木曽三川の河口から揖斐川の右岸を約12Km程溯ると三重県企業庁の工業用水取水の橋が見えてきます。この西側の 自然豊かな 田園の中に内観道場で有名な専光坊があります。このお寺は藤原時代の藤原家の流れをくむお寺で約500年の歴史があるそうです。現在の住職は23世宇佐美秀慧和尚で既成の宗旨宗派にとらわれず禅と念仏の内観道場として布教に励んでみえます。
私がこのお寺とご縁が出来たのは情緒障害者の教育で有名な戸塚ヨットスクールで障害事件が有った頃です。当時この専光坊でも情緒障害者の方々が内観(自己を見つめる)に励んでおられました。情緒障害の更生の寺としてマスコミでもこの事はよく取り上げられ大変有名になりました。私も時々雑用や仕事の関係で住職さんとお話をする機会も頂きました。最近は座禅と念仏を通じて多くの外国の方が訪れ自分の生き方を学んでいるそうです。今日は久し振りに専光坊にお伺いしましたが残念な事に住職さんは不在でした。詳しくはhttp://homepage2.nifty.com/senkobo/