やきものでは、その材料として、さまざまな土や釉薬を使います。
古くからある窯元では、代々伝わる山の土や、釉薬の配合を大切に守っているところもあります。
現代の作家は、色々な土の中から好みの物を見つけ出し、釉薬との組み合わせの実験を重ね、
理想のやきものを求めている方がたくさんいらっしゃいます。
同じ釉薬でも、土が変わり、温度や焼き方を変えれば、全く違う発色になったりしますからね。
その組み合わせは無限大・・・・・・
それはアマチュアでも同じこと。
せっかくいい感じに焼きあがった作品でも、どの土で何の釉薬をかけたか分からなければ、
またこんなの作りたい・・といっても、再現することは難しいのです。
そこで最近メンバーに勧めているのは、記録を取ること。
以前から ノートに書いておこうね・・・と言ってはいたのですが、実行するのは難しいらしく、
それより簡単な、写真を撮ることを勧めています。
こんなふうに作品と釉薬を並べて撮ったり、途中経過の様子を撮ったり。
せっかく携帯やスマホを持っているのだから、とりあえずは記録しましょう。
本当は完成写真を含めて、後日そのデータをまとめると完璧なのだけれど、
まぁ、とりあえずは記録から・・・ねっ。