文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

生物情報収集システムの開発を進めています

2007-12-14 21:29:54 | 生物情報収集とWEBGISと監査制度再構築
2007/12/13
1 自然情報収集システムをご導入いただいているY県より、新たに2種類の外来動 物の「自然情報収集システム」での運用開始に関して、具体的な資料が届く。
 早速、環境を整備して返事をする。
 それだけで、システムの更新等も遠隔地でもメールのやり取だけで事が進んで出来上がってしまいそうです。
 どう考えても、大学とのパートナーとしての開発方式は新たなビジネスモデルとして成立させたい。
 とても”グーグル-ポイ”開発内容であり、サポートなので、マンパワーに依存しないことが良くも悪くも驚きです。
 
 楽しみながらいろんな事にチャレンジできれば幸いだなと、強く感じるこのごろです。
 さらにもうひとつ、全国規模でのNPOの業務支援の構想も浮かんできています。

2 特定県むきのプロダクトと同時に、全国規模でWEBGISを機能させられる環境を
 運用できるように開発中です。

 


生物情報収集システムの展開を

2007-12-14 18:47:01 | 生物情報収集とWEBGISと監査制度再構築
2007/12/13
 生物情報を収集する仕組みとしては、いろいろな方法があります。
そのなかで、当社としては7年前から独自に開発を始めて、現在実用化した方法があります。
 それが、京都府で実際の運用に入っています。
そしてこの仕組みを全国の行政組織やNPOなどの市民活動のための情報ツールとして全国に広げていけないかを模索中です。

 京都府では
 ツキノワグナの行動調査用として運用をいただいています。
 http://www.pref.kyoto.jp/shinrinhozen/welcome.html

京都府自然環境情報システム(ツキノワグマ版) 稼働開始です

2007-10-10 10:29:06 | 生物情報収集とWEBGISと監査制度再構築
2007-10-10
 京都府自然環境情報システム(ツキノワグマ版)
本格稼働を開始しました。 時期として、山から里へ熊が降りてくる時期でもあり、早速昨晩、関西の朝日TVで午後6時ころ大きく報道されたと聞いています。

 (3)の発信システムを、ご御覧ください。MAP上に目撃情報がセットで確認いただけます。
 京都府では、今回は、関心の高い「ツキノワグマ」からはじめて、順次市民参加・協働によっる自然情報収集システムの運用を順次拡大していく方針と聞いています。

 

京都府HPの内容から抜粋しました
「 京都府/農林水産業・農山漁村/森林保全課の業務について」
京都府自然環境情報システム(ツキノワグマ版)

 (1)収集システム(入力)
 (2)管理システム(かなり厳密に情報を検証して登録する仕組み)  
 (3)発信システム(情報出力) 

システムの特徴
京都府内におけるツキノワグマの目撃情報等を、インターネットを利用して広く収集し、データベース化するとともに、その情報をインターネット上で共有するシステムです。
1.収集システム
入力者リストに登録されている人のみが、目撃情報等を入力することができます。
2.管理システム
データ管理人は、森林保全課野生動物対策室の担当者です。
信頼性があると判断されたデータのみが、本データベースに移植されます。
3.発信システム
審査済みのデータが、公開されます。
ツキノワグマ目撃情報の分布図や個々の情報カルテを閲覧することができます。

コメント:
※ツキノワグマにご注意!!
※本システムでは19年度のデータを公開しています。18年度のデータは追って公開する予定です。それ以前の目撃情報データについては、下記までお問い合わせ願います。



問い合わせ先
京都府 農林水産部 森林保全課 野生動物対策室
(京都府立大学森林計画学研究室 協力)
TEL 075-414-5022
FAX 075-414-5010

生物調査の新技術 TMLで実用化

2006-01-29 08:22:30 | 生物情報収集とWEBGISと監査制度再構築
携帯電話つかった、生き物調査等の新手法を紹介します
以下は、auというメーカの製品を使って実用化したことです

(1) テキストを携帯電話上で、しこしこと入力(かなりしんどい)
中央大学駿河台記念館で生物技術者連絡会の総会が開催された。[地図情報はこちら↓]

(2)位置情報入力 携帯内蔵のGPSで、秒以下2桁までの緯度経度情報を携帯に添付
http://www.at-navi.com/map/checkMap.jsp?datum=0&unit=0&lat=%2B35.41.52.85&lon=%2B139.45.51.91&fm=0

(3) 携帯電話の内蔵カメラで撮影した画像(jpg)の3点をセットにして
会社のPCへメールとして送信します

 受信しますと
(1) 送信者が誰か 明確です
(2) 送信時間は  明確です
(3) 送信内容は
 ① 文章 テキストで入力されている
 ② 証拠の写真が貼付されている
 ③ 位置情報が正確に取材され、添付されている
  しかもGPSで精度も高く、世界測地系である 

 となって、送信者の本人検証が終わっている、極めて信頼性の高い、優れた現場詳報として、データベースの格納可能な情報となっています。
 このまま、特定のデータ管理責任者にゆだねることで、今回はデータベースにそのまま登録を可能にしています。
 生き物調査での双方向性をも加味して(写真による種別鑑定やアドバイス等の情報提供など)、新時代の調査嬉々としての利用価値が、これから貴重です。
 現状では、年寄りにはTEXT入力がやや困難。文字数制限。そして写真の解像度等に難もあります 

生物技術者連絡会での会話(2)

2006-01-29 08:00:08 | 生物情報収集とWEBGISと監査制度再構築
 生物技術者とは、地域で個人的にアセスメントの一環としての「生物調査」を行うメンバーと、大手ゼネコンの一部門として、環境絡みの部分を担当する部門の方々など、フイールドが大好きな、生態系をそれなりに勉強してきた方々の連絡会として、自然環境研究センター内に事務局を有する連絡会です。

