文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

里山シンポジウム 次年度に向かっての活動方針を策定中1

2008-11-30 16:35:17 | 里山シンポジウム実行委員会のこれから
2008-11-30
 11-28 千葉市のいつもの会議室で委員会が開催されました。
参加者の集合が悪く、雑談を交わしながらメンバーが揃うのを待ちました。

 なかなか本年度も多様性に富んだ活動が発揮できそうで楽しみです。
千葉県での、多様な組織体が、ボトムアップの形で出現してきていますが、だんだんと、国と同様にして、行政の課別に縦割りによる事業主体になってきていると強く感じています。
 その弊害に関してはこのブログでも何度か書きました。
 ある程度市民との共同化までこぎつけた行政の課別に、市民の奪い合いが始まって、業もが分断され、そこから進歩があっというまに止まってしまう弊害。

 そこで、次回の全大会ではそれぞれのグループ主体が活動ぶりと縦割りではなく横に横断的な議論を、共通テーマから抽出して報告をいただき、それをもとに、パネルディスカッションを行わせていただく、あるいは分科会でまとめていただき、総合討論を行う形式を起案しています。
5 全体会の内容について主な意見
(1)生物多様性COP10に向けて、関東中部クラスタ会議が進められているので、それを内容に加えていく。(中村)
(2) 佐倉市の里山状況を反映する。(桑波田)
(3) 2010年に愛知県名古屋市で開催される「生物多様性COP10」に向かって、2008/3月に「生物多様性ちば県戦略」をまとめあげた千葉県。その出来上がった「生物多様性ちば県戦略」を「啓発から実践する活動」の場として千葉県内にとどめず、日本中に、そして「生物多様性COP10」への活動の中で世界へ向かって情報を発信していく場の一つとして「 里山シンポジューム実行委員会」を位置付けて行くのはいかがでしょうかとの意見。(事務局 荒尾)
(4) 同時に、日本国としての生物多様性にかかわる情報発信が、何と「Satoyamaイニシアチブ」として、「里山での生物多様性」発揮に力点を置いていることを念頭において、
もともと「里山条例」を施行している千葉県が、里山の再生へ向かっての「啓発から実践」活動をベースにする当委員会の活動と、2重の意味で千葉県内から日本中に、そして「生物多様性COP10」を介して世界へと情報を発信する機会としたらどうか。(事務局 荒尾)





モリサワMC-B2/MDS-B2は、組版ではなく日本語拡張html? 

2008-11-22 17:04:02 | 組版プロの思考からXMLを考える
2008-11-22
 MC-B2/MDS-2とHTMLの関係を考えてみます。
今後どのような方々に、MC-B2/MDS-2のごとき、統合ソフトの専任取組担当者としての参加をお願いしたらよろしいのでしょうか
まず、
1 写研のバッチコーディングをかなり長く経験された方々は、このMC-B2/MDS-2の業務取り組みに最適です。
 よく知られていることですが、写研の組版言語「Sapcol」は、とてもすぐてた内容でした。しかし如何としてもあまりに世界的なレベルでも早すぎたと言えます。
 結果として、現在の標準化した機能と比較して、あまりにも食い違ってしまった、収集付かないくらいの部分も多い。典型的な部分は数式に関する考え方です。

2 次は意外かもしれませんが、WEB上でHPの制作に従事された方々が適応しやすい
それは、いずれも業務上でフルバッチでのコーデイングを行う経験を積まれている方々ですからです。また、プログラム言語は100%テキストでのバッチ処理となっています
  MC-B2/MDS-2は、組み版ソフトとして、取り組まれだしたのが2000年に貼ってからの如く、組版ソフトしても、最後発で開発参入されています。それはよい意味で、 最新のXMLやHTML等の規格をよく学習された上で開発されています。
 それだけに類似性が高く、言語的にもとてもよく似た環境となりました。

3 文字組版部分の仕組みはそっくりで、3Wでの今後の詳細に決まっていく規格を先取り しています。また、最新の「日本語組版処理」としてのJIS規格にもとても親和性が高いと言えます。
 
  


モリサワMJF 組版→統合処理ソリューションは秀逸です

2008-11-22 16:07:21 | 組版プロの思考からXMLを考える
2008-11-22
 とてもユニークな環境で、これからの多くの方々が現場で行う業務上の運用環境で
画期的な教育材料にも活用が進みそうなソフトウエアが提供されています

