師走の晦日、風もなく素晴らしい青空が広がる山里です。
二階の小部屋は汗ばむ陽気でセーター一枚脱ぎました。
今朝、昨日に引き続き友人からの電話が入り、第三のショッキングな出来事を知らされまたも落ち込む私です。
なんと外国からの友人がコロナ発症で入院してしまい話もできない状態にあると言うのです。
まあ、私に襲いかかる悲劇の数々。
何年振りかの再会を本当に楽しみにしていました。
彼は一度大病をして命を落とす瀬戸際まで行ってからすっかり体が弱くなったと言います。
年も高齢なので多分コレが最後の来日になるかもしれません。
今回会えなければ私が外国まで行かない限り最後の出会いになるかも知れなかったのに、
それも何かに阻まれて、今となっては電話で話すこともままなりません。
本当に今回の一連の出来事から私が学ぶべきことは何なのか、
改めて考えさせられるような事が立て続けに起きている年末です。
今年は私自身もコロナに罹患し、大変興味深い体験をしました。
六十代最後の歳で、これまでに無く年齢を意識することの多くなった今日この頃です。
年の最後に心の痛い事が立て続けに起こりましたが、
多分コレからは突然の別れとか、悲しい知らせとか増えてくる年代でもあるのです。
覚悟をして生きて行く時が来ているのでしょう。
母が最愛の娘である私の妹を亡くしたのは八十の齢を迎えた頃でした。
目の周りが真っ黒になる程泣き明かした母の顔が今も脳裏に残っております。
それでも母は生きました。
生きている限り乗り越えなければならない悲しみや苦しみがついて回るのは宿命です。
受け入れるしかないでしょう。
来年七十歳になる私。
今までにない心構えみたいなものを感じています。
素晴らしい人生のフィナーレを創り上げたいと、希望に燃える今日この頃なのです。
先日山のドライブをした時に歩いた道沿いにもう新芽を出している木の枝を見つけました。
新芽の赤い色が遠目にもうっすらと見えて
山にはもう春の気配が見受けられますよ。
正月を初春と呼ぶ心意気
生き物皆が命整う
良いお天気なので窓拭きでもしましょ☆
コロナもインフルも流行している人混みは
避けて通るが無難だと、
自然がそう教えてくれてえいるのかもしれません。
新しく買ったミシンでもいじって遊んでいるのが良さそうですね☆