多彩な色のなかで、強靭な鋼を求める色


月は心の底を結ぶ陰の象徴


皆既月食の赤銅色は


心の底を強靭に練ることを求めてはいないか





昨日、青銅色のニホンカワトンボを撮影できました






















残念ながら柔らかく飛ぶ姿は撮影できませんでしたが


雄の茶色の羽が飛んでいるところは柔らかい銅の色に見えました



柔らかく柔軟に練る思考を連想する皆既月食でした








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ただしさとは おろかさとは  

2021-05-20 10:45:45 | 日記



ただしさとは

おろかしさとは

それがなにか

みせつけてやる



コロナに、おろかしさとはなにか


みせつけられていないだとうか


色々浮き上がる不都合な事情




ただしさとはなにか


ソクラテスが反証しようとしたデルポイの神託


世の賢者といわれる人は専門外のことを知らない自覚がない


ただしさを求めて進むと権力者の反感と憎悪に合う



オリンピック発祥の地は神託に基づく国


「神のみぞ知る」という言葉を弁証してゆくと


神々への崇敬と人間の知性の限界を知る







誰もが戦争に進み行くなか


一人、火山を計測し続けた三松正夫氏


戦況が悪化すると機を重ねるように活発に火山活動を起こす昭和新山


不吉の予兆と警戒する警官の目をくぐり火山活動の記録を続ける


戦後、稀重な火山記録MIMATUDAIAGURAMとし世界に評価されます


その三松氏は著書の中で「地球は生きている」


未知のなにかに目を向け


自然を愛する意義に気づいてほしいと、書かれています


18日に撮影した昭和新山







山頂まで噴煙が登っていました





固められた地にとらわれず水心でいたいものです






















久しぶりに訪ねた静川縄文遺跡は広い地平線のはるか向こうに夕陽が














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陽性率の一番低い出雲

2021-05-12 19:30:12 | 日記



注目されるコロナ、 感染率の高い所ではなく


目の向けられないコロナに感染しない累計陽性率が気になり計算しました


       %
1 島根 0.054
2 秋田 0.058
3 鳥取 0.070
4 岩手 0.085
5 新潟 0.111
6 福井 0.121
7 富山 0.132
8 あおもり 0.136
9 山形 0.142
10 愛媛 0.149
11 高知 0.154
12 鹿児島 0.155
13 山梨 0.157
14 香川 0.160
15 長崎 0.180
16 静岡 0.185


陽性率の高い方は

10 奈良 0.515
9 福岡 0.521
8 京都 0.525
7 埼玉 0.548
6 千葉 0.553
5 神奈川 0.611
4 兵庫 0.638
3 沖縄 0.914
2 大坂 1.013
1 東京 1.085



東京との交通の不便さによるという見方もありまが


岩手県のみコロナ感染者0が長く続いたのには


その伝統にもとづく暮らし方に違いはないだろうか


陽性率最低の島根


島根といえば出雲


出雲の象徴 大国主命は


日本の国土を開拓され国造りにはげまれた


その結びの大神の像に書かれている


大国主命が海に向かい修養しているなかで


海の向こうより光りかがやくみたまが現れ


「我は汝の幸魂奇魂(さきみたまくしみたま)なり」と語りかけます


幸魂は、人を幸せにする神霊
奇魂は、不思議な力を持って物事を成就させる神霊


大国主は得心し、自らの幸魂・奇魂を祀ります



陽性率3番目に低い鳥取は

鳥取県に含まれる因幡国よりも島根県に含まれる出雲国と、古代遺跡の類似性、方言などの文化的共通点が多いため、雲伯という地域区分がある。
また、中国地方最高峰の大山を境にして、東伯(県中部)と西伯(県西部)に分かれる
鳥取の大千は出雲富士と呼ばれる
伯耆国風土記によると手摩乳、足摩乳の娘の稲田姫を八岐大蛇が喰らおうとしたため、山へ逃げ込んだ。その時母が遅れてきたので姫が「母来ませ母来ませ」と言ったことから母来(ははき)の国と名付けられ、後に伯耆国となった

文化の違うとされる因幡は因幡の白ウサギの大国主の神話を残す地




陽性率の低い567は新潟、富山、福井


名古屋、仙台より東京に近い新潟が岩手に次いで5位



「奴奈川姫(ぬなかわひめ)」は『古事記』や『出雲風土記』などの古代文献に登場する
高志国(現在の福井県から新潟県)の姫

『古事記』では出雲国の大国主命が沼河比売(= ぬなかわひめ?)に求婚に来た、とあり、また、『出雲風土記』では天の下造らしし大神(大国主命)が奴奈宜波比売(=ぬなかわひめ?)の命と結婚して御穂須々美(みほすすみ)命を生み、この神が美保に鎮座していると記されています。


はるか いにしへより出雲とご縁があった


火焔土器とヒスイの大珠

日本の縄文時代中期の土器を代表する芸術性の高い火炎土器と、高度な穿孔技術と研磨によって製作された緑白色で美しい縄文の宝石・翡翠製大珠を通して、縄文人の精神、縄文文化の広域な交流、交易を示す