 それが、MJF(組版自動処理化ソリュ-ション)と呼ばれるソフトウエアです。
 WINDOWS画面上に複数の四角なアイコンを並べ、それを「パートの手法」の如く、直線とその直角線で結びながら、作業手順を画面表示していく方法です。
 とても一目で全体の流れが一覧で確認ができます。
 作業中の、どのレベル化が目視できます。

 統合Palnaでは、プログラムそのものですので、ワンソースであっても一覧を知るためには、プログラムリストが必須であり、それを読み込ましていかなければなりません。
 その点で、実際に、このMJFを使うことによる、最終的な業務レベルでは、経験不足の現場の方々向けには、とても効果的で、そのビジュアル効果にとても満足しています。



モリサワのot-glyph 外字作成機能と、その管理

2008-11-22 15:45:01 | 組版プロの思考からXMLを考える
2008-11-22
モリサワのMC-B2/MDS-b2シリーズの機能的な観点での評価を整理してみます。

 本体だけでなく、同時並行的に構築が進む周辺ソフトウエアにも特記すべきソフトウエアが存在します。

 その代表例がフオント生成ソフトウエアot-glyph があります。
文芸書や医学書など、また学参に本格参入をすればするほど、多様な異体字が生じてくることは避けられません。

 写研環境では、書体ごとに作成の必要があり、あっといまに作成外字が10,000文字単位で生成され、作成も管理も大変でしたが、ot-glyph ではフオント間でグループ化されるために、とても楽になっています。

 制作方法もとても写研から比較して、楽になっています。 

むくろじの里への一里塚 (2)

2008-11-21 13:39:02 | 里山シンポジウム実行委員会のこれから
2008-11-21
 フイールドミュージアム候補地として、うかがってきました

1 8つものそれおぞれ性格が異なる沼等を並べて、経年変化を冷静に観察している

2 8つもの小規模な田んぼを形成して、それぞれの経年変化を確認している

3 ごろごろしている木材もそのままにしてあって、ひっくり返すと、なんと丸々と太っ たカブトムシの幼虫が、いつも最新の状態で観察ができる。
  まさにごろごろ現場に、生き物がわき出てくるというか、生活している現場でもあ  ります。
  先月には青大将がとぐろを巻き、その前は縞蛇が、田んぼの畦にはヤマカガシが住ん でいる。
  一先年には、玉虫がたくさん湧いたこともある。ちょうど放置した巨木の切株が、どんどん腐食がすすんで、タマムシの幼虫が大量にまさに湧いたという状態だったとのこと
。結果として1年単位で、ガラガラと変わることに。
4 どぶ貝を放流して、経過を見守っている。
 とても大きな貝でありながら、元気に育っている。

5 それぞれの業務上での役割を担った方々が三々五々、木曜日の午前中に参加して手入 れをしていく。終わったらさっさと帰宅する。そのために各人が、自分のやりたいことを数年をもかけて、やりとげていく、その意味で生きがいを発揮しながら、また次次と無限に仕事が発生していく場所でもあります。




 

4 むくろじの里へ、一里塚 (1)

2008-11-21 13:30:51 | 里山シンポジウム実行委員会のこれから
2008-11-20
 千葉県四街道市にある、市民が管理している里山「ムクロジの里」を訪問して研究調査してきました。

 JRで四街道の次の駅、「物井」の駅まで山崎さんに迎えに来ていただきました。
このあたりは千葉から、初めて里山の原風景に触れることのできる場所。
 高台からは、田んぼと、ものすごく色の濃い里山の森林と、そしてJRの鉄道の組み合わせで、雄大な大な眺めがありました。
 また古くからの純農村としての神社や住宅群があり、改めて見てほしいと依頼されま知った。
 一か所に道祖神や、路傍に置かれていた仏様が集められて飾られています。

 「むくろじの里」は複数の農家の方々が実質的に放置した谷津の、より上流部にあって
枝谷津と呼ばれる所を、話し合いで借りて手入れをしてきているとのことでした。

 上流部は1KM以上先で、高速道路にぶつかります。そこまでを遠景とし、下流部は
ほぼ300mくらいまでの、JRの鉄道線までを、「むくろじの里」という認識のようです。

 一見、雑然として整理整頓されていないイメージです。でも里山はどこでもそうです。
都市公園との決定的な違いです。
 山崎さんが、尋常ならざる方であることはわかっていますが、歩く先すべてで、ここはこうであそこには、この生き物がいて昨年はこうで、今年はこうで。

