三ヵ月に一度、京都府立大学付属病院で癌の再発検査をうける。三木教授(私の主治医)はにっこり笑って「今回も合格、記念にプレゼント」と云って私の膀胱内の写真を二枚下さった。
癌が出来ていると泡粒の様な物が写るのですが今回もお出ましにならずでした、もう一年程お出ましにならず、このまま治まって何処かに行ってくれれば良いのですが。
病院を出て早速お礼参りに上賀茂神社に行こうと車を止めた御所の駐車場に行くと何とも奇妙な松を発見。如何してこんな枝ぶりに成ったのでしょうか、自然(神)の力は全く奇抜でユーモラス。
円錐形の砂山が二つ並ぶ境内は雨上がりでリンとした身の引き締まる神域でした、調和のとれた簡素な建物と砂山は最高の美しさです。
誰しも神さんにお願い参りをするのですが意外とお礼参りは手を抜くものです、これは神さんだけで無く対人関係でも同じ。人にものを頼む時は平身低頭、しかし事が成就すると意外とお礼の挨拶を忘れるものです。しかし神さんはこれを大変嫌われます。
外の境内には「斎王の桜」が散り染めを迎えておりました、我が家の桜も立派ですがやはり神域の桜は遥かに立派でした。
バンザーーイ!!!
お礼参りの件、全くその通り。
常に感謝の気持ちを忘れないようにします。
この松は私の根性の上を行くひねくれようで、安心しました。
コメント有難う、この松、ひねくれているのでしょうかねぇ。松にもこんな芸が出来るのにと貴方は何やっているの、と問いかけている様に思ったのですが。