宮城県塩釜市 ・・・日本三景 松島湾内に大小さまざまな島が点在します。浦戸諸島です。
ここ塩釜港から船で約30分、桂島があります。
その先に野々島、寒風沢、朴島があり、桂島を含めこの4島には集落があり人々が生活されている。
・・・そして宿泊設備もあり、観光地でもあります。
この建物の先、左折し裏側に入ると駐車場があります。
一時間百円の駐車場ですが島の宿泊客として、30時間1000円の割引チケットを宿で購入することになるようです。
では車を駐車場に入れて、このビル内に入ります。
食事処や売店、集会室など色々ありました。
この建物の名前が、みなとオアシス・マリン塩釜と長い。
乗船券を購入し、塩釜市営の船に乗ります。
・・・船の利用者は近年減少しているようです。
そのような中で今年の春、12年ぶりに小型船(19トン)が新造され就航しましたが、中型船1隻が退役しました。
現在は中型の「しおじ」定員260人が1隻、小型の「うらと」と新造船の「しおね」定員100人の3隻で運行されています。
一番近い桂島に、往復で千円と市民の足ですから廉価な料金設定です。
切符を購入し桟橋に向かいます。
埠頭が工事中で、船の全景が良く判らないが、この船は多分中型船でしょう。
乗船後、2階のデッキに出て松島湾内の景観を紹介しましょう。
波は穏やか・・・、午後のひととき、船上を吹き抜ける潮風が心地よい。
東京の猛暑を抜けて4~5時間のドライブで、・・・自然の涼風・・・松島湾の海上に・・・
この光景が松島、小島の数は・・・260余りとか、驚くのは、全ての島に名前が付いているとの事でした。
ところで松島観光は、松島海岸から遊覧船での観光が一番人気のようです。
遊覧船の案内を見てみましょう。
・・・50分で湾内一周 ¥1500コース、桂島を回って帰るのが湾内一周コースのようです。
近くの島をめぐるコースは、25分 ¥1000-があるようです。
島の向こうに遊覧船が見えてきました。
あのラインは、・・・大型遊覧船・仁王丸のデザインのようです。
仁王丸は湾内一周コースの遊覧船で、1Fは混雑しています。
2Fは空いていますが、グリーン席。 別途600円と案内にはありました。
椅子席:198名、立席:102名、定員300人・・・バスと同じ立席を含む定員です。
第三仁王丸という遊覧船も就航していて、こちらは椅子席:313名、立席87名、定員400名とさらに大型です。
まもなく、最初の停船地・・・桂島の案内が流れ、・・・堤防を回り込んで・・・湾内に入ります。
30分弱で目的の桂島桟橋に到着しました。
下船して、船主側から全景を見ると結構かわいい船体でした。
桟橋には、宿の主人が車で迎えに、・・・釣り道具を見て、「エサは持ってこられたでしょうね!」
・・・忘れた・・・、魚市場で昼食のメニュー選びに大半の神経が使われて、青物の小魚を探すのを・・・
餌に適する物が余り無かったし、釣りのボートを持ち込もうかと思ったが・・・
突然の二泊の小旅行なので、成り行きで取り合えず竿を数本持ってきたのだった。
・・・では、釣り道具を宿に置いて予備知識の少ない桂島の散策に出かけよう。
ここが島の南側、海水浴場・・・業者の方が休憩所やシャワー室などの組み立て中で、進入禁止のロープが張られていた。
白キスは釣れるかな?・・・聞いてみると・・・ここには住んで居ないそうでした。
・・・何か釣れます? ヒラメ、・・・沖合に釣り舟が見えた。
これがパンフレット
島の西側、遊歩道コース、夕日が見たいのだが・・・海岸からの道が工事中でロープが張られている。
では先程の船着き場と、湾を囲む西側の堤防先端まで散策に
堤防の先端・・・湾の内外の海中に、魚影は見えない。
漁港から海岸沿いを東に進もうとすると・・・道が無い、パンフを持って作業中の人に聞いてみる。
・・・この道を通って隣の集落に行きたいのですが・・・?
「そこから先は崖を登らないと道は無いよ!、今は誰も通らないから、藪になっていて崖も登れないよ
戻って、坂道の頂上で左に階段がある、その階段を上って行くと寺があり、この崖の上の遊歩道に行ける・・・。」
ありがとう!・・・
オッ! 小型船が入って来た。
「しおね」定員100人の新造船のようです。ほぼ満員。
では来た道を途中まで戻り、階段を上ると、その先に・・・このような立派な仏像が
そして寺の裏手に左から回り込むと、遊歩道がありました。
舗装された小道を進む、100mくらいで遊歩道からそれて、崖の端に進むと・・・左端に船着場が見えました。
この右端の作業場で道が無くなり、崖を上ろうと一瞬考えたが断念してよかった。
ここから崖を見ると急斜面で、夏草がすごかった。
さらに進み、もう少し先で再び崖の上に出ると
広角で全体の景観です。左端に桟橋が見えます。
遊歩道を下ると舗装は終了、右と直進の分岐の選択・・・砂利道で木立が鬱蒼としている直進コースを選択。
多分東に向かっている・・・やがて山肌を右に回り込み・・・体育館裏手が見えた、ここが旧浦戸二小のようです。
舗装された小道、市営住宅の横を通り幹線道路に合流。
更に東側に進むと右側(南)の急斜面の下に小さな砂浜が見えます。
島民の手作り海水浴場のようで「鬼が浜」に下りる小道の案内がありました。
島内では畑作をされていますが、ごく少量のようです、開墾して耕地を増やしても、問題は水源、四国の様なため池でも造らないと・・・。
長い上り坂の途中で、右の半島方向に進む未舗装の道路が分岐しています。
直進すれば尾根の向こうに石浜集落があるのでしょう。
右のコースは、雨降り岩と看板があるので進んでみましょう。
こちらもすぐに上り坂、標高60.1mの津森山が浦戸諸島では一番の高さとありますので、ここがその山でしょう。
水源の管理棟?の横を通り、この先また上り坂があります。
さてここが山頂?・・・周囲に木立があり、全く見晴らしが悪い。
丸く柵で囲われているので、ここが目的地、向こうに石碑・雨降石が建っていた。
石はどこ?・・・斜面にあるのが
この石です。水に濡れると黒光りする石、あるいは紅色の石を勝手に想像していたので・・・残念。
尾根を下り海岸線に行きたいが、海沿いの道が無いようなので、またここに戻るのは面倒です。
散策を終了、
夕食後、散策するも・・・星空は・・・残念、雲も多く、静かな桂島でした。
朝マヅメに出かけよう。
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