ケヤキの分までも元気に・・・

美しい秋の夕日が今沈んで行こうとしています。

今日ももうすぐ一日が終わりますね。


週末にまた来客があるので今日中に畑仕事の出来るだけを済ませました。

冬野菜の苗の植え付けです。


ケールやレタス、ほうれん草に小松菜、今年は葉物が一杯。


濃い緑の葉野菜には解毒作用があります。


夏以来デトックスのための食事療法を続けているでしょ。


以来緑の葉野菜は今では我が家の必需品となっています。



その殆どは近所の産直で仕入れるけど、出来る事ならば自分で育てた無農薬の野菜が食べたいですよね。


そう思って家人がせっせと種蒔きしてました。

今年程冬野菜に力を入れた事は有りません。

ところが、


畑の東に背の高い木が何本も有り毎年毎年伸びるので

家の畑に朝日の当たる時間が段々遅くなっています。


そのため冬の畑の日照時間はかなり短いのです。


あの木さえ無ければ朝日が早くから当たるので野菜達ももう少し成長出来るでしょう。

幸いな事に、地主の許可を得て切る事になり、昨日はそこそこの太さのケヤキを倒しました。




美しいケヤキの木を切るのは忍びなかったわ。

ごめんなさい。




私たちの身体を育む野菜を作るために犠牲になって貰ったわけですから、


このケヤキの分も元気に暮らして行きましょうね。


今ふと思い出しましたが、友達のお母さんの事です。


そのお母さん、認知症なんですね。


身体は元気なんですがいろんな事を直ぐに忘れてしまったり、

同じ事を繰り返し話したり、

でも元気だから何より好きな事は庭の草引きなんんですよ。


夏の間友人の都合で母君も一緒に避暑地暮らしをしていました。

今月の初め自分の家に戻ったときも到着して直ぐに庭の草引きをはじめたそうです。

６時間も車でドライブしたその直後ですよ。



とにかく身体は元気そのもの、生きるエネルギーに溢れています。


ある日友人は母親に尋ねました。


「おかあさん、どうしてそんなに元気なん？」


するとお母さんが応えて云いました。

「あんな、元気に伸びている草を引くとな、その元気が私に乗り移るねん。

せやからな、草を引いていれば元気でいられる。」



ヒェー、お母さんスゴいわ。



ホンマに認知症かいな？



まあな、家も仕方なく元気なケヤキを切ってしまったけれどそのエネルギーは無駄にしない様励みますわ。


木の精に約束しましょう。






あーあ、ちょっと淋しい私です。























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