ウサギと亀のイソップ物語を知ってみえる事と思いますが、この話、山に向かって競争を仕掛けたのはウサギでしょうか、亀でしょうか。若い年代の方はおそらくウサギと思うでしょう。
しかし
ウサギ 「もしもし亀よ 亀さんよ 世界のうちでお前ほど 歩みのおそいものはない どうしてそんなにのろいのか」
亀 「なんとおしゃる ウサギさん それならお前と駆け比べ 向うのお山のふもとまで どちらが先に駆け着くか」
意外や意外、仕掛けたのは足の遅い亀でした。本来なら負ける事か判っていて亀は何故ウサギに挑戦したのでしょうか。
途中で油断したウサギが寝込んでしまう事まで亀は先を見通したのでしょうか。この物語の本来の意味は何なのでしょうか。
亀はウサギに負けるとか、勝つとか問題では無かった、全力を尽くせば自分は負けてもよいと自分に云い聞かせてスタートしたのでした。全力で頑張ると天が味方をして奇跡を起こす事があります。しかし亀は奇跡を信じたのではなく無心に全力を尽くす事の大事さを知っていたのでした。御存じの様に亀は見事にウサギに勝ちました。 目出度し 目出度しでした。
http://www1.harenet.ne.jp/~tosinobu/kodomo/usagitokame/1.htm
ウサギとカメの童謡はこれで見て、幼い時を思い出して下さい。