 まさに、里山を生きた畑として、そこから収穫可能の生き物を、何年もかけて掌握するしている。それが里山の本質だろうと考えますが、まさにその通りの方でした







統合Palnaの構築中 モリサワMC-B2/MDS-B2の開発動向(1)

2008-11-21 13:27:51 | 組版プロの思考からXMLを考える
2008-11-21
 モリサワのMC-B2/MDS-B2の開発目標の次のステップは、
それは、教科書や学参の世界への展開です
 そのためには学参上で使われる多様で特殊なフオントの開発が必須であります。
 小学生低学年用の専用文字が結構あります。
学参ではより幅広いフオントの提供が求められて生きます。
また、学参特有のロゴや記号類が多数あります。
それらの出荷がこれから順次行われると考えられます。

 (株)モリサワよりのNEWSで、この11月下旬に、モリサワパスポート(年間レンタルフオント集)に、正式に掲載されるというアナウンスが届きました。

 すでに数年前に、文庫本など用の「文芸書対応」フオントができていますが、Texなどからの取り込みで「数式」を必須とする医学書関係では、
 この1,2年にて、複数回の改定版を含めての出荷で、ほぼ満足の得られる数式フオントを出荷しています。それによって、医薬品関係での出版物関連では、ほぼモリサワのフオントと、MC-B2/MDS-B2での市場制覇が実現してきています。
 東京都内での写研顧客の多くが、医薬品関連に関しましては、気が付きましたら大量に
mcb2/MDSの導入に踏み切り、順調に成果を上げてくれています。
 開発の一部を担った立場では、とてもうれしい限りです。

 次のステップはなにか?
それは技術的な観点と、フオントを含めて写研が構築してきた手順に沿って、克要素技術の積み上げ順によって決まってきます。

 今回の、学参への開発の流れも、その流れに沿った内容と理解できます。
 学参関連では、市場の立ち上がりが2010年から2011年といわれ、それへの関連ソフトウエアの第一陣が、来年2月頃発表される新規機能にどこまでが掲載されているかが楽しみです。

 ちなみに、今後の開発順としては、あくまで荒尾の想定ですが、
学参での、トライが進めば初めて次のステップが見えてくると思います。

 それが、簡単そうでもっとも要素技術としてクリアが困難な
新聞、タブロイド版制作工程となると思われます。
 新たな新聞系での追加、新しいフオント関係の開発をクリアすることを含めて、その段階への移行には、まだまだ若干時間を要しますでしょう。

 同時に、即時処理(突発的な組み替え)、日時処理での対応と、広告記事の対応。そして
新聞フル1ページでの大きな組み版頁処理が求められます。

 さらにあるとしたら、日時処理でのフリーペーパ対応がそれです。
これはWEB、特にHTMLとの相互間でのやり取りがとても厳しく迫られると思われます」
 




統合Palna事例構築中 開発骨子から 2

2008-11-18 23:13:45 | 組版プロの思考からXMLを考える
2008-22-28

2 開発の骨子
MDS関連での開発環境の整備に沿って、骨格を固めると同時に、攻めの経営体として、真の意味でのワンソース化を推進する方法論確立を目指します。

(1) 目的の第一は処理コストの引き下げ ランニングコストの削減を最優先する。
モリサワ製の、MCB2やMDSを支援するシステムとして開発構築中で、2008/2デリバリ予定の最新MC-B2、MDS-B2及び周辺ソフト環境をターゲットとして基本開発中です。

(2) MDSおよびサーバー上で、ワンソースによるデータの追加・更新・削除を可能とする
環境は、統合データの更新技術環境からの逆発想により、幅広い展開へ。

(3) 最終納期に合わせて細かい更新情報処理が、サーバ版MC-B2/MDS-B2上で一体化できる環境の整備

そして、統合Palnaとは
 統合処理の結果→                       → 印刷製品
  〃  → ワンソースベースでのコンバートと、そこからの加工 → CD制作
  〃  → ワンソースベースでのコンバート          → 電子出版
  〃  → ワンソースベースでのコンバート          → WEB制作
 
 同時に多面的に作り上げられる周辺環境整備を駆使することで
 
 いままでは、 
   印刷製品をIndesignにて作成後、引きはがして、別の業者がCDを作成
   それをひきはがして電子出版、そしてWEB制作へ
 これからは
   それを時間差なしに、同時にできあがれるようなワンソース化
 
(4)  
 日本の固有技術として、統合環境での一体化推進が欠かせないのと考えています。
その実現も、差し迫った許容時間の範囲で可能かなと考えています。
また関連として、端物用でのインデザイン環境をも含めて、Windows環境で一体化を進めることが肝要かなと

