目指せ華麗な七十代!

旧mandalaflowerからタイトルを替えました。今から始まる七十代をより華麗に生きる覚悟です。

桑の実染め

2017-06-19 | 趣味
あさから桑の実を集めました。

昨日も出先から戻ってすぐに桑の実摘みをしてジャムを作りました。

結局全部で十一本の瓶が出来たので一応ジャム作りは終了。

あとは染めに使ってもいいことになりました。

ジャム用を摘む時にもちょっと枝を揺らしただけで

熟れた実はぼたぼた落ちていました。



昨日の記事に対してコメントをいただき、

「桑のみが生で食べられるとは知りませんでした」と書いてあったけど、


生で食べる時にはね、

触れなば落ちん、と言うくらいの実を採ってね。

赤いのはまだ未熟果、黒くピカピカ光ったようなので

手で触るとぽろっと落ちるようなのが熟れた実です。

覚えておいてね。

そんな熟した実はちょっとした振動でも落ちてしまいます。

染物ようならそんな実を拾えばいいですね。



今朝は4リットルくらいの鍋に半分以上、熟れた桑の実を採りました。


染めに使うので汚れはあまり気にせず落ちた実もたくさん拾ったけど、

鍋にいっぱいまでするのはだいぶ時間がかかりそうです。

半分より少し多いかなと思った時点でもう疲れていました。

汗だくで足が痛くなってきた。

鍋いっぱいにするのは諦めました。

すぐに桑の実を火にかけてジュースを煮出しました。

直接絞るよりその方が水分が出そうでしたから。

結局三百CCくらいの原液が取れたかしら。


その後実をもう一度今度は水を足して色を煮出しました。

最初にシルクのハギレを染めてみら

桑の実はヤマブドウよりも明るい赤紫色が出ています。

ヤマブドウはちょっと青紫系、

桑の実も素晴らしい色が出ました。

この前の草木染め教室ではヤマブドウに梅酢を

媒染がわりに使っていたので

私は家にあった黒酢を使ってみました。





濡れている時の色なので乾くとまた違いますが、素晴らしい赤紫でしょ。


でもアイロンかけたらこんな色になっちゃいました。



上が桑の実、下のフェザー模様が入っている方がヤマブドウです。

よく似ていますが微妙に違います。

それにね、我が家には桑の木が何本かありますが種類の違う実がなるのです。

今日採ったのは赤が強く、別の方が実が小さくて紫色が濃いですね。

採った時の手に色が微妙に違うのでわかったのです。

染めたみたらやっぱり微妙に違う色が出るのでしょうか、

試してみたいです。

でも小さい方が甘くて美味しいけど大実の三分の一くらいの大きさなので、

収穫も三倍くらい時間がかかるでしょう。

それが一番大変な作業かもしれません。

染め液の材料集め。

材料はあるけどそれを採ってきたり、切ったり煮出したり、

色を出すまでの仕込みの仕事は地味ですが、

それがないと染められません。

全部ひっくるめて草木染めができるのです。


それにしても酢を媒染にして

桑の実でこんなに素敵な色が出せることがわかって

幸せです。

だってヤマブドウはなかなか取りに行けないけれど

桑の実なら毎年嫌という程なりますから、好きなだけ染め物に使えますもの。


こうしてみると、

家の周りには染物の材料になるものばかり。


驚き呆れてしまいます。

どうして今までこのお宝に気がつかなかったのでしょう。


























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桑の実のジャム

2017-06-19 | 日記
こんにちは。


今日はいいお天気です。

暑くなりそう。

梅雨入り宣言後、全く雨が降りません。

昨日は午後から傘マークがついていたけど結局一瞬ミストがかかったようなものでした。

雨が降ると途端に水っぽくなる桑の実が今最盛期を迎えています。

午後から雨かもしれない、というのでその前に桑のみを収穫。


家では毎年桑のみのジャムを作っています。

家人の大好物なんですよ。


我が家の朝食はパン食です。

バターをつけてサラダやきんぴらや卵などを食べた後、

最後はココナッツオイルとジャムでしめるのがお決まりになっています。

だから年間を通して食べるジャムは全部手作りですよ。

今はベリーの季節。


桑のみが終われば、ユスラウメ、赤すぐり、房スグリ、ブルーベリー、コケモモと

季節、季節のジャム作り、

もうこんな暮らしを二十年以上もやっていますから

