Thりーど(HN)

な、なんでも挑戦!
 ブログオープン:2009/12/13
 ブログ引っ越し:2014/11/29

迷惑メール

2025年03月13日 06時12分39秒 | 日記・エッセイ・コラム

惑メール


(表示ウインドウをディスプレイの半分にするには、ウインドウの最上部をクリック&ドラッグしてディスプレイの左・右端に移動)
<表示ウインドウをディスプレイの半分にするには、[Windows ロゴ キー] + [←]、[Windows ロゴ キー] + [→]で、ディスプレイの左・右端に移動>


  惑メールは、その内容によってより小さな迷惑から、より大きな迷惑メール等、色々ある
  そのなかでも、最大級の迷惑メールは、送信元(差出人)偽装のメールだ

  フィッシングメール等は、メーラーソフト(メールを制御するソフト)内のフィルタや、

  インターネットサービスプロバイダー等が提供するフィルタ等である程度除外することができる

  しかし、差出人偽装のメールは実に困る
  中でも、差出人のメールアドレスを宛先人のメールアドレスにした場合は、悪質そのもの
  明らかに、迷惑メールではあるが、フィルタの効果は、まったく機能しない
  なぜなら、宛先人は、必ず有効なメールアドレスであるため、宛先人に必ず届くことになる

  通に考えれば、差出人が、既知である場合は、信用してメールを見でしまう
  全面的な信頼をもって、メールを見る
  (メールを信頼して開いてしまうため、メールは、テキスト方式でしか開くことはしない
   間違っても、HTML方式で、メールを開かない
   HTML方式だと、自動で起動してしまうような構文が含まれるケースがあるため、
   これををさけるためテキスト型でメールを開く)
  差出人が、既知のメールアドレスであったら信用して、疑うことなく開いてしまうことになる

  上の例では、自分宛て(宛先人)のメールで、かつ、差出人が自分なので、当然迷惑メール
  だと理解できる

  かし、差出人が既知であれば、メールは躊躇なく開いてしまう
  躊躇なく開いてしまうため、メールは、必ずテキスト方式で開封(開く)し、万一迷惑メール
  の場合に、自動に起動するような動作を抑えることができる
  このようなケースにはどうしたらいいのか?

  差出人偽装を見破るには、どうしたらいいのか?
  文面から判断できる場合は、良いが、文面が少しおかしいと感じる場合などは、どうするか?

  ・・それで、調べてみました
  (一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC):https://www.nic.ad.jp/ja/) 

  ールには、メールの送受信に関する情報(ヘッダ情報)がメールのタイトルや本文のほかに添付されている
  このヘッダ情報の中の”Authentication-Results“に記載されている、spfdkimdmarc
  の三つの情報が”pass”となっているのが正常なメール

  これらの内容が “pass” ではなく、失敗 “error”、”failed” 等になっていれば、
  メールの差出人アドレスに対してメールのドメイン認証が失敗している
  つまり、差出人の偽装が行われている可能性が高いことになる

  以下、JPNICから抜粋
  SPF (Sender Policy Framework)とは、 電子メールの送信元ドメインが詐称
  されていないかを検査するための仕組み
  DKIM (DomainKeys Identified Mail)は、 電子メールにおける送信ドメイン認証技術の
  一つであり、 メールを送信する際に送信元が電子署名を行い、 受信者がそれを検証する
  ことで、 送信者のなりすましやメールの改ざんを検知できるようにするものです
  DMARC (Domain-based Message Authentication, Reporting, and Conformance)とは、
  電子メールにおける送信ドメイン認証技術の一つ


  サンダーバード(メーラーソフト)の場合は、メールのプルダウンメニュー”その他”の中、
  ”ソースを表示”で、メールのソースが表示される
  この中の”Authentication-Results“項目に記載されている

  アウトルック(メーラーソフト)の場合は、メールのプルダウンメニュー”ファイル”の中、
  ”プロパティ”で、メールのソースが表示される

  ちなみに、スマホ(アンドロイド型)の場合も、メールのプルダウンメニュー”その他(・・・)”の中、
  ”メールヘッダ情報表示”で、メールのソースが表示される
  (注:スマホの場合、メールを開くさい、非テキスト型で開かれる可能性が高い場合、
     メールを開いても、メール内に記載された悪意のある動作が、動作がしないような
     処置を施すことが望ましい)

  実際のメールの情報は、これ

(宛先人と差出人が同じの迷惑メールのヘッダ情報)
mm_1.jpg

(”Authentication-Results“項目を抜き出した画像)
m_1b,jpg

  

  spf=softfail dkim=none dmarc=fail とエラー情報となっている

(m_1b.jpgを抜き出し)

m_1ba.jpg

 

(スマホのメールヘッダ情報選択画面)
mm_ok.jpg

(スマホのメールヘッダ情報 正常メール)
mm_ok3.jpg

  この情報では、正常なため、dmarc=pass dmarc_ spf=pass dmarc_dkim=pass

(判定個所)

mm_ok3a.jpg 

 記の迷惑メールの宛先人と差出人のメールアドレスが同じ場合のメールヘッダ情報を見ていくと
  ”Authentication-Results“項目の次の行に
  「Received: from 8ta-145-209-253.telkomadsl.co.za (8ta-145-209-253.telkomadsl.co.za [41.145.209.253])」
  の項目があり、送信者(差出人)らしき IPアドレスが記載されてたのでIPアドレスの逆引き
  検索したら南アフリカのインターネット接続業者から発信されていることが分かった
  南アフリカのインターネット接続業者を利用している誰かが、私宛に、私が発信したように
  偽装してメールを送信している
  
  いなことに、私のメアドを知っている人は、ほんの一握りの方
  この方へ差出人偽装したメールが送られたら、相手の方は、私からのメールだとして、

  安心してメールを開いてしまう
  そして、被害が出てしまうのだが、今のところ、そのようなことが発生していない

  数十年前に、業務で使っていたメールは、逆の立場で被害にあった
  ある人のPCに感染したウイルスは、その人のメール登録していた方々へ、ウイルスがばらまかれた
  そこに登録されていた私は、ウイルスメールが頻繁に届くので、なんでメアドが漏れたのか?
  色々思案に明け暮れていた
  ・・で、感染したPCを持つ人が、感染に気付いたのは、結構日にちが経ってからだった
  その間、色々とメアドを登録していた人々との間で、猜疑心が生まれる日々だった

  そんなこともあったので、ウイルスメールには、特に注意をしている

               

 

注)当ブログは、PC: OS:windowsを対象に記載してます。
  一部、スマフォ(携帯情報端末など)などのWebブラウザ(chrome、safariなど)で、表示等が正しく表示されない場合があります

コメント (2)