今月は先に何か1冊書いたような気がするが、まあいいか。
さて、ちょっと前にどこかのメディアで、あのホリエモンが拘置所内で大量の本を読んでいるというのを見かけた。
彼の読書スタイルは、まず読もうとする本の最後にある出版広告を見て、次に読む本を決めてからその本を読み始めるというものだった。
それに対してコメンテーターは、“普段あまり読書をしない人の読み方ですねえ。”と言っていたが、私もまさに、このウン十年まったくそのとおりの読み方をしており、ある特定の作家あるいはジャンルだけに固執することなく、さまざまな方面に興味が湧いてしまうのだ。
◎アジアン・ジャパニーズ 小林紀晴著(新潮文庫)
実はまだ読み始めたばかりなのだが、間違いなく面白そうなので書評を先に書いてしまおう。
本日、ランチに行く前に古本屋ランキング2位のT書店で購入(¥200)。
例によってまず、カバー裏の“新潮文庫 旅の本”を見る。
池澤夏樹、池波正太郎、大路和子、ううむ、読んでないなあ。
大槻ケンジ読んだ、海高健読んだ、北杜夫読んだ、関川夏央読んだ、妹尾河童読んだ、玉村豊男読んだ、野田知祐読んだ、藤原正彦読んだ、素樹文生読んだ・・・。
ようやく本文である。
作者は1968年生まれ(おっ、けっこう若いじゃん)のカメラマンで23歳の時、会社を辞めアジアへ旅立つ。
初めて訪れたアジアで、自らの体験とともに、そこに暮らす日本人達を写真と文章で描いている。
冒頭は私も良く訪れるバンコクからだ。
おなじみのドンムアン空港(いかにも蒸し暑そうな名前だ)に降り立つった彼は、どこにも行く宛がなく、たまたま声をかけられた外国人旅行者とともにホァランポーン行きの列車に乗る・・・。
旅は人生そのものだと良くいわれるが、この作者の場合も同様で、会社という行き先の見えるポジションを破棄し、アジアの未知に身を置くことにより、自らを理解するために出かけたのではないか。
それにしてもカメラマンはみな文章がうまい。(うまいから本になっているのか)
こういう本がわずかな金額で手に入るから古本屋巡りはやめられないのだ。
ああ、私もまたどこかへ行きたくなってきた。
さて、ちょっと前にどこかのメディアで、あのホリエモンが拘置所内で大量の本を読んでいるというのを見かけた。
彼の読書スタイルは、まず読もうとする本の最後にある出版広告を見て、次に読む本を決めてからその本を読み始めるというものだった。
それに対してコメンテーターは、“普段あまり読書をしない人の読み方ですねえ。”と言っていたが、私もまさに、このウン十年まったくそのとおりの読み方をしており、ある特定の作家あるいはジャンルだけに固執することなく、さまざまな方面に興味が湧いてしまうのだ。
◎アジアン・ジャパニーズ 小林紀晴著(新潮文庫)
実はまだ読み始めたばかりなのだが、間違いなく面白そうなので書評を先に書いてしまおう。
本日、ランチに行く前に古本屋ランキング2位のT書店で購入(¥200)。
例によってまず、カバー裏の“新潮文庫 旅の本”を見る。
池澤夏樹、池波正太郎、大路和子、ううむ、読んでないなあ。
大槻ケンジ読んだ、海高健読んだ、北杜夫読んだ、関川夏央読んだ、妹尾河童読んだ、玉村豊男読んだ、野田知祐読んだ、藤原正彦読んだ、素樹文生読んだ・・・。
ようやく本文である。
作者は1968年生まれ(おっ、けっこう若いじゃん)のカメラマンで23歳の時、会社を辞めアジアへ旅立つ。
初めて訪れたアジアで、自らの体験とともに、そこに暮らす日本人達を写真と文章で描いている。
冒頭は私も良く訪れるバンコクからだ。
おなじみのドンムアン空港(いかにも蒸し暑そうな名前だ)に降り立つった彼は、どこにも行く宛がなく、たまたま声をかけられた外国人旅行者とともにホァランポーン行きの列車に乗る・・・。
旅は人生そのものだと良くいわれるが、この作者の場合も同様で、会社という行き先の見えるポジションを破棄し、アジアの未知に身を置くことにより、自らを理解するために出かけたのではないか。
それにしてもカメラマンはみな文章がうまい。(うまいから本になっているのか)
こういう本がわずかな金額で手に入るから古本屋巡りはやめられないのだ。
ああ、私もまたどこかへ行きたくなってきた。