ペンギンのひとりごと。

とにかく何事にも好奇心旺盛なペンギンのひとりごと。

渋谷郵便局裏手の元サロン風カフェで上品なランチをいただく。(本日のランチVol.06)

2013-01-10 17:02:39 | 本日のランチ
●渋谷区  渋谷1丁目 カフェ「WEST」

以前いた高田馬場は坂の多い街だったが渋谷はさらに坂の多いところで、
しかも高田馬場より坂のスケールが大きい。
そのため宮益坂の上の仕事場から渋谷駅方面に下ることは、
帰りの登りの過酷さを考えると非常に大きな決断が必要になるのだ。
しかし本日は駅向こうのロフトにどうしても行かねばならぬ買い物があり、
決死の覚悟で坂を下りることになった。(ちょっと大げさか)

ロフトでの買い物が済み、さてランチをどうしようかと思ったのだが、
ロフト周辺にはなじみの店がなく、
目に入る飲食店の看板はどこもビルの地下か2階以上で内部状況がわからず。
どんどん歩いているうちに仕事場まであとわずかの距離まで戻ってしまった。
あ、いかんいかん。
どこか探さなきゃ。

宮益坂の郵便局の斜め裏側あたりの路地を歩いていてふと目に入ったのが、
毎日のように前を通るものの、今まで一度も入ったことがなかったカフェ「WEST」。
ここは店の正面の大きなガラスから内部が良く見え、
なかなか渋そうな雰囲気なので一度は入ってみたいなあと思っていたのだ。

さて、恐る恐る入店してみると外から見るより奥行きがだいぶあり、
相当な人数にも対応できそうなスペースで、
壁面の絵画やアンティーク風のテーブルやチェアが、
サロン風の雰囲気を醸し出している。
ただしそれぞれが恐らく30年以上は使い込まれているのだろうなあという古さもあった。
つまりは元サロン風のカフェというわけだ。

先客はわずかに5人ほどで、いずれも常連客らしかった。
私はママさんらしき上品なおばさまからメニューを受け取ると、
しょうが焼きとパスタの2種類のランチを詳細に検討し、
しょうが焼き(ご飯、味噌汁付き¥900、コーヒー¥150)をお願いすることにした。

途中の本屋で仕入れた「旅の途中」筑紫哲也(朝日文庫)を読んでいると、
約10分ほどで私のランチが到着。
かなり使い込まれた真っ黒な鉄板に載った、
多めのタマネギとピーマンがからまった1枚1枚が大きめのしょうが焼きだ。

まずはひとくち、タマネギを食べてみる。
ウン、薄味だがちゃんとした上品な味だ。
次は肉を食べてみよう。
大きいので箸で切ってみると厚みはそれほどでもなく、
しかも柔らかいので簡単に切れる。
ウン、こちらも薄味だが上品な肉だ。

鉄板の端にはグリーンピースとニンジン、
マカロニも添えられており、
そちらも上品な味だった。

他の店に例えれば吉祥寺の「ゆりあぺんぺる」かな。
あそこをかなり広くした感じ。
ま、ゆりあぺんぺるは2フロアだからくっつけたみたいな。
できたのも同じ頃じゃないのかなあ。
その頃はサロン風が流行っていたのかな。

ごちそうさまでした。

(画像はありません)











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