オシマオオルリオサムシ
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子供の頃 蝶の収集にはまり
対称的な図形や宝石のような色彩に魅かれていました
50年ぶりに写真展の会場で昔集めていた方に会うことができました
その方は高校の教師のかたわらずっと収集を続けて昆虫の遺伝子検査まで携わっているそうです
オシマオオルリオサムシという世界でも北海道のみに生息する貴重なオサムシの収集
赤、青、緑、黄金と多彩な色の個体
玉虫厨子は釈迦の霊性を描き
釈迦の前世である「捨身飼虎図」も描かれ
前世からの霊性を示しています
オシマオオルリオサムシの生息地の千軒岳は隠れキリシタンの地
オシマオオルリオサムシの渡島半島の生息地は縄文の遺跡と重なります
古への想念の形のようにも思えます
紋様の拡大した部分はわび、さびの感性を連想させます
スラエシのクリスは霊性を守るための短剣
インドネシアには数種類のクリスがあります
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インドネシアの遺跡には霊性を求める形があるような気がします
トリバネアゲハにはトリバネアゲハ属
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そのインドネシアに生息する世界最大の蝶 アレキサンドリアトリバネチョウ
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メガネトリバネアゲハ
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ゴクラクトリバネアゲハ
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ロスチャイルドトリバネアゲハ
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アオメガネトリバネアゲハ
アカエリトリバネ属
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アカエリトリバネアゲハ
欧米の大富豪や貴族、学者まで大金を注ぎ込んだ
その分布はオーストラリア北部からインドネシア、マレーシア、東南アジア
それはかつてのスンダランドの地域
クリスが霊性を守るというのはかつて霊性を尊重する文化があった
その霊性を尊重する文化圏で極楽蝶が舞っていた
そんな空想を50年ぶりにお会いした方から思い出しました