おはようございます。
今朝も雲ひとつないピーカンの空に力強い太陽が山から昇ってまいりました。
すbらしい冬の青空。
清々しい朝です。
今日はまたお宮までのウォーキングに行って来ました。
土地の氏神様は随分古い時代からここに建っているのです。
それはそうと
みなさんに知らせします。
かぼちゃの中から出て来た虫が昨日旅立ちました。
私がペット化して飼っていた虫です。
二日の日は今までにないくらいの食欲でした。
朝の時点で
結構な量の食べカスがかぼちゃの肩に乗っていました。
それを見て今日はシャッターチャンスを逃したくないと思ったものです。
かぼちゃの肩に乗った食べカスを口でポイッと捨てる姿が
なんとも可愛いのでね。
今日こそはいい動画が撮れるんじゃないかと期待しました。
ところが午後から年賀のお客が見えて
お相手をしているうちにすっかりカボちゃんのことを忘れてしまったのです。
ありゃま。
夜になってみるともう全部綺麗になっていてすっかり掃除が済んだ後です。
ああ残念。
また見逃した。
あんなにいっぱいゴミがあったのだから
カボちゃん奮闘したよね。
それにしてもその食欲に驚いて
このまま食べ続けたらどこまで大きくなるのやら
少し心配になって来ました。
この幼虫がどれほどまでに肥大して羽を伸ばす日が来るのか
想像もつきません。
もしアゲハチョウの幼虫ほど大きくなったらどうしよう。
虫かごで飼った方がいいのか?
ほんと、いろいろ考えを巡らせましたのよ。
何日かぶりにカボちゃんを見た客人が
絶対に前より大きくなっていると断言しました。
私たちは毎日見ているのでその成長ぶりをはっきりと認めてはいませんでした。
翌日、カボちゃんは朝から活動的にかぼちゃの上で動き回っていました。
その日も既にたくさんの食べカスが散らばっています。
私の目にも少し大きくなった気がしてきました。
昨日の食べカスの多さから考えると今から本格的に成長するのでしょう。
これ以上大きくなった時の対策を考えている時に
ふとみるといつも頭を突っ込んでいる穴の周りにカボちゃんの姿が見えません。
あら、完全に潜っちゃているのかしら?
一二度そんな時もあったのでそう考えた私でしたが、
家人が
「虫は下に落ちているぞ」と教えてくれました。
見るとかぼちゃの底にカボちゃんが小さく縮んで横になっています。
「落ちたんじゃないか?」と彼は言うのですが、
今まで落ちたのを見たことはありません。
たとえ落ちたとしてもまた這い上っていけるでしょう。
私は自分で下りたのだと思いました。
それでも念のため薄紙ですくっていつもの場所に戻してあげました。
今思えばこの時のカボちゃんはものすごい経験をしていたのですね。
だってせっかく下りたのにあっという間に元のかぼちゃの上に戻ってしまったのだからね。
まるで魔法にかかったような気持ちだったでしょう。
でもカボちゃんはもう絶対にここから脱出したかったのでしょうね。
せっかく戻してもすぐにまた自ら下りて行ってしまいました。
もうここには居たくないと言うはっきりとした意思を感じましたね。
急いでどこかに行こうとしていました。
透明のプラスッチクの箱を逆さにして
被せておいたりしたのに、
ふと気がつくと私の膝の横を歩いています。
箱から脱走してその上こんなところまで歩いて来たのを見て
びっくりしました。
本当に急な成長です。
昨日までかぼちゃの上だけの世界だったのに、
今日はすっかり世界が変わっているのです。
それにしてもこれってものすごい経験ですよね。
その後もカボちゃんは人間の手によってサボテンの鉢に移されたり、
そこから脱走して真っ暗な棚の後ろに真っ逆さまに落ちたりと
ショックと驚きに満ちた大冒険の旅を始めたのです。
これを見て考えました。
この調子で部屋の中を歩き回られてうっかりどこかで踏み潰しでもしたら
こちらが大ショックです。
どう考えても
カボちゃんはここから移動したいようです。
それを阻止するのはやめたほうがいいでしょう。
無理やりここにおいて置くことはできません。
そう思ってカボちゃんを紙ですくうと、
南向きの物置のその片隅の枯葉の中に
そっと寝かせたのです。
「元気でね」
と一言声をかけました。
それがカボちゃんとのお別れです。
まさか今日にその時が来るなんて、
全くの想定外でした。
その数分前まで成長したカボちゃんの姿ばかりを思い描いていたのにね。
今朝起きた時、
誰もいないかぼちゃだけが朝日を浴びて変わらずそこにありました。
カボちゃんがまだまだ続く寒気の中で
生き伸びていけるのか?
それはわかりません。
蝶になって夏にはまた畑のカボチャの花に卵を産み付けるのかもしれません。
かぼちゃから出てきたあの虫は
一体いつカボチャの中に入ったのか?
