その日の鷲田清一 は、マルクスの言葉。
愛は愛と、信頼は信頼とのみ交換できる。だが、貨幣は己の本性を反対物にも変えると『経済学哲学手稿』から紹介。
もし他人に影響を与えたいなら、「君は現実に魅力的で、彼にひしひしと迫るものをもつ」人物でなければならない。
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桜井啓太「日本の子どもの貧困率11.5%、一人親世帯では、44.5%が貧困状態」
2023-7-20朝日新聞記事より。
桜井啓太「若い世代には子どもを持つことが『リスク』という感覚が広まっている。問題は彼らが『リスク』と考えることではなく、その感覚を与えてきた側が、自身の責任に無頓着のまま『なぜ産まないの?』と問うていることです。」同上より。
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竹内幹「メディア や行政関係者は 中央政府のことを『国』と呼称することが多い。だが 政府は国ではないし、国と呼ぶべきでもない。」2023-7-20朝日新聞記事 より
竹内幹「万が一、 財政が破綻するようなことがあっても『国』は消えたりはしない。…やがて 政府も機能する。」同上記事より
※国は消えないのだろうが、 その時 国民はどのような生活 状態に陥るのだろうか?
竹内幹「実は、家計の金融資産は豊富で、その合計は二千兆円にも登る。ただ、20代が保有するのはその1%だけで、約半分は高齢者のものだ。」
2023-7-20朝日新聞記事より
ここで言う高齢者とは、60代から全部?
高齢者の一部は、「豊富な金融資産」をもっているのかもしれないが、多くは、年金を補って生活していくための「ギリギリの資産」を持っているに過ぎない。時にはそのギリギリを取り崩して子どもや孫たちの生活の面倒を見るという日本になっているのでは?
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死んだら「次の世界」に行けるかどうか解らない。
生きていれば、次の世界に行けるかもしれない。
(ある歌舞伎役者の言葉が不思議だった。)
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朝日新聞の「詩歌翻遊」より「むがしさ」「むがしび」という語を知った。喜の下に心と書く字。(スマホでこの字は出せるのかな?)