目指せ華麗な七十代!

旧mandalaflowerからタイトルを替えました。今から始まる七十代をより華麗に生きる覚悟です。

危うく運に見放される所でした。

2020-09-19 | 日記

タマムシの話の続きです。

ネットにはタマムシは幸運を告げる虫という話がたくさんでています。

 

そういうのを見ると、

へえ、そう、じゃ、期待しちゃおうって思いますよね?

え?

思わない?

私は思う方でしょうね。

タマムシはお腹も光って居る。

腹黒いどこぞの誰かさんとは大違い。

誰とは言いませんよ。

 

過大な期待は無しにしても、

玉ちゃんが居ると心強くなるのです。

 

どなたの差し金かは知らねども、こういう贈り物は好き。

なのにね、

家人が私にひどい仕打ちをしようとしたのです。

それもこれも私が整理整頓苦手な人なのでそこから発生した事なんですよ。

この虫を発見した時にまだ友達二人がここに居ました。

キャンプの帰りのことでした。

家人が見つけて、みんなでワイワイガヤガヤとタマムシを話題に盛り上がった後、

舞台は朝食のテーブルへと移りました。

 

その時、ふとその存在が気になった私が、

タマムシは何処?と尋ねると

Gちゃんが

私が貰った、と答えたのです。

え?

どういう事?

目を丸くして居るとGちゃんは家人からもらったと言うのです。

なんて事でしょう。

それも私に断りもせず独断で、ですよ。

 

何と言う横暴でしょう。

家人の弁解はこうでした。

私は物を管理する能力にかけて居るので

こう言う珍しいものはGちゃんが持っていた方が日の目を見るんじゃなかろうか、

とそう考えたと言うのです。

Gちゃんは虫の死骸や鳥の巣や鳥の羽や流木などのコレクター、

だから喜ぶと思ったのでしょう。

大人が自分ではもう使わない綺麗な物を子供にあげるような感覚だったようです。

でも私がそれを止めました。

 

止めますよね。誰だって。

 

今日になってタマムシと幸運と言うキーワードで調べたら

タンスに入れれば着物が増える、

財布に入れればお金が増える、とか

書いてありましたよ。

本当かな?

でも手放さなくてよかったです。

危うく幸運が人手に渡ってしまう所でした。

でもこんな風に書きながら

タマムシが幸運を運ぶから手元に置きたい、と言って居るようでちょっと恥ずかしくなって来ました。

あなた欲丸出し。

 

 

それにしても私に相談も無しに勝手に決めた家人は問題ありです。

あとでしっかり言いおきましたよ。

自分一人で勝手に決める事は言語道断、金輪際無しです。

 

去年自害した友人は自分一人で決めて何も言わずに逝ってしまったんです。

夫婦二人で居る限り、何事も一人で決めるのは罪作りになりかねません。

 

タマムシが現れて教えてくれたのはこの事だったかも知れませんね☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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Jewel Beatle はタマムシの英語名ですって。

2020-09-19 | 日記

秋の空

日本晴れ。

二階は少し暑く感じる陽気です。

 

この間は美しいギンヤンマ。

 

今日は珍しいタマムシの姿をお目にかけましょう。

 

この夏は毎日のようにタマムシの飛ぶのを見ることができました。

 

ちょうど我が家のブランチの時刻に目の前を飛んでいくのです。

日光を受けて姿が光るので飛んでいてもタマムシとわかります。

 

タマムシは漢字で書くと玉虫。

玉(玉)は宝石の事です。

タマムシが宝石のように光るのでその名がついたのです。

 

昆虫の中で一番美しいともてはやされるていますね。

 

その姿の美しさからなのか、

滅多にお目にかかれない奇遇性の高さからなのか、

タマムシは幸運の虫と呼ばれています。

そのタマムシが毎日のように飛来して、

目と心をたっぷりと保養した夏の終わりに思わぬ贈り物がありました。

 

キャンプから帰った翌日。

家人のバイクの下にタマムシの死骸が落ちていたのです。

 

残念ながら頭部は付いていません。

体に小さな穴が開いていました。

犯人は不明ですが

おそらく他の昆虫がこの穴から侵入して中身を綺麗にしてくれたようです。

中身が空っぽの死骸、

でもその美しさは永遠の輝きを留めて居るのかもしれません。

 

法隆寺の財宝の一つで有名な玉虫厨子。

あれはタマムシの死骸からとった羽を貼ってあるのです。

おおよそ千四百年の間その輝きを保持して居るので

おそらく腐るまで輝いて居る、

若しくは輝きながら朽ちていくのがタマムシの一生かも知れません。

 

そんな想像をたくましく掻き立てるタマムシのお姿をお目にかけましょう。

 

どうです。

死後も尚輝きを失わない貴重な生き物ですよね☆

 

 

 

 

 

 

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