それは最初の疑問でした。
多分花が受粉するときに一緒に卵も産み付けられていたものと思われます。
自然界の営みは誠によくできたものですわね。
何はともあれ
年末の慌ただしい時期に私を楽しませてくれたカボちゃんの存在は
もう私の世界から見えないところに行ってしまいました。
でもカボちゃんはきっとどこかで生きているでしょう。
さっき主のいなくなったカボチャを手に取って見ました。
外形だけではわからなかったけど、
触るとフニャッとするほど腐り始めています。
食べれるところだけ食べ、
もうこのかぼちゃにうまみはないと思ったのですね。
見切りをつけたと言うことです。
願わくばカボちゃんが
世間の荒波を乗り越えて
あのかぼちゃよりも美味しい食べ物をいつでもどこでも見つけられますように。
そうお祈りします。
今朝も雲ひとつないピーカンの空に力強い太陽が山から昇ってまいりました。
すbらしい冬の青空。
清々しい朝です。
今日はまたお宮までのウォーキングに行って来ました。
土地の氏神様は随分古い時代からここに建っているのです。
それはそうと
みなさんに知らせします。
かぼちゃの中から出て来た虫が昨日旅立ちました。
私がペット化して飼っていた虫です。
二日の日は今までにないくらいの食欲でした。
朝の時点で
結構な量の食べカスがかぼちゃの肩に乗っていました。
それを見て今日はシャッターチャンスを逃したくないと思ったものです。
かぼちゃの肩に乗った食べカスを口でポイッと捨てる姿が
なんとも可愛いのでね。
今日こそはいい動画が撮れるんじゃないかと期待しました。
ところが午後から年賀のお客が見えて
お相手をしているうちにすっかりカボちゃんのことを忘れてしまったのです。
ありゃま。
夜になってみるともう全部綺麗になっていてすっかり掃除が済んだ後です。
ああ残念。
また見逃した。
あんなにいっぱいゴミがあったのだから
カボちゃん奮闘したよね。
それにしてもその食欲に驚いて
このまま食べ続けたらどこまで大きくなるのやら
少し心配になって来ました。
この幼虫がどれほどまでに肥大して羽を伸ばす日が来るのか
想像もつきません。
もしアゲハチョウの幼虫ほど大きくなったらどうしよう。
虫かごで飼った方がいいのか?
ほんと、いろいろ考えを巡らせましたのよ。
何日かぶりにカボちゃんを見た客人が
絶対に前より大きくなっていると断言しました。
私たちは毎日見ているのでその成長ぶりをはっきりと認めてはいませんでした。
翌日、カボちゃんは朝から活動的にかぼちゃの上で動き回っていました。
その日も既にたくさんの食べカスが散らばっています。
私の目にも少し大きくなった気がしてきました。
昨日の食べカスの多さから考えると今から本格的に成長するのでしょう。
これ以上大きくなった時の対策を考えている時に
ふとみるといつも頭を突っ込んでいる穴の周りにカボちゃんの姿が見えません。
あら、完全に潜っちゃているのかしら?
一二度そんな時もあったのでそう考えた私でしたが、
家人が
「虫は下に落ちているぞ」と教えてくれました。
見るとかぼちゃの底にカボちゃんが小さく縮んで横になっています。
「落ちたんじゃないか?」と彼は言うのですが、
今まで落ちたのを見たことはありません。
たとえ落ちたとしてもまた這い上っていけるでしょう。
私は自分で下りたのだと思いました。
それでも念のため薄紙ですくっていつもの場所に戻してあげました。
今思えばこの時のカボちゃんはものすごい経験をしていたのですね。
だってせっかく下りたのにあっという間に元のかぼちゃの上に戻ってしまったのだからね。
まるで魔法にかかったような気持ちだったでしょう。
でもカボちゃんはもう絶対にここから脱出したかったのでしょうね。
せっかく戻してもすぐにまた自ら下りて行ってしまいました。
もうここには居たくないと言うはっきりとした意思を感じましたね。
急いでどこかに行こうとしていました。
透明のプラスッチクの箱を逆さにして
被せておいたりしたのに、
ふと気がつくと私の膝の横を歩いています。
箱から脱走してその上こんなところまで歩いて来たのを見て
びっくりしました。
本当に急な成長です。
昨日までかぼちゃの上だけの世界だったのに、
今日はすっかり世界が変わっているのです。
それにしてもこれってものすごい経験ですよね。
その後もカボちゃんは人間の手によってサボテンの鉢に移されたり、
そこから脱走して真っ暗な棚の後ろに真っ逆さまに落ちたりと
ショックと驚きに満ちた大冒険の旅を始めたのです。
これを見て考えました。
この調子で部屋の中を歩き回られてうっかりどこかで踏み潰しでもしたら
こちらが大ショックです。
どう考えても
カボちゃんはここから移動したいようです。
それを阻止するのはやめたほうがいいでしょう。
無理やりここにおいて置くことはできません。
そう思ってカボちゃんを紙ですくうと、
南向きの物置のその片隅の枯葉の中に
そっと寝かせたのです。
「元気でね」
と一言声をかけました。
それがカボちゃんとのお別れです。
まさか今日にその時が来るなんて、
全くの想定外でした。
その数分前まで成長したカボちゃんの姿ばかりを思い描いていたのにね。
今朝起きた時、
誰もいないかぼちゃだけが朝日を浴びて変わらずそこにありました。
カボちゃんがまだまだ続く寒気の中で
生き伸びていけるのか?
それはわかりません。
蝶になって夏にはまた畑のカボチャの花に卵を産み付けるのかもしれません。
かぼちゃから出てきたあの虫は
一体いつカボチャの中に入ったのか?
それは最初の疑問でした。
多分花が受粉するときに一緒に卵も産み付けられていたものと思われます。
自然界の営みは誠によくできたものですわね。
何はともあれ
年末の慌ただしい時期に私を楽しませてくれたカボちゃんの存在は
もう私の世界から見えないところに行ってしまいました。
でもカボちゃんはきっとどこかで生きているでしょう。
さっき主のいなくなったカボチャを手に取って見ました。
外形だけではわからなかったけど、
触るとフニャッとするほど腐り始めています。
食べれるところだけ食べ、
もうこのかぼちゃにうまみはないと思ったのですね。
見切りをつけたと言うことです。
願わくばカボちゃんが
世間の荒波を乗り越えて
あのかぼちゃよりも美味しい食べ物をいつでもどこでも見つけられますように。
そうお祈りします。