お天気はすっかり回復しました。
青空に白い雲。
青の潔さに秋の気配を感じる山里からの便りです。
日差しが段々と柔らかくなり、木陰の空気が冷んやり感じられるようになって来ました。
何だかんだと言っても
巡る時間の車輪を止めるものはありません。
今日は何をして一人の時間を楽しもうか、
思案しているうちにも、もうお昼はとっくに過ぎました。
涼しい風も吹いて来て只々ノンビリ過ごしています。
雲の形がどんどん変化して空を見ているだけで面白い。
そう言えば先日読んだ天風先生の本にこんな話が出て来ました。
有名な絵描きの人の逸話です。
名前は忘れましたが、その方はまだ有名になる前に是非とも裸婦を描いてみたいと、
常々そう思いモデルを前にデッサンに励んだもののどうにも思うように描けない、
そのうち練習画を描くのも嫌になって来た、
そんな時にふと絵筆を止めて空に流れる白い雲を
ノンビリと眺めていたのだそうです。
そうすると不思議な事に刻々と変わる雲の中に裸婦の姿が見えました。
必死になって雲の中の裸婦を記憶して
夢中でキャンバスに写し始めました。
その結果彼は初めて自分で満足するものでした。
後に裸婦画で有名になったと言う話です。
この話から天風先生がどんな教えを導こうとしたのかは覚えてません。
もう一度読んで見て次はそこを学ぶ事にしましょう。
天風先生の本を読み始めたのは去年の今頃でした。
一年経ってまだ百ページほど進んだだけです。
家に持ち帰らず健康教室に行った時だけ読むようにしています。
家ではYouTubeなどの誘惑も有りなかなか本を読む時間を繰り出せません。
なので健康教室の時に三十分ほど読書の時間を持てるのが嬉しいのです。
せっかく読むなら著者が何を教えたいのかじっくり理解して見たいと思ってます。
何回も読み直すと理解も深まって
その度に天風先生は凄いなって思います。
お天気が良くなって来たので外に出てお日様の光を浴びましょう☆