(5) 新しい時代のデジタル職人さんの出番です。
 昔の活版時代に戻る形で、メインのコーデネイター、そしてプログラムの書ける人、フルバッチで組み版用のコ-デイングのできる人、データベース運用のできる人、そしてWEBや電子出版、携帯等への応用技術を持っている人、画像管理のできる感性のある人
サーバ管理のわかる人、顧客先との営業サポートができる人などなど、それらの方々が、パソコンでの水平分散の形で緊密なネットワークを組めるだけの企業としてのIT技術が一定レベル以上にあること、などなど限りなく条件が重なってきます。
 


統合Palnaの事例構築中 Page’09で公開予定 1 まず、概要

2008-11-18 18:17:03 | 組版プロの思考からXMLを考える
2008-11-18

 概要としては
1 次世代情報統合環境 
 (1) メイン環境には、モリサワ製MC-B2/MDS-B2の最新版をベースに開発。
  B2-WORDIN、MJF、MXPなどのすぐれて周辺ソフトを組み込み、運用環境をわかりやす  くしています 

 (2)フロント環境構築のために、一連のアンテナハウス社/デジタルコミニケーション  ズ社製品を推薦しています

 (3)その上で、各種の多様なコンバータ環境、PDF環境、XML、XSL構築環境、すべ   て、WINDOWS環境上で開発されている、マイクロソフト関連製品および、肝心のPDF  環境や各種コンバータ、エディター、フオント環境などは、国内製品でまとめる。
 
2 この関連必須の情報系を、統合Palnaは、出来るかぎりワンソースの1本のプログ  ラムで、統一的に運用できる環境を構築しています。 すべて自動的に起動し、作業をい終了をする、 その運用環境をパラメータの形で統一志向で配列しておきます

3 運用上では、初期入力環境としては、Word及びExcel及びText Editor 等にての  制作が主体で、そこから基本情報を取組むが、
  まず、フローとしては印刷版下の制作の作業があって、その完成したフオームから逆  に逆にさかのぼる形で、展開を始めるようなワンライテイングな構想でもあります

4 したがって、校正完了時までの最終修正の如く、ワンソースでの対応となりますの  で、すべてMC-B2/MDS-B2上で一体化して修正を加えることが必須となります。



生物多様性satoyamaニシアティブ と 市民ネットワーク 5

2008-11-18 17:19:20 | Ramnet-J.日本の湿地保全に統合的対応
2008-11-18

 千葉県の堂本知事は、日本で最も早く生物多様性に着目された方であることはご存知かと。私どもは、千葉県の里山の再生に向かって、堂本知事が提唱された「里山条例」を、県民に普及する目的に発足6年目に入りました。

2 
 堂本知事は、COP10に向かって、生物多様性千葉県戦略を作成され、この3月に発表されました。
 これは、千葉県内で全部で70回にも及ぶ「タウンミーティング」等、市民からの情報を主体にしてボトムアップにて作成しています。この作業には「 里山シンポジューム実行委員会」メンバーをはじめとして、市民が多数参画し、行政や大学等と協働して、作成されました。現在、各県が戦略作りを必要とされる中で、県戦略としては、千葉県と埼玉県だけにとどまります。
  
3 
 そこで、私どもの 里山シンポジューム実行委員会としましても、日本からの情報発信が、SATOYAMAイニシャティブと言われることに応呼して出来上がった千葉県戦略を、日本と世界にご紹介をしながら、その啓発活動からCOP10に向かって、実践活動にまで幅広く参画をしていきたいと考えているところです。よろしくお願い申し上げます。
 骨子は、堂本知事の意向では、生物多様性とはボトムアップであること。その調査は市民が行い、全世界に10万箇所の調査地点と、1億の調査情報が蓄積できなければわからないはずということを述べています。
  

 どうしてもわかりにくい言葉であり、どうにでも解釈が可能な部分もあって、どうしても逆にトップダウンになってしまう傾向があります。
 そこをわかりやすい言葉で表現
 

 SATOYAMAイニシャティブとは何か
(1) とは人の営みに沿って攪乱される。その環境に適応した人と生き物たち。かくらんされる事に2000年来以上適応した日本の生き物足立
(2) 千葉の里山で言えば、昭和30年前までの、化学農薬が使われだす前の時期への再生が目標にして、IT技術による最新の環境を駆使しながら
(3) 農業的な価値、江戸時代では、就農者が90%以上。戦前でも65%、高度経済成長前で45%、現在は5%を切っている。そこまです油納人口を減らしてしまった国が日本。

