大震災によって、東日本はとても大きな災害に見舞われた。
津波で、原発に多大な損傷と未来への大きな負の損傷を与える。
関東では、電力不足から、大停電になる危険性が増大したため、輪番停電を実施することになった。
この中部地区でも原発が停止され、夏の電力不足に陥る危険性が高まり、停電の危機が高まった。
このため、電力のピークカットが叫ばれ、企業は、消費電力を削減するための努力を行っている。
また、大手企業は、ピークシフトをすべく、7月から9月までの3か月間、営業日を月~金曜日、土・日曜日休みを木・金曜日休みにした。
(ピークカット:電力の供給不足になる「平日の昼間~夕方」の電力を削減すること
ピークシフト:必要となる電力は、ピークカット以外の平日の夜間~早朝、または、休日に振り替えること)
これにより、大手企業に関連する企業も影響を受け、右に倣えを行った。
この右に倣えは、多くの関連企業が、全社で行う企業と部門別で行う企業など、対応状態は異なる。
いずれにしろ、震災により発電施設の破壊などで、電力不足が招いた玉突きの連鎖である。
・・で、ピークシフトは、この9/30で終わる。
長い人生では、土・日曜、祭日が休みであったので、木・金休みは馴染めなかった。
最初は、環境の変化もあり、気楽な感じもあったのであるが・・・
やはり、家族が皆同じ日に休みが取れないのは苦痛である。
必然的に、会話も少なくなりコミニュケーション不足となり、ストレス増加となってしまった。
企業としても、電力のピークシフトは成功したのであるが、その分間接経費は増えたと思う。
それは、電力にしても、全社でピークシフトしない企業は、木・金も一部稼働しているので、電力は使用する。例えば、同一フロアーで、木・金休みと土・日休みの人がいる場合は、多少の電力の抑制はできるが、それなりに電力を使用する。
このため、間接経費は増大することになる。ピークカットには、十分な貢献ではあるが・・・
そ、それも、もう少しで終わる。
(現地点で終わっているが・・・)
長かったが、もうすぐ終わる。
この犠牲結果、社会に貢献できたのであろうか? とふと思ったのであります。