私が読む本はほとんどが古本屋で購入したものだ。(作家のみなさんごめんなさい。)幸いなことに我が吉祥寺の街には多数の古本屋があり、しかも安い。私は毎日のようにそれらの古本屋めぐりをしているため、各店の棚をほとんど覚えている。(購入するのは店頭の100円コーナーが多いんですけど・・・。古本屋さんごめんなさい。)今回もそうして見つけた本です。「地図の遊び方」百年前ここは何だった?新潮OH文庫-今尾恵介著。パラパラと立ち読みしたら、たまたま実家のそばの項目があったので思わず買ってしまったのだが、この本がめっぽう面白い。私は子どもの頃から散歩や旅が好きで地図を眺めるのも大好きだし、小学校の時に社会科の授業で地名探しをやったとき、先生より詳しくてあきれられた覚えがある。しかし地図マニアではないので、著者のような視点で遊んだことはなかったのだ。地形図、記号、地名の変遷など興味深い内容ばかりなのと、図表も豊富で非常に楽しい本だ。こういう本は何冊か手に入れて友人に配りたくなっちゃうんだよなあ。
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