生物多様性satoyamaニシアティブ と 市民ネットワーク 4

2008-11-18 17:17:53 | Ramnet-J.日本の湿地保全に統合的対応
2008-11-18
2008-11-13
今回の協議の議題としては、
CBD市民ネットワーク(仮称)の趣意書および運営規定の協議にありました。
 いろいろな意見交換がなされ、多数の付帯意見が付きましたが、素案にそって採択されました。
 特に組織の立ち上げを急ぐべきとの意見。これは活動資金の確保が時間が切迫している観点からの発言。委員会の発足目標を来年1月下旬とし、各チャネルを介して活動資金を調達すること。
 名古屋中心での活動に、東京を早急にアクテイブに、そして全国的な一体化した組織として立ち上げるべきとの意見。
引き続き、各地からの報告で
 名古屋では辻さんから、オバマ流に「チエンジ」で行くべきとの発言も
 私から、堂本知事が40ヶ所以上でのタウンミーテイングを介して集積したボトムアップ情報を、市民と研究家と大学と県庁の共同チームでまとめた 
「生物多様性千葉県戦略」がこの3月に出来上がり、今後は啓発から実践へと動くための市民ベースでの活動を紹介した。 
 各地区や団体より現在の活動状況説明がありました。現状名古屋、千葉県など7ヶ所
が活動を開始していると
 今後の活動のポイントとして
・早急に日本全体での一本化した組織活動形態とすべき、そして全世界へのCOP10へ向か っての情報発信を行い、且つ組織として連携すること。
・マスコミや教育関係を含めて、幅広く多くの人々への普及活動を行っていけるように
最後に、ドイツで開催された COP9での事務局のギュンターミットラッハー氏よりドイツで行われたCOP9の説明を聞き、多面的な意見交換となって有意義でした。



2メダカのがっこう交流会 2

2008-11-18 14:47:00 | 里山シンポジウム実行委員会のこれから
2008-11-15
 今回は、特に講演として
 若杉友子さん(野草料理、自給自足実践者)による「日本人の食の立て直し」というお話を質疑応答を交えて2時間にわたり講演されました。
 若杉さんは72歳。とてもその年には見えませんが小柄で黒く日焼けして、まさにエネルギー一杯。
 「メダカのがっこう」では、会の主催で年に3回のご指導を頂いているとのことでした。京都の山の奥で生活し、限界集落でありながら、野草の食べ方を自分で探求し、主としてたくさんの不妊症の女性を救ってきているとのことでした。
 会場での食事にも、若杉さんの野草料理がたくさん紹介されています
 

電気自動車の急速な立ち上がりと今後の展開 3

2008-11-18 14:08:48 | トヨタカンバン方式と自動車産業の革新へ
2008-11-18
 あくまでも個人的な感覚ですので、間違っていても笑いとばしてください。

 トヨタ自動車が、何を考えて富士重工の株式を買い取ったのかは、よくわかりませんが
ひとつ言えることは
 現時点でアイミーブに対応できる電気自動車のメーカが富士重工だと思われることです

 決まっていることは軽自動車系からの撤退であり、代わりにダイハツの軽自動車を販売することだそうですが、富士重工のポテンシャルから見て、その社会的な能力からみて
 トヨタ自動車の、相対がどうも本質を見ていない、見えてこないと感じます

 トヨタ系の最大の弱みはリチウム電池の開発の成否にあります。
富士重工は、その権利を一部売却してしまった経緯がありますが総合力でトップクラスでしょう。今すぐ電気自動車の製品化のできる会社の一つです
 この技術環境をそっくりトヨタが活用できるか。その技量にかかっているといって過言ではありません。
 ホンダも、日産もその技術系は提携した会社と組んで確立したといわれます。

 早急にダイハツと組んで、富士重工の電気自動車技術を導入すべきでしょう。
といっても、プライドの高い両者の技術陣がすんなりOKを打数とは思えません。

 最近のパナソニックのサンヨー買収も、立ち遅れたトヨタ系が後ろから焚きつけたとまで言われているようです。
リチウム電池に関しての、トヨタ開発陣の非常な焦りを感じます。

 今回の電気自動車の急速な普及への動きは、まさに産業革命。
これからの本命はハイブリットではなく、やはり小型車の電気自動車、大型車の燃料電池車やデイーゼル、そしてハイブリットの普及だろうということが一般的な意見と感じています


 

電気自動車の急加速な立ち上がり 2 トヨタでは?

