天皇陛下の靖国神社御親拝を希望する会会長

日本人の歴史認識は間違っています。皇紀2675年こんなに続いた国は世界の何処を探しても日本しかありません。

靖國問題視

2017-03-22 17:54:03 | 政治

靖國神社とはある種異質な歴史観を持ち守り続ける神社であると言える。人によっては遊就館に、その異質な歴史観を見い出し問題視する声も聞かれるが、これも一体として靖國神社である。

国難に殉じた御霊を英霊と呼び一旦緩急あれば私も後に続きます、と祈念し、慰霊鎮魂顕彰する場所であった事実は逃れられない。

まさに、心の問題であり、過去の遺物である。しかし、そこに多くの日本人が心を繋ぐ為に現在も参拝している。

あれから70年以上も国難が無いのに何故人々は参拝し続けるのか。

それは"後に続きます"が必ずしも"戦死"を意味していない証でもあり、個人的な先祖崇拝と子孫繁栄の祈願であることを意味しているからであろう。

つまり、国の為に殉じるとは先祖を大切に敬い、現在の仕事で己の子孫に命を繋いで行くその総体が国を護ること、日本人が連綿と続いていく安寧となるから人々は参拝するのである。

この行いこそが、神道は宗教ではなく、国民道徳とした事に靖國神社最大の効果があり、それ故異質にも感じられる処だろう。


冒頭から「異質」と表現したが、靖國神社を異端視し、反対、攻撃する勢力がある。

それは太平洋戦争と大東亜戦争との呼称が存在するように二分される。つまり歴史観の違いからである。

一時期に於いて合祀、分祀にスポットが当たったが、本質論を避ける国内問題であり、二分を強化補強するだけのまわり道で終わっている。

この二分を解りやすく表現すれば、冤罪を受け入れた者と冤罪を晴らそうとする者の二分であろう。極めて単純で解りやすいが、前者は靖國神社を取り壊し、後者は汚名を晴らし靖國神社の正当性を担保し続けねばならない。

前者は時間をかけて靖國が朽ち果てるまで待つだけで良いが、果たしてその時の日本は日本と呼べるのだろうか。

冤罪とは戦争責任と戦争犯罪が重なりはみ出た部分の南京事件、慰安婦等の捏造され、誇張された部分であり、「侵略と植民地支配」を構成する部分だ。

日本が冤罪を受け入れ謝罪することで発生した反日教育と歴史認識問題、つまり靖國神社の存続とは無関係であることが証明され、ここで靖國神社を取り壊したとしても問題の解決にはならない。

結局日本が問われているのは全てを受け入れて反省と謝罪を未来永劫し続けるか、冤罪を晴らすかの二択しかない。

これまで行なってきた過去の過度な反省は日本人が過去の日本人を否定する事で成立し、近隣諸国条項というリップサービスまで善意で付け足してきたのだ。

森友学園で保守が執拗に攻撃を受けているが、右翼とされ抑圧されてきた真の保守を見極める絶好の機会にするしかない。





稲田虐めの原点

2017-03-22 12:14:26 | 時事

稲田防衛大臣が真珠湾訪問から帰国靖国神社を参拝した当日のツイートである。


共産党
井上哲士‏
党参議院幹事長兼国会対策委員長。
ツイート 2016.12.29

『稲田防衛相が靖国神社を参拝し、「未来志向に立ち」と発言。稲田氏はかつて「靖国神社というのは不戦の誓いをするところではなくて、『祖国に何かあれば後に続きます』と誓うところでないといけないんです」(『WLL』2006年9月号)とも発言している。未来もお国のために血を流せということだ。』

リテラの記事
『靖国参拝! 稲田防衛相が過去に「靖国は不戦を誓うところじゃない」「後に続くと靖国に誓え」と発言』はそのままこのツイートから恣意的に引用している。




2006年の9月号のwillは恐らくその年の靖国参拝に触れている記事であることは間違いない。

2006年8月15日
小泉首相は、自身の首相としての最後の夏、「Xデーに参拝するのではないか?」と自民党を中心に内外で推測されていたが、2006年8月15日午前7時40分ごろ、現職総理としては1985年の中曽根康弘以来21年ぶりに8月15日の参拝を行った。

