5月3日
ゴールデンウイークのど真ん中に、妻と鳥取県の大山(1709m)へ出かけた。
朝5時15分に我が家を出発。途中蒜山SAに立ち寄ったが、朝の7時と言うのに駐車場
はほぼ満車。ほとんどが県外Noで、車の中で寝ている人、洗面所で歯を磨く人など
さまざま。たぶん車の中で夜を明かした人達だろう。
7時30分に大山寺の駐車場に到着。しかし、駐車場は満車。道路わきの隙間を見つけて
駐車する。
バナナを1本づつ食べて出発(7時45分)
この夏道コースは最初から8合目付近まで階段状の登山道だ。
最初こそ傾斜は緩いが徐々にきつくなってくる。何しろずっと階段道。
登山道は登山者が数珠つなぎで登っていく。
六合目の非難小屋前のベンチは登山者で一杯。座るところもない。
ここまで1時間30分。登山地図に載っている標準時間よりかなり早い。
妻は久しぶりの登山にもかかわらず、元気だ。
登山者は、小学生くらいの子供も多く、元気で登っていく。
1年前にも大山に登ったが、これだけの人が登って行くのは長野の山では見ることがあ
るが中四国地区では初めて見る光景だ。
八合目付近から見る大山の北側。遠く三鈷峰からユートピア小屋を望む。
北面だけに、まだ雪が残っている
ここからの景色は伯耆富士のイメージとはほど遠い険しい山肌を見せつける。
印象に残る景観だ。
手前のピークは「別山?」
八合目を過ぎると登山道はキャラボクの中を歩く木道となる。
緩やかに見える斜面だが、今までの疲れが加わって案外きつい。
妻も少しバテ気味だが頂上が見えて少しは気楽になったようだ。
頂上到着は10時25分。ここまで2時間40分。速いペースだったが妻も良く頑張った。
頑張った分、360度の景観の素晴らしさが、倍増する。
頂上からの展望は、さすが大山という感じ。薄っすらとガスがかかっていて遠望は利かないが、
恐怖を感じさせる斜面が目を楽しませてくれる。
一番高い「剣が峰」までの尾根は危険で行くことはできない。遠くに「烏ケ山」を望む。
頂上も多くの人、人、人。
新潟から来たとか、九州から来たというような話が聞こえてくる。
「百名山」のという磁石が各地の人を引き付けているのであろう。
頂上で弁当を食べて、同じ道を下山。登山口到着は13時。
昼食、休憩を含めて5時間15分の登山。妻は下山時の階段道がこたえたようで、「景色はいいけで、
登山道がどうも人工的で面白くない」と少し不満が残ったようだ。