2008-11-18 13:49:38 | トヨタカンバン方式と自動車産業の革新へ
2008-11-18
 トヨタ自動車の大混迷が、日本の景気そのものを危うくするほどの勢いとなってしまって、誰もが驚いています。1兆円の利益の減少とはすさまじいものです。

 「トヨタカンバン方式」と自動車産業のこれから
では、かってからトヨタの混迷に関して触れてきています。まさにそれが突然表面化したということかもしれませんが、実はもっともっと根の深い厳しい課題を抱えていると考えています。
 
 それは、自動車の家電品での「白物化」を推進してきたトヨタが、あらゆる面で、結果として革新的なものを打ち出せる力を既に失いつつあるのではないかと見えるからです。

 一つはハイブリット車への傾斜のしすぎです。日産にせよ、ホンダにせよポリシーが明確です。日産のカルロスゴーンは、ハイブリットは部品にすぎないと喝破しています。
燃料電池、電気自動車、ハイブリット車を同時に2010年には販売するとしています
 ホンダは、小型車に3つの動力系は不要と、プラグインハイブリットに否定的で、小型車は電気自動車で行くと断言。

 豊田は、3つの動力系を搭載したプリウスを販売する意向と聞いていますが、果たしてどうなるのでしょうか。
 ひとつ言えることは、トヨタのハイブリット車の立ち上がりによって何が起こったのかのプラスマイナスの検証が必要で羽ないでしょうか。

 一つは燃費の良い車ということで販売の大成功をもたらし、米国でも不意を突かれたビッグ3が、現状にまで追い詰められてしまった原因の一つとなりました
ビッグ3の商品は大型、しかもトラック系が多く、そこへハイブリット車を燃費の向上という、本来の化石資源節約ということを逸脱して、ビッグ3攻略という戦略にしてしまったやりかたが、結果として成功しすぎてしまい、燃料電池の開発を遅らせてしまったという側面のあることも理解すべきであります。

 成功しすぎて、販売面での製品の供給余力を失い、ひたすら開発よりも製造に特化しすぎてしまい、さらに気がついたら、販売面で幅広くビッグ3と同じような経営体質に変わってしまってきていたと考えられませんでしょうか。

 マイナス面は、同時にそれは燃料電池車系統への投資が落ちこみ、せっかくの究極の車作りが予算不足で遅延し、結果として大いなるマイナス効果をもたらしたのではないでしょうか 
 2つ目はハイブリットと言っても本来小型車での燃費効率化が最も求められる(累積販売台数から)べき部分が、トラック系などの大型車に積極的に利用され、トヨタの販売戦略にうまく利用されてきてしまったのではないかと。少数の大型車の燃費を落とすよりも圧倒的多数の小型車への搭載こそが重要な要素ではなかったのかとの疑問です

 

電気自動車の立ち上がりが急加速 1

2008-11-18 13:28:20 | トヨタカンバン方式と自動車産業の革新へ
2008-11-18
 本日の日本経済新聞社の第一面には、東京電力が次年度三菱自動車製のアイミ-ブ(MiEV)を一気に300台導入を決めたとあります。さらに毎年増設し4割の3000代を電気自動車へ切りかえる。そでだけでなく各営業所に東京電力が独自に開発した充電器を設置することで、電気周りでの新市場創設を含めて。多面的な投資対効果を得られると、特に次世代の電気ビジネスの突破口に位置付されているとのことです。
 また日本郵便事業社は全車両を順次電気自動車に切り替えるとのことも。
 先手必勝の原則から言って、インフラを独自仕様で抑えていけることは必須の条件でしょうから、またライブルの富士重工がトヨタの傘下に入ってしまって、そこの電気自動車もどうなるか不明になって、間違いなく行動が鈍くなる。

 明らかに三菱自動車は運がよい。もともとこのアイミーブの車両もベンツの資本が入ってその要望によって制作してきたものが資本解消で、アイミ-ブ用に最適に設計された車体として、時代にうまく、また財閥系として電気にとても強い環境にあることも大きなメリットでしょう。

 でも最大のライバルたる日産自動車は、統合的な運用上で1年以上も販売が遅れることもあって、電気自動車では、当分独占状態になることも見えてきています。

 ヨーロッパ市場でも、まさに引っ張りだこの状態となって、一気にこの分野でのトップ企業というだけでなく、電気自動車分野から世界制覇さえも可能性性が見えてきたのではないでしょうか。

 アイミーブの成功を祈っています。頑張ってくださいね