午前7時30分ごろ、首相官邸を出発し10分後にモーニング姿で到着。本殿に入り「2拝2拍手1拝」の神道形式ではなく一礼形式の参拝。滞在時間は15分ほどだった。

此処からは私の推測となるが、一年生議員として党内発言力のまだ無かった頃の稲田氏がこの小泉首相の15分程の一礼の参拝を目の当たりにして、何かしらの不満にも近いモヤモヤしたものを記事にした事は間違いないであろう。

つまり、弁護士時代に南京事件を取り扱い、親族にも英霊が存在する稲田氏にとって、小泉首相の会見での不戦の誓いに反応したのであろう。

確かに靖国神社は不戦を誓う場所ではない、国難に殉じた者の御霊を慰霊、鎮魂、顕彰する場所であり、本来であれば、祖国に何かあれば我々も後に続きますと誓う場所であった、又はある。

が日本人として正しい認識であり、稲田氏もその様に感じwillに寄稿したと思われる。所謂靖国問題の根本的な核心であろう。

そもそも靖国神社が何故国家護持に反対していたのか。を考えれば話は早く、首相の8.15公式参拝などは核心から逸れる付随した問題に過ぎない。

読者の皆様には解りにくいだろうが、敵に塩を送ることにもなり兼ねない為詳細な言及は避けたい。

要するに稲田議員の記事には誤りはないが、小泉首相の「不戦の誓い」と中曽根元首相のように「宗教色を無くした参拝」に決定的な誤りがあるのであり、その弱腰部分に稲田議員が一言一般常識を書いただけの話だったのである。

問題は2点あり、12年前の記事と現在の防衛大臣の立場を恣意的に結び着け騒ぎ立てる共産党とそれを更に膨らませて記事を書くリテラであり、もう一つは、その頃と靖国神社に対する考え方と歴史観があまり変化してない事だろう。

トランプ大統領の参拝が待ち遠しい。

小泉首相2006年8.15靖国参拝会見

2017-03-22 09:15:09 | まとめ・資料

【質疑応答】
【質問】 総理、今回はどのような気持ちで参拝されましたでしょうか。
【小泉総理】 これは毎回申し上げているのですが、日本は過去の戦争を踏まえ反省しつつ、二度と戦争を起こしてはならない。 そして今日の日本の平和と繁栄というのは、現在生きている人だけで成り立っているのではないと。 戦争で尊い命を犠牲にされた、そういう方々の上に今の日本というのは今日があると。 戦争に行って、祖国の為、また家族の為、命を投げ出さなければならなかった犠牲者に対して、心からなる敬意と感謝の念を持って靖国神社に参拝しております。 今年もこの気持ちに変わりはありません。

 今までの過去5年間の私の靖国神社参拝に対する批判をね、よく考えて見ますと、大方、3点に要約されるんじゃないかと思います。 まず一つはね、中国・韓国は不愉快であると反発しているからやめろという意見。 これはどうですかね、私は日中・日韓友好論者なんです。就任以来、現に中国や韓国との友好交流、様々な分野で拡大を続けております。 そういう中で、どの国ともね、一つや二つ意見の違い、対立あります。 それで、一つの意見の違いがある、不愉快なことあると、それによって首脳会談を行なわないことが良いのかどうかと、私はいつでも首脳会談を行う用意があると言っているんですよ。 しかも、靖国神社参拝を条件にしてね、この参拝をしなければ首脳会談を行うと、するならば首脳会談行わないというのが、果たして良いのかどうか。 私は、これはよろしくないと思っています。

 日本の首相というのは、民主的な手続によって選ばれた首相であります。 日中間、日韓の間には様々な課題もある。私は今までの日中首脳会談、日韓首脳会談においても、未来志向で友好を図っていこうと、お互い、相互互恵、相互依存関係、これを深めていこうと、中国の発展、韓国の発展というのは日本に脅威というよりも、むしろ日本にとってもチャンスなんだという事をはっきり表明して、未来志向で友好、交流を進めていこうということを申し上げているんです。 それに対して、私を批判する方、これは、しかし中国が嫌がっていることはやるなと、突き詰めて言うと、中国・韓国が不快に思うことはやるなということでしょ、これについて批判する方をどう思うか。