翡翠製大珠は、原石の採れる新潟県南部から富山県北部に硬玉を製作した遺跡が存在

火焔土器は、信濃川流域の新潟県、長野県北部で発掘される




島根県とほぼ同じく陽性率の低い秋田県


秋田には日本の縄文時代環状列石の4割が有ります


環状列石は祀りを行う場


日高見国は、日本の古代において、大和または蝦夷の地を美化して用いた語。
『大祓詞』では「大倭日高見国」
『日本書紀』景行紀や『常陸国風土記』では蝦夷の地を指し大和から見た東方の地

秋田県大湯環状列石をみると日高見の国を連想します


蝦夷地というと2秋田4岩手8青森9山形

大和朝廷の中央政権とは異なる伝統に基づく蝦夷



次に続く10愛媛11高知14香川の四国


愛媛県白石の巨石群
海面上に浮かぶ神秘的な花崗岩の巨石群
岩の中央部の空洞から春分、秋分の前後の数日間に夕日が差し込む


高知県土佐清水市
足摺岬の山の中に不思議な巨石群が林立する「唐人駄場遺跡」
唐人とは異人、駄場とは平らな場所という意味
付近からは縄文~弥生時代の石器や土器などが多数出土


四国お遍路の由来
讃岐でご生誕されたお大師さま(弘法大師・空海)もたびたびこの地でご修行をされ、八十八ヶ所の寺院などを選び四国八十八ヶ所霊場を開創された
空海が室戸岬の洞窟、御厨人窟に籠もって虚空蔵求聞持法を修した伝説


東京、神奈川県、埼玉県に隣接する山梨県は13番目に低い


長野県南部から山梨県に広がる八ヶ岳 黒曜石縄文遺跡

八ヶ岳を中心とした中部高地には、ほかでは見られない縄文時代の黒曜石鉱山があります。鉱山の森に足を踏み入れると、そこには縄文人が掘り出したキラキラ輝く黒曜石のカケラが一面に散らばり、星降る里として言い伝えられてきた

新潟長野の火焔土器と同様なデザイン性を示す長野山梨の水煙土器


八ヶ岳縄文遺跡群のある諏訪神社のご祭神は建御名方神(タケミナカタ)
タケミナカタは、大国主命の御子神であり、古事記と新潟県糸魚川市に残る伝承では、大国主命が、八千矛神と呼ばれた時代、高志国(こしのくに:北陸一帯)の沼河に住む美女の噂を聞きつけ、一緒になったのが、沼河比売(ヌナカワヒメ)で、その時に生まれたのが、このタケミナカタという。妻は八坂刀売神(ヤサカトメ)で、元々は、その語源を水潟(ミナカタ)とし、水の神と考えられている部分もあるが、一般的には、力持ちの神として有名となっている。そのため、タケミナカタは、日本三軍神のひとつで、日本第一の軍神にも数えられてはいるが、実際には、国譲りの話では、建御雷神(タケミカヅチ)に全く歯が立たず、敗走している
では、何故、タケミナカタが武神としての崇敬を集めているのか、一部には、タケミナカタの力とは、単なる攻撃的な力の象徴とは異なるからと言われている。それは、タケミカヅチが、圧倒的な強さを誇り、国譲りを宣告してきた時、その最初の交渉にあたった事代主命は、即座に降参してしまう有り様だった。そんな時に、タケミナカタは、臆することなく、戦いを挑んだ(この時の勝負が相撲の起源と言われる)、その勇気、それこそが、このタケミナカタの最大の力と言われている。これは、ある意味、非常に日本人的な発想なのかもしれないが、この相手が巨大であろうとも挑むその不屈の勇気というものを、このタケミナカタに求めていると言われている。
御柱祭は、時には死者も出る非常に危険な祭りで有名である。そんな危険な祭りに挑むのもある意味、こうした不屈の勇気を与える諏訪信仰ならではのものと言う








日本全国に縄文遺跡はありますが、コロナの反対から見ると何かを現わしていないだろうか


世界から見るとコロナの流行する国は


市場経済に染まった国


かつての覇権国家


かつて建国した文化を生かさぬ国




コロナは今まで合理的と思っていた幻想をはがす側面はないだろうか



ただインド変異型はパターンが違うような





なんとなく呟きたかったことを書いてしまいました。







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新緑

2021-05-05 14:56:42 | 日記


立夏


緑が生い茂って行くころ


なんとなく新緑を探して散策












足が向いたのは旧石器から縄文、続縄文、擦紋時代まで遺跡があった舘野の山間


北の地では弥生の影響は少なく


ただ縄文時代の祭儀に使われたと思われる石器や土器は少なくなります


今は山や自然を祀る心が失われた究極のような



失ったものは取り戻すと解決するはずですが


コロナ対策が有るとしても実施されないのはなぜか


皇室の婚姻に「まこと」を求める人が「まこと」を求めて生きているだろうか


緑が映える頃にはどうなっているだろう



なんとなくたたずむ鳥の姿に魅かれます












月光のように右往左往がありそうな













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