 大事なことは、ここ7~8年、きちんとした生物の調査情報が入手出来なくなってしまった事への慨嘆の声を、いろいろな方から聞かされました。
 論文が出ない。出せない。特に印刷物が出回らなくなって(予算上?)引用出来るしっかりとした論文が少ない。インターネット上で見る内容は、引用でない。アドレスがいつ消されたい、改訂されるかわからないし、不安である。
 アセスメントに利用されたくないと言うことで、野鳥の会の地方支部が典型として、全国情報として、アセスメント情報として引用することを断られる(同業者として?)ケースが多いと言うこと、など。

生物技術者連絡会総会&シンポジウムの開催

2006-01-29 07:47:03 | 生物情報収集とWEBGISと監査制度再構築
 「生物技術者の最前線2006」と題して、東京・お茶の水・中央大学駿河台記念館内で開催。出席者60名。会員100名規模の任意団体。本年度から会員からチョイスされた(かなり申し込みの早いもの順)5名が研究課題の発表。 そのほかにも論文が数点。
 学会発表形式に近いが、自由研究であり、多面的な内容。より柔軟に、現場での独自な研究調査と、研究者同士の横断的な意見表明と言うこともあって、結構盛り上がりと内容のすばらしさに注目が集まりました。
(1) 羽毛識別マニュアルの作成と今後の課題 未だ過程であっても出来たらすごいガイドブックになるなと直感
(2) 小笠原に於ける外来種対策 外来種の排除の困難さと、それなりに出来てしまった生態系のバランスが、どうなるのか。頂点にいる、家猫(野生化)とオガサワラノスリ、そして最悪のは虫類であるグリ-ンアノール+クマネズミ+ノヤギが、本来の固有種を食い荒らす実態との狭間をどうするのか。生態系が進化論や"棲み分け理論"というよりか、入り乱れて曼荼羅状態となってしまっている状況を聞かされました。うーんとうなって言葉が出ない。猫を減らすとクマネズミが増え……
(3) 直接観察法による日本リスの生息環境調査 個々の調査対象を自然の状態でじっと目視しながら調べていく方法を、おたく的に徹底した方法と理解。
(4) 昆虫調査を定量化 ライトとラップでの実験 生物技術者の現場では大事な技術の定量化で、同じ捕虫用蛍光灯でもメーカにより、使用期間に寄る格差が魅し出来ないほど大きいとの実証実験結果の発表。
(5) 自然環境教育での生物技術者の協力のあり方の発表。
 総合学習の場への協力要請で、小学4年生1クラスへの協力の当初と結果の発表
現場の先生、父兄、そして優れた自然環境があっても殆ど遊びにも利用されない現況に驚愕し、手取り足取り1年後の成果を評価。物事を具体的にしっかりと捕らえることの重要さを、こどもの成長を通じて再認識しました。
 この分野での協力の重要さが浮かび上がってきます。

 

環境アセスメント学会生態系研究部会 WEBGISに関する講演

2005-07-22 22:38:47 | 生物情報収集とWEBGISと監査制度再構築
 WEBGISに関する、まさにドンぴしゃりの内容の講演会と聞いて参加してきました。武蔵工業大学横浜キャンパスで開催されました。学会の常務理事である同大学助教授田中 章氏の司会で、講演をしたのは、みずほ情報総研社会技術室高橋邦彦氏。同氏は、主に欧州での環境アセスメントの現状をいくつか紹介された後、生息地環境を定量的に評価するGISによる具体化と、その情報公開の手段として、双方向での情報集積の方法としてのWEBGISの有用性に関して報告された。
 特に、注目を集めた評価法として、事前に、生き物の種別にGISで植生や地形データをオーバレイして環境構成要素から、生息適地をWEBGIS上の地図上にメッシュ情報として出力を行い方法が紹介されました。後刻、生息の予測された、その箇所を、市民やNPO等の方々が調査に伺って、生息状況を確認、インターネット上を介して、報告をするという方法で、トンボ等に関しては80%以上の確立で生息を確認できたとのことでした。また、希少になってきているトウキョウサンショウウオ等での調査事例を発表され、WEBGISによる双方向での調査方法の革新部分を紹介されました。またWEBGISを開発・運用する上での問題点や課題を具体的にいくつか指摘されていました。






日本測地系と世界測地系の違い 日本測地系のひずみ

2005-07-16 02:27:31 | 生物情報収集とWEBGISと監査制度再構築
 国土交通省のHPに記載されている、国土交通省 土地・水資源局国土調査課発表による日本測地系と世界測地系の違い 日本測地系のひずみは、WEBGIS構築を心掛けるシステム担当者にとって、頭の痛い課題となってきている。
 たしかに、国土交通省から出ています日本測地系と世界測地系の違いを文書化とプログラムの許諾による無償提供によって、何とか乗り切ることをめざします。
 これからの仕事は、世界系で問題はありません。
北海道稚内では、420m。福岡では400m。東京で450mとなります

以下に国土交通省の案内文を添付します
 近年、人工衛星を使った観測等により、地球の極めて正確な形状が明らかになってきました。それによると、地球は当時推定されていたベッセル楕円体よりも長半径が約700mほど長く、平べったいこと、また、日本の天文観測のもとになった鉛直線も地殻構造の影響で、南東に約12秒傾いていることも分かってきました。 日本の経緯度原点は東南に約450mズレていたのです。さらにGPSによる精密な測量の結果、約10万点で構成される三角点網の形状が全体的にひずんでいることも判明しました。(MAPは、)
国土交通省 土地・水資源局国土調査課