工房 手土手 やきもの暮らし

土に触れ、土と戯れる日々の記憶
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有機EL

2014-08-21 16:00:41 | 日記

やきもので灯りを作る事もあります。

光源として良く使っていたのは電球。

それが、最近はLEDを使う事も増えました。

色が変化したり、熱があまり出なかったり、長持ちしたりと

LEDの利点は大きいのですが、直接光が見えるとまぶしすぎたり、

光が直線的だったり・・・という欠点もあります。

 

先日、ルミネステンドグラスの原田さんの作品を拝見している時、

有機ELを取り扱っている方と知り合う事ができました。

どんな製品があるのか、陶器に入れてみたらどう見えるのか

実際に拝見したいと思って、会社を訪問してきました。

 

事務所には、ガラスやアクリルをはじめとして、色々なタイプの作品に

有機ELをあわせた試作品が展示してありました。

その部品をお借りして持参した作品に合わせてみると・・・





2ミリ程度の薄い面で発光する。

目に優しい光である。

若干のカーブを付ける事ができる。

消費電力が少ない。

熱をほとんど出さない。

紫外線を出さない。

などが特色で、透光性粘土の作品に合わせてみようかな・・・と思いました。

影が出ないのが、灯りにとっては良いような悪いような・・・

光と影を楽しむデザインではなく、優しい光を受け止めるデザインを考える必要がありそうです。

どんなデザインが向いているのか、出来上がった作品にはどんなタイプの有機ELを合わせればいいのか

お互いに知恵を出し合って可能性を探ってみましょう・・・という事になりました。

電気関係には疎いわたしにとって、心強く頼もしい方とご縁ができて嬉しい限りです。