やきもので灯りを作る事もあります。
光源として良く使っていたのは電球。
それが、最近はLEDを使う事も増えました。
色が変化したり、熱があまり出なかったり、長持ちしたりと
LEDの利点は大きいのですが、直接光が見えるとまぶしすぎたり、
光が直線的だったり・・・という欠点もあります。
先日、ルミネステンドグラスの原田さんの作品を拝見している時、
有機ELを取り扱っている方と知り合う事ができました。
どんな製品があるのか、陶器に入れてみたらどう見えるのか
実際に拝見したいと思って、会社を訪問してきました。
事務所には、ガラスやアクリルをはじめとして、色々なタイプの作品に
有機ELをあわせた試作品が展示してありました。
その部品をお借りして持参した作品に合わせてみると・・・
2ミリ程度の薄い面で発光する。
目に優しい光である。
若干のカーブを付ける事ができる。
消費電力が少ない。
熱をほとんど出さない。
紫外線を出さない。
などが特色で、透光性粘土の作品に合わせてみようかな・・・と思いました。
影が出ないのが、灯りにとっては良いような悪いような・・・
光と影を楽しむデザインではなく、優しい光を受け止めるデザインを考える必要がありそうです。
どんなデザインが向いているのか、出来上がった作品にはどんなタイプの有機ELを合わせればいいのか
お互いに知恵を出し合って可能性を探ってみましょう・・・という事になりました。
電気関係には疎いわたしにとって、心強く頼もしい方とご縁ができて嬉しい限りです。