 もし私が一つの問題で私が不愉快に思う、仮にね、中国・韓国が日本の安保理常任理事国入りに反対しています。 これは日本にとっては不愉快だと、だから私は中国・韓国と首脳会談行わないといったらどちらを批判するでしょう。 私は中国が反対しても、韓国が反対しても、首脳会談いつでも行いましょうと言っているんですよ。 今回もそうですね、私が拒否しているんじゃないんです。という事は、中国の嫌がることは止めなさいというのが靖国参拝批判の一つですね。 中国に不快な思いをさせちゃいけません。中国のいうことを聞きなさい、韓国のいうことを聞きなさい、そうすればアジア外交が上手くいきます。私は必ずしもそうじゃないと思いますね。 一つや二つ、どの国も意見の違いや対立あります、そういうのを乗越えて未来志向で友好関係を進展させていくのが、日本としても他国にしても大事じゃないでしょうか。

 中にはね、小泉はアメリカと親しいと、アメリカのブッシュ大統領が靖国参拝するなと言えばしないだろうと。 そんなことはありません、ブッシュ大統領が靖国参拝するなと私に言ったとしても、私は行きます。 もっともね、ブッシュ大統領はそんな大人気ないことは言いませんけどね。

 もう一つはね、A級戦犯が合祀されているから行っちゃいかんという議論。 これはね、私は、特定の人に対して参拝しているんじゃないんです。この戦争でね、苦しい思いをされ、できれば避けたかった、戦場に行きたくなかった多くの兵士がいるんです。 そういう方々の気持ちを思ってね、何という苦しいつらい体験をせざるを得ない時代に生まれたのだろうかと、そういう犠牲者に対してね、心からやっぱり哀悼の念を表すべきだなと、これ日本の文化じゃないでしょうか。 特定の人がいるから後の人のことは考えなくていいと、一部の、自分では許せない人がいるから、それより圧倒的多数の戦没者の方々に対して哀悼の念をもって参拝するのが何故いけないのか、私はA級戦犯の為に行っているんじゃないですよ。 多くの戦没者の方々に哀悼の念を表す。二度とこのような苦しい戦争をさせてはいけない、そういう気持ちで参拝しているんです。

 それと第3点、憲法違反だから靖国神社参拝しちゃいかんという人がいます。これもね、憲法第19条、第20条、これを良く読んで頂きたい。 私は神道奨励するために靖国神社行っているんじゃありません、今説明したように。 また過去の戦争を美化したり、正当化したりするために行っているんじゃありません。 また軍国主義を称揚する、そういうような気持ちで行っているのではありません。 今申し上げたように、二度と戦争を起こしてはいけないと、戦没者に戦争に行って斃れた方々、こういう方々の犠牲を片時も忘れてはいけないと、そういう気持ちでお参りしているんです。 そして、第19条の思想及び良心の自由はこれを侵してはならない。これどう考えますか、正に心の問題でしょ。これを日本の首相が日本の施設にお参りする、お祈りする、それを、外国の政府もっともだといって、小泉はいかん、小泉を批判する。これが本当に良い事なのかどうか、今の日本の誰にでも許されている自由という問題をどう考えるのか。