ベテランですわね。

ジャム作りなんてお茶の子さいさい。



大小七つの瓶ができました。




この桑の実のジャム作りは、下ごしらえが必要です。

ヘタはないけれど代わりに細い茎があるのでそれをハサミでチョッキン。

知り合いなんて私は気にならないからこのまま煮ちゃうって言ってたけど、

それは無謀です。

茎は残したままジャムにするとめちゃくちゃ気になるはずです。

甘いジャムを食べているのに時々緑の野菜の味が口の中に広がるって、嫌でしょ。


それを気にしないというのはあまりに味オンチじゃないでしょうか。

しかし、気にしないことで手抜きしたいほど、

この作業は面倒なのかもしれませんね。





若い時は私もそうでした。

一つずつ手にとってわずか一センチほどの細い茎をハサミで切る。

作業は単純です。

単純だけど単調だから面倒というよりつまらないのかもしれません。

それに、

一キロの桑の実は大きいのなら百個くらい小さい実なら二百個以上あるでしょう。

一つずつ実をチェックしてゴミを取りながらチョッキン。

延々と続くような気がするのです。





収穫する仕事は案外楽しいです。

でもそのあとの茎とりが大変、だとずっと思っていました。



だけど最近は観念して

終わりの見える仕事なんだから

ごちゃごちゃ言わずに始めれば終わると考えられるようになりました。


自分の頭の中で、面倒と思ってしまったら面倒。

終わりはあると知ればあとはやるのみ、

さあ、始めるベー

てなもんや、てなもんや。



今日も一日夏の暑い日差しを受けてたっぷりと糖度を上げてもらったその後で

家人が張り切って収穫する予定になっておりやんす。

そのあとは私がチョキチョキですわね。

あの人は収穫が好き。

収穫物を活かすのは私の仕事。

それぞれが得意の技で役割分担しています。

原始的とも見える家らの暮らしです。



もちろんジャム作りも私の仕事。

桑の実ってね、雨に濡れた途端に水っぽくなるのよ。

知らないでしょ。


それに、実はとても柔らかいのですぐに潰れてしまいます。



小学校の時、学校へ行く近道は桑畑の間の細い土の道でした。

学校帰りに桑の実をつまんで帰ると

口の周りや指先が紫色になっているので直ぐにバレました。

お腹が痛くなるから、そんなもの食べちゃダメ、と言われた記憶があります。

なぜお腹が痛くなるのでしょう。

もしかして、昭和三十年代の桑畑では農薬が使われていたのかも知れません。


調べてみたらそうでした。

お母さんも、「農薬がかかっているから食べちゃダメ」と

正確な情報を伝えて欲しかったです。

お腹が痛くなるから、という理由では桑の実に毒があるみたいに誤解してしまいます。


農薬が、、、、という部分を省略していたのですね。

お母さん、それはあんまりでしたね。

桑の実のジャムの話が逸れて行く、いつの間にやら思い出話。チャンチャン


































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デヴュー

2017-06-18 | 日記

ついにふんどしデヴューです。




世の中にはふんどし女子なるものがいるそうな。

いつだったか有名番組「あさイチ」でも放送されたことがあるらしい。



実は友人にもふんどしを作って売っている人が二人います。


今までそのことは知っていても別にどうってことありませんでした。


「あ、そ。ふんどし売ってるのね」くらいに思ってましたわ。

それが、

昨日急にふんどしが気になり始めたのです。



実はそろそろ下着のパンツを買い足さないと、というタイミングでした。

染めた絹を何に使おうかと思案している時に閃いたのです。



ふんどし、イイかもしれない。

早速作りかたなどを調べてみると、非常に簡単、すぐできる、

でも、でも、どうしてその作り方?

ちょっと疑問に思うところがありました。


幅二センチの腰紐を作るのに、八センチの布が必要と書いてあります。

どうしてよ?

縫い代を一センチにすれば六センチ幅の布で十分じゃないの?

そう思いながら

なおも作り方をチェックすると、

八センチの布を半分に折り、中央線に合わせて両端を二センチずつたたみ込み、

最後に二つ折りにして二センチ幅の紐を作るとあります。

単に二センチ幅の紐と言うだけなら私が考えたように縫い代一センチにしても作れます。

なのになぜこの方法か?



