タマムシの話の続きです。
ネットにはタマムシは幸運を告げる虫という話がたくさんでています。
そういうのを見ると、
へえ、そう、じゃ、期待しちゃおうって思いますよね?
え?
思わない?
私は思う方でしょうね。
タマムシはお腹も光って居る。
腹黒いどこぞの誰かさんとは大違い。
誰とは言いませんよ。
過大な期待は無しにしても、
玉ちゃんが居ると心強くなるのです。
どなたの差し金かは知らねども、こういう贈り物は好き。
なのにね、
家人が私にひどい仕打ちをしようとしたのです。
それもこれも私が整理整頓苦手な人なのでそこから発生した事なんですよ。
この虫を発見した時にまだ友達二人がここに居ました。
キャンプの帰りのことでした。
家人が見つけて、みんなでワイワイガヤガヤとタマムシを話題に盛り上がった後、
舞台は朝食のテーブルへと移りました。
その時、ふとその存在が気になった私が、
タマムシは何処?と尋ねると
Gちゃんが
私が貰った、と答えたのです。
え?
どういう事?
目を丸くして居るとGちゃんは家人からもらったと言うのです。
なんて事でしょう。
それも私に断りもせず独断で、ですよ。
何と言う横暴でしょう。
家人の弁解はこうでした。
私は物を管理する能力にかけて居るので
こう言う珍しいものはGちゃんが持っていた方が日の目を見るんじゃなかろうか、
とそう考えたと言うのです。
Gちゃんは虫の死骸や鳥の巣や鳥の羽や流木などのコレクター、
だから喜ぶと思ったのでしょう。
大人が自分ではもう使わない綺麗な物を子供にあげるような感覚だったようです。
でも私がそれを止めました。
止めますよね。誰だって。
今日になってタマムシと幸運と言うキーワードで調べたら
タンスに入れれば着物が増える、
財布に入れればお金が増える、とか
書いてありましたよ。
本当かな?
でも手放さなくてよかったです。
危うく幸運が人手に渡ってしまう所でした。
でもこんな風に書きながら
タマムシが幸運を運ぶから手元に置きたい、と言って居るようでちょっと恥ずかしくなって来ました。
あなた欲丸出し。
それにしても私に相談も無しに勝手に決めた家人は問題ありです。
あとでしっかり言いおきましたよ。
自分一人で勝手に決める事は言語道断、金輪際無しです。
去年自害した友人は自分一人で決めて何も言わずに逝ってしまったんです。
夫婦二人で居る限り、何事も一人で決めるのは罪作りになりかねません。
タマムシが現れて教えてくれたのはこの事だったかも知れませんね☆