 私は伊勢神宮にも毎年参拝しています。その時には何名かの閣僚も随行しています。 別に私は強制していません。そして、皆さんの前で神道形式に則って伊勢神宮に参拝しています。 その時に憲法違反という声起こりませんね。何故なんでしょうか。私はこういうことから、賛否両論あっていいんです、日本は言論の自由認められていますから、今までもこういう事を私は答弁なり、普段の話でしているんです。 今回も全くその同じ気持ちで参拝しているんです。
【質問】 何故、今回、終戦の日の8月15日を選ばれたのでしょうか。
【小泉総理】 これはね、最初、多くの方々が8月15日だけはやめてくれと、様々な方から言ってまいりましたね。そういう方々の意見も聞かなきゃいかんなということでね、敢えて15日を避けて参拝してきました。8月13日、或いは4月、10月、1月と、しかし、8月15日を避けても、いつも批判や反発、そして何とかこの問題を大きく取り上げようとする勢力、変わらないですね。いつ行っても同じです。ならば、今日は適切な日ではないかなと。これから戦没者の追悼記念式典もおこなわれます。私はこれから千鳥が淵の戦没者墓苑にお参りをします。戦没者の追悼式典にも出席します。適切な日だなと判断いたしました。
【質問】 去年、参拝した際は、昇殿をせずに、記帳もしませんでした。今回の参拝では、モーニング姿で、内閣総理大臣と記帳して、昇殿もしたということなんですけれども、その理由についてお聞かせください。
【小泉総理】 今、お話したようにね、今日は戦没者の追悼式もありますし、千鳥ヶ淵の戦没者の墓苑にもお参りしますし、その時にはこの服装で行きますしね、私は、きっちりと昇殿、本殿に参拝した方が、今日は皆騒いでいますから、あのような、去年みたいな形でいくと警備の方も大変でしょ。皆さん、大勢の方々が見えてるしね、そういうことも考えて本殿に参拝するのが適切じゃないかなと思いました。
【質問】 2回目の参拝の時の所感の中では、総理は、終戦記念日やその前後の参拝にこだわって、再び内外に不安や警戒を抱かせることは、私の意に反するとしていました。今日の参拝は、その所感と矛盾するのではありませんか。
【小泉総理】 矛盾しません。それは過去5年を踏まえて、いつ行っても問題にして、混乱にしようとする勢力があるんです。 それは仕方ないんです。そういうことを踏まえて、過去の経験が生きてきたんですね。 いつ行っても参拝に、なんとか争点にしようとか、混乱させようとか、騒ぎにしようとか、国際問題にしようとかいう勢力があるんです。 これに対してね、いけないと言ったって、それは、日本は言論の自由が認められてるんですから、どうにもなりません。 ですから、いつ行ってもこういう騒ぎにしようという勢力があるんですから、8月15日に行っても、適切じゃないかなと。

 また、むしろこだわっているのは、毎回、こだわろうという勢力がいるんですよ、私が、今まで靖国神社の問題も、質問された時以外は答えたことがないんですよ。 自ら、靖国問題をこうだああだと言ったことはなくて、いつも皆さんの質問に答えて言っているわけです。 いろいろな説明や他のことも言いたいんですけれども、一番マスコミが取り上げるのは靖国参拝のことでしょ。 そういうのは、やめた方がいいと言っても聞かないですから、マスコミは。 いつでもこだわっているのはマスコミじゃないでしょうか、或いは、私に反対する方々じゃないでしょうか。 そういうのも踏まえてね、これはいつ行っても同じだなと思いました。
【質問】 来月のご退陣の前に、直接、不戦の誓いと戦没者追悼の意で参拝なさっているんだということを、中国、韓国の首脳と会って、理解を求めるためにご説明する意向はないのですか。
【小泉総理】 今までの日中首脳会談、日韓首脳会談においても、その考えを伝えてあります、何回でも。いつでも会えば、中国側が、韓国側が、靖国参拝するなと言えば、いつも、中国側、韓国側の考えと私は違うということを説明している、今、お話したような考えを説明しております。これは平行線です、外交カードにはしないと、一つの条件をつけられて、これに従うか、従わないか、それで首脳会談をする、しないを判断するというのは、私はよろしくないと思っております。私は、これからも中国、韓国と友好的に発展しようと、未来志向でね、考えた方が良いんじゃないかということを、再三、申し上げております。この考えに変わりはありません。
【質問】 今回は記帳されていますが、総理大臣の立場としての参拝ということでしょうか。
【小泉総理】 総理大臣である、人間、小泉純一郎が参拝しているんです。
【質問】 公式な参拝と受け取ってよろしいのですか。
【小泉総理】 職務として参拝しているものではありません。
【質問】 今回の参拝が、総裁選に与える影響についてはどのようにお考えですか。
【小泉総理】 それは総裁候補自体の考え方と、マスコミの皆さんが争点にしたがっている面が強いですから、それいかんでしょうね。
【質問】 改めて、靖国神社に合祀されているA級戦犯の戦争責任については、どうお考えになるか、お願いいたします。
【小泉総理】 それは戦争の責任をとって、戦犯として刑を受けているわけでしょう。それは本人達も認めているし、それはあると思いますが、それとこれとは別です。何回も申し上げているように、特定の人のために参拝しているんじゃないです。戦没者全体に対して、哀悼の念を表するために参拝しているんです。今、言った、主な3点、靖国参拝批判する人、よく考えていただきたい。考えは自由です。