中部国際空港(セントレア)と四日市港を結ぶYAL
定期航路が10月5日をもって廃止になった。YALの親会社の汚職事件と今年になって高騰した燃料費のダブルパンチで廃業になったそうです。セントレアと四日市港をわずか35分、運賃も片道1690円と大変便利でしたが残念です
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クリックして大きくして下さい。運行を辞めた張り紙が見える四日市浜園旅客ターミナルです。
広い駐車場は人気も無く寂しそう、今後どうなるのでしょうか。
こちらは桑名のセントレア行きのマイカル駐車場です、何とここから定期高速バスでセントレアまで約1時間、料金片道1000円でしたがこの路線も9月30日で運行廃止となった。
バスの待合室には運行中止を知らせる張り紙がデカデカと張られていた。
以前はこんなに豪華なバスで空港まで行けたのに残念だ。
2005年、愛知万博に合せて鳴り物入りで開港した中部国際空港(セントレア)、世界一を目指すトヨタ自動車をお膝元に抱え、トヨタ空港の異名をとったセントレア、開港一年目で黒字経営はさすがトヨタ方式の運営でした。しかしここに来て航空機の燃料高騰で相次ぐ路線縮小と欠航。最近になってアメリカの金融危機でさすがのトヨタも北米では前年比32%ダウンの大幅な販売不振にあえいでいます。この東海地方はトヨタがクシャミをすると中小企業は肺炎を起すと云われる企業城下町です。三年前は絶好調でしたが、あれから数年で今は景気が下降線、まさに諸行無常の社会情勢です。
何時までも有ると思うな「親と金」、昔の人は眼力の有る言葉で自分を戒めた、私は遠っくに「親も金も」無くなってしまった。これも「諸行無常」の人生、又楽しからずやでした。