天皇陛下の靖国神社御親拝を希望する会会長

日本人の歴史認識は間違っています。皇紀2675年こんなに続いた国は世界の何処を探しても日本しかありません。

バターン死の行進から読み解くイオンとイオウの違い

2017-03-03 16:29:06 | 歴史


第2次大戦中の「バターン死の行進」の生存者、元米兵捕虜テニーさん(96)が死去とのニュースが流れました。


バターン死の行進とは第二次大戦中の日本軍によるフィリピン進攻作戦において、バターン半島で日本軍に投降したアメリカ軍・フィリピン軍の捕虜が、捕虜収容所に移動する際に多数死亡した行進のことです。

捕虜の虐待をテーマに両論入り乱れて決着が付かずテニー氏に関しては新聞各社情報はあまり多くでていません。



「殺人者ジャップを追い払え」と書かれたこのポスターは米軍の戦意高揚の為の戦時プロパガンダであり、絵で残虐さを表現しています。


バターン死の行進は昭和17年4月14日コレヒドール砲撃戦で大方決着がつき、日本軍は5月5日の夜に上陸作戦を実施。6日正午、マッカーサーの後任の司令官ウェーンライト中将が降伏を申し入れフィリピン戦は終了しました。既に米軍はこのとき食料が欠乏し、マラリア、デング熱や赤痢が蔓延している状態であり、捕虜輸送は半分以上が列車、トラックの輸送であって、歩く条件は日本軍も米軍、比軍も同じ環境であったとのことです。

120キロの道のりのうち歩いたのは42キロのみで、トラックや列車が使われていたこと。
捕虜の数が予定より多かった。
日本軍はティータイムまで設けていた。
比軍は地元民に紛れ逃亡する者が多く見逃していた。
など捕虜虐待とは程遠いものばかりの反論が多く、この事象も慰安婦問題同様に著しく誇張され、反撃の為に利用されたようです。

また米国本土での捕虜達の評判も悪くテニー氏ら元日本の捕虜となった人々は国内においても蔑まれ戦後はその戦争被害を訴えてきたようです。

テニー氏は生存者で作る団体「全米バターン・コレヒドール防衛兵の会」の会長で平成22年9月13日に、外務大臣の岡田克也が外務省で面会し、「非人道な扱い」と本人に謝罪をしています。

かたや、テニー氏は平成27年4月の安倍首相の米国議会での演説を傍聴していましたが、安倍首相発案の隠し球、スノーデンさんと進藤義孝議員との握手はスタンディングオベーションを受けています。



安倍首相の演説の年の8月のニューズウィーク日本版には、謝罪よりも重要な事があるということと題して、
『戦時中に日本軍が近隣諸国にもたらした被害を認識し、戦時中の日本軍の残虐行為や侵略、植民地支配を認め続けること。』

と結論していますが、極力安倍首相の演説、スノーデン、進藤議員の評価を避け、安倍談話への恣意的な注文を表明していたのでしょう。

明らかに岡田氏の謝罪が形だけのパフォーマンスで終わり、安倍首相の演説、スノーデン、進藤議員の演出がアメリカ人の心を揺さぶったか、その後の真珠湾スピーチでの寛容と和解を考えれば、非常に大きな布石となったでしょう。

田母神氏のツイート

2017-03-03 08:31:37 | 時事
『本日、田母神は逮捕されるようです。何とも理不尽さを感じますが、国家権力にはかないません。暫く発信できなくなります。』

とのツイートを最後に田母神氏が公職選挙法違反と横領の容疑で逮捕されました。





3月1日に以下のツイートで再開されております。

『長い間ご無沙汰致しました。これまで裁判の関係でSNSの発信を控えなければいけない状況でしたが本日から再度発信を開始致します。皆様には変わらぬ御支持をいただきまして本当に有難うございます。田母神は意気軒昂です。今後とも子供や孫の時代にも素晴らしい国日本を残すために発言して参ります。

昨年3月7日政治資金の業務上横領容疑で東京地検の強制捜査を受けましたがこれはその事実はなかったということで不起訴になりました。4月14日に公職選挙法違反 (運動員に金を配った容疑)で逮捕され9月29日まで5か月半東京拘置所に勾留されました。現在保釈されておりますが裁判中です。

裁判は3月10日に論告求刑、最終弁論があり結審の予定です。判決まではもう少しかかりそうです。報道されておりますとおり、私は身に覚えのない事ゆえ無罪を主張しております。拘置所に5か月半もいたので拘置所の状況もよく分かりました。拘置所コンサルタント業が始められるぐらいです。

皆様から裁判に関するメールや電話をたくさん頂きます。裁判の内容についてお知らせしたいところですが、保釈の条件もあり裁判の内容に関する私の意見等を表明することは出来ません。本日から私の裁判に関すること以外のいろいろな意見を表明していきたいと思っています。』





今回は田母神氏に関して思う所を赤裸々に書こうと思います。

再開された田母神氏のツイートをまだリツイートしていません。事の真相を深く知る者としてリツイートボタンを押すことに躊躇いがあるのです。
田母神支持者からは嫌われてしまうでしょうが、3月10日の結審を前にツイートを再開させるのはいかがなものか、という思いがあります。

去年の4月に最後のツイートが1.4万リツイートで、今年初のリツイートが3千弱です。最後と最初のツイートですから、極端に多くなっているとも考えられますし、恐らく私と同意見の方々が多くいるのだとも考えられます。

然し乍ら一概に言えませんが、フォロアー数が減ったにもかかわらず、リツイート数が逮捕前より増えていることも事実です。つまり、田母神氏の発言力は以前よりも上がっているのです。

これは何を意味しているのでしょうか、つまりネット上では田母神氏の行動よりも発言を支持する者が多くいるということの現れだと思うのです。

元々航空幕僚長として更迭され退官したことよりも過去の論文が支持されていた訳です。ですから都知事に落選しようが、逮捕されようが行動は関係なく発言内容自体の支持者が多くいることが伺えるのです。

従って、田母神氏は自由に発言出来ない環境となる逮捕や政治家には不向きであるとの見方もでき、左派のやり方は犯罪者として徹底的にその発言を否定もしくは取り上げないようにするか、安倍降ろしの材料に使われかねない訳です。

この田母神氏の発言力は講演やコメンテーターとして生かすべきだと思うのです。そのケジメをつける為にもどうか3月10日の結審まで待って発言力を温存して欲しかったと思う次第です。

最後に再開後のツイートで森友学園に関して下のような実に歯切れの良いツイートをされていますが、保守であれば森友学園を守る、との励ましとも取れるツイートですが、安倍支持派にとっては切り離したい変わり者の園長とのレッテルを左派が貼り、共に貶めようとしているのも事実です。

この森友学園騒動は安倍支持派と保守派の分裂を狙ったスキャンダルであり、森友学園の知られざる欠点を粗探しして安倍政権を潰し、後から保守系言論を排除しようとする「蟻の一穴」でしょう。

その意味でこのツイートが二つの意味合いを含んでいるリツイートし辛いツイートになってしまっていて、現状まで理解されているのかと一抹の不安を覚えるのです。





『日本がアメリカとの戦争に負けたことによって利益を得ている敗戦利得者がいます。彼らは日本が悪い国であることが必要なのです。これに対し大阪の森友学園などが日本を立て直そうと頑張っているのです。現在の森友学園の騒動は反日的日本人たちの日本潰しの行動なのです。』