或る高齢の方との語らいです。
『70を過ぎた今、つくづく考えてみると自分は今迄何をやってきたのか?。働いて、働いて、そして今、我が家はもめ事ばかり』。外から見ていると立派な屋敷に豪華な大きい家、しかし家の中はもめ事ばかり。親鸞聖人はこの事を「火宅無常の世界」と言われた、家の中はもめ事ばかりで火事の様だ、と云う事です。
癒しの風景です
働く事が美徳の様に頑張ってきた、しかし結果は地獄の家庭、それでは原因は何か。その方はやっと夫婦でお互いに自分の『非』を認め合う会話に気づいた。死ぬまでに我が家が幸せに成れる道筋だけは着けておきたい、とその方は申していました、立派な事だ。自分を見失い相手ばかり責め合う家庭に女神は微笑まないと云う事は万国共通の訓えだ。
簡単そうな事が中々出来ない頑固者、それでも誰しも幸せになりたいと思っているのが不思議。
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