こんにちは。
妹の残した絹糸で、タッセルの製作を始めました。
やっぱり絹糸は綺麗ですね。
中に金と銀の糸も有りました。
金糸,銀糸,について調べてみたらビックリです。
金糸の本物は薄い金箔を和紙に糊付けして
細幅のテープ状にしたものを糸に巻き付けて作るといいます。
銀糸はやはり同じように銀箔で巻いてある物だそうです。
細い金のテープを一ミリくらいの間隔をあけて螺旋状に巻くのはしなやかさを出すためなんです。
ビッシリ巻いてしまったら固過ぎて糸として使いにくいでしょ。
いつ頃からこの手法が有るのか知りませんが,凄いテクニックですね。
それに超細かい仕事です。
まがい物はセロファンに銀のクズやアルミの箔を使い黄色に染めたものといいますが、
染めたと云え金属に間違いはないのにそれでもまがい物といわれるのね。
金糸,銀糸は絹の光沢とは全く違うその金属的なきらめきが特徴なんです。
絹糸を金色っぽく染めた物とは全く違う光沢が得られのでしょう。
妹の遺品の中に有ったのはどうも本物みたい。
封を切っていない袋に24の数字がありました。
これは24金を示しているようです。
銀糸は白銀と書いて有りました。
そこそこ価値のある物なのでおいそれとは使えませんね。
縁側で日向ぼっこをしながら絹糸を 巻き巻きしてたらすっかり日に焼けました。
春の陽射しはなかなか強いね。
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