3月14日に福岡地裁小倉支部で控訴棄却の判決がだされた。全国5カ所で同種訴訟が起こされているが、大阪地裁での勝訴は高裁において『朝鮮総連から、教育の自主性をゆがめるような支配を受けている合理的な疑いがある』として敗訴した。
今後も敗訴の判決が濃厚となるだろうが、おそらくは提訴し続けることに何かしらの期待と国民感情の変化を起こしたいとの狙いがあるようだ。
次に東京大空襲から74年後の3月10日ではなく3月16日に東京都墨田区の都慰霊堂でおこなわれたのが、朝鮮人犠牲者の追悼会である。
大空襲の被害の責任を恐らく日本政府にであろうが、『被爆者と違い空襲被災者には何の救済もなく、補償法もいまだに成立していない』と訴えている。
この二つの無償化と補償を求める訴えは共通のキーワードがある。『日本の戦争責任』である。
つまり両者の悲劇は日本に巻き込まれたことによって発生したと訴えたいのだろう。歴史認識が食い違う朝鮮と日本に起こるべくして起こっている訴えなのだ。
レイシストにならない為にも我々はしっかり歴史を学ぶ必要がある。