福島県南会津市高清水自然公園は、国が指定した800m前後の豪雪地帯の保安林を中心にして、#ミズナラ、を主役とした地域です。その中で、観光面での目玉の一つが、#ヒメサユリ群生地、が中心です。
次いで、重要な箇所は、今年も日本酒として,品評会でことしも3つの金賞を獲得した高清水湧水です。膨大な湧出量ととてもおいしい水でした。この周辺を散策しました。
何よりも、保安林としてしっかりと管理されたミズナラの森です。管理されている方から聞きますと、明治時代に国有地となってから、主だった木はほぼ伐採されたそうです。さらに、戦後ミズナラの成木はほぼすべて炭焼きのために伐採され、ここ一面が茅野の原になってしまったそうです。
杉や檜などによる人工林にされることもなく放置された 結果、50年以上の経過で、今はミズナラの林になっているという事でした。
間伐も含めてました見事に手入れがされていました。本来は今が最も価値のある時期で、伐採を進める時期だという意見でした。
あと20年放置していくと老木化して、木そのものの価値が落ちて、同時に台風当で樹が倒れると同時に、山そのものが崩れてしまう可能性があると心配そうでした。
ミズナラの林の中で、路傍には、#ナルコユリ、#タニウツギ、の花などが多く観察できました。