私が出した答えはこうです。


布を均等に折り重ねることで

体に当たる紐の部分に段差ができないようにじゃないでしょうか。

着心地を考えてのことだと思います。


縫い代だと紐の中に布の段差ができるでしょ。

長く着ているとそれが当たって気になるのかもしれません。

配慮が細かいですね。

さすが日本人と合点したくなる気配りです。


ふんどし女子というキーワードがあるくらいですから

やっぱり利用者は若い人が多いのでしょうか。

作り方に出ている寸法はどちらかというと細めでお尻の小さな人向きのサイズです。

だから私は思い切ってお尻がすっぽり入るほどの幅で作りました。

ウエストの自分の好きな位置からぐるりと回して膨らんだお腹もすっぽり包む長さにしました。

たっぷりサイズ、といったところですね。


パンツにはないフィット感がとても気持ち良くて気に入ってます。

作って履いて見たら

驚くほど快適。




いや、もうこれがいい。

パンツ履きたくありません。

どうして今まで試してみようとも思わなかったのでしょう。



今日の今日、人生初めてのふんどしウエァと出会いました。



感激しています。



もうずっと愛用したい気持ちよさ。

着物の幅がちょうどいいですね。

縫い目もないので履いているのを忘れる感覚です。

とってもいいですよ。


あなたもどう?よろしければ

草木染めの絹のふんどしは私が作って差し上げます。

私が作ったのはこれ、金のふんどしです。





友人がキハダで染めました。

正絹の綸子です。

第二弾はヤマブドウで染めていますよ。

紐ももちろん絹紐よ。

肌に優しいタッチです。

日本の絹って素晴らしい。
























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草木染め・灰汁の力

2017-06-18 | 趣味
おはようございます。

今日は梅雨らしい曇り空。

午後から待望の雨が来るかもしれません。

梅雨入り宣言後、全く雨が降りませんでした。

畑も庭もカラカラです。

草が伸びないのと涼しいせいか虫が少ないので助かっています。

でも虫が少ないとツバメは困るわね。



そんなことを考えながら今朝も早よから染め仕事に勤しみました。

この前、染めの教室でみんなで採ったマツヨイグサをもらってあったのです。

生の草ですから煮出しておかないと腐ってしまうでしょ。

鍋二つ使って染め液を煮出しました。



絹の五本指ソックスをマツヨイグサと灰汁で染めて見たら、

優しベージュ系の色になりました。

ローズマリーやイラクサと似ているのは草系だからかしら。



後、以前ビワの染め液で一回だけ染めた薄手の絹があったので

それをヤマブドウの一液に入れて色を重ねました。



濡れた状態ですがこんな綺麗なピンク色になりました。



それからもう一枚、やはりビワで染めた薄いピンクの絹を

今度はブドウの二液に浸す事二十分、



こんなに鮮やかな色が移っています。

濡れているから鮮やかですが水洗いするともう少し薄くなるのです。




それを風呂釜の灰汁につけて見たら。。。。。。。。。

あらら、



グレーになっちゃった。

これが灰汁の力です。


青色を期待していたのに、こんなに地味な色に変化するなんて。。。。。。。


なんだかあまりピンとこない色目だったので、

乾いてからもう一度二液につける事五分。

また優しいピンク色に戻しましたわ。

私としてはこっちの方が好き。

グレーも悪くないけれど、また別の布で染めて見ましょう。

ただいま、

ソックスとハギレをぶどうの三液に浸し中。



綺麗な桜色になってます。

灰汁につけてみようかと思ったけど、

この優しいピンクがグレーになってしまうかと思うとちょっと躊躇します。

でも気に入らなければまたぶどう色に染め直せばいいのですよね。

それが出来るから思い切って灰汁につけてみようか?

まだ迷ってます。

昨日のスカーフは綺麗なブルーが出たのに、

色移りも素材によるのです。



曇り空ですので写真映りがイマイチですが、

手前が紫色のヤマブドウで染めたスカーフ、こちらは講座で染めました。

真ん中ピンクはブドウの一液で染めたもの、奥がブドウで染めた後に灰汁につけて青が出ています。
































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ボンボン・退院する

2017-06-17 | 日記
我が家の雄猫。

この間罠にかかって足が腐ってしまったボンボン。

病院で切断手術をしてもらい三本足で帰還しました。

病院へ行く前は骨が見えるほど酷い傷を負いながらもまだ自分の足がありました。

切断されてから自力で歩くのは初めてです。

まだ三本足に慣れておらずトボトボとぎこちなさそうに歩いています。

ライバルの雄猫、ユーキに喧嘩を仕掛けられました。

私が行って止めたけれど

これまでユーキに対等か、それ以上に幅を利かせていた身の上からしたら、

自由のきかないこのざまをなんと情けなく思っていることでしょう。

まあ、それは私が勝手に思い描いているだけですが。。。。


それにしても三本足の猫を二匹も見ながら暮らす羽目になろうとは

誰が想像できたでしょう。



願わくば被害猫がこれ以上増えないことを祈るばかりです。

罠のことでは役場に出かけて話をしてきました。

その件に関してはまた後で、

とりあえずボンボン退院。



こんな風に後ろ足で立って水を飲むことももうできません。

なんの罪もないボンボンの猫ライフが、大きく変わってしまったのです。

ごめんね、ボンボン。

































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