文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

文京区本駒込と、小石川後楽園での生き物観察。何か異常な感じがする

2013-04-27 22:37:17 | 東京の街角からモニタリングでわかること
 文京区本駒込では、本日まで1匹の蝶も観察できていない。毎年もっと早くツマキチョウは観察できるのだが。そういえばマンションの自宅でも今年に入ってゴキブリもハエも見ていない。ゴキブリも大型の真っ黒な種類は昨年から見ていない.今までいたのは小型で茶色をしたチャバネゴキブリだったが、それをも見ていない.明らかにおかしい。

 本日、2013年4月27日、思い立って妻と2人で小石川植物園に行った。すでにすべての桜は散ってしまっていて、藤もすでにほとんど終わりであった。
 そこでは、いつもの4月末の風景が健在であった。ほっとした。全体に違和感を感じなかったが、今考えるとカラ類を一切見なかったのは不思議だ。
 今日は入り口から下の道を左に沼地を抜けて、菖蒲園の真ん中を上に上がって、桜並木を経て出口に出た。
観察出来た蝶は
 ヤマトシジミ(普通)、アゲハ、アオスジアゲハ、クロアゲハは普通に、結構たくさん見られた。モンシロチョウ(1)、キチョウ(1)、ツマキチョウ(多数)、ツマグロヒョウモン(1)、そしてカラスアゲハ(1)は入り口から左に向かって沼の一つに給水で来ていた。
 トンボ類は一切観察できない。甲虫類も見なかった。不思議だ
小鳥は、スズメとヒヨドリ、そしてムクドリも普通に観察した。しかしシジュウガらなどのカラ類は観察できなかった。これも不思議だ。
カエルは少しは沼にいるらしく、オタマジャクシも少し。

 都心部から、昆虫類が一切消えてしまっている感じを受ける。継続して観察を続けていくつもりだ。

電子出版の表と裏の部分 (7) 勉強会「セルフパブリッシング狂時代」に参加

2013-04-27 17:36:12 | 電子出版はEPUB3が標準規格に
日本電子出版協会(JEPA)主催で、2013年4月24日に開催された勉強会に参加をしてきた。この「EPUB25 セルフパブリッシング狂時代」というキャッチはユニークであった。会場は250人以上で満員。参加者には多くの印刷関係の指導者や出版社の方々、組版にかかわる現場の方々が多かったという印象でした。あちこちに知った方々が多かったのもその関係か。

 佐々木大輔さん、いしたにまさきさん、鈴木秀生さんと、高瀬拓史さんmご苦労様でした。
 パネラーの3人及び進行役の方が一生懸命に話を進めていきながら、会場はシンとして静かなもの。
質問も、そんなことに取り組んでいて商売になるのかという、そのような角度の質問だったと思う。
なんともはやという感じでした。

 まず、この題名はややいきすぎだったと思う。電子書籍出版に真面目に取り組んで何とか成果をあげたいと頑張っておられる新進の若手の方々ばかりで、冷静沈着にして好奇心とやる気満々の方々で、これからの日本を背負っていただく方々ばかりです。確かに狂という言葉には最も遠いメンバーです。

 会場に来られた方々もキャッチの意味を知りたくて参加された方々が多いと思います。セルフで作る書籍という概念がよくつかめないまま話が上滑りと感じ、同様にパネラーの方々も会場からの雰囲気で。敏感にそれは感じられていたと思う。でもそれはお互いにやむを得ないことだと考える。1回はこのようなややずれた話を交し合って、それでお互いに気が付くことも多い。

 話はまじめな真っ当な内容で、あくまでも著作者がどのように電子書籍出版に取り組んでいくためには何をなすべきか、何を注意すべきかという筋論であったと思います。blogの重要性が全員から繰り返し述べられたことが印象的で、また、新たな著作者同士のコミュニケーションの重要性と、実際にそれがどのような広がりを持ち出しているのかをとつとつとお話しいただけたのはありがたかったです。

 個人的には、最近ようやっと、電子書籍出版で6冊ほど、「日本の里山の再生を目指す」などの書籍を、すべて自分でkindleダイレクトやibookstoreに掲載をして、日々頑張ってまさに「セルフパブリッシング」に取り組んでいる著作者の一人として、深く共感しました。

 大変勇気づけられる話であり、すでに多数のカテゴリー別に1,000点以上を書き溜めた経験から言って、
Blogの重要性はまったく同感です。今まで発刊した書籍はすべてこの書き溜めためておいたBlogから作り上げています。

 残念なことに、今回の勉強会の参加者の多くは、「セルフパブリッシング狂時代」という言葉に惑わされて、どんなことの話なのだと思って参加した方々が多く、著作者側に立って考えられる方々ではないということだと思います。でもいろいろと気が付かれた方々も多かったのではないかと考えています。
 その点で、今後の電子書籍出版の発展拡大にとても有用な催しであったと考えています。

 

他人事でなく、構築したデータベースをどうすべきか悩む

2013-04-26 22:30:48 | NPOの現状と指定管理者制度の問題点
 国の施策方針を受けて、生き物関係のデータベースを構築して全国規模で情報収集ネットワークを構築しています。開始して早や、12年年以上が経過し、2004年度までの有効なデータが100万以上というビッグデ-タとなっています。
 これにかかわる有力なデータ提供者も200人をこし、本来は今の段階で花が開くはずでありました。
ところが2005年、理由不明のままで(こうだろうという推測はできますが)、メンテナンス費用を含めて
一切の助成が切られてしましました。
 そのまま、生きたままの状態で8年近くデータベースとして新たな情報入力ができないまま、赤字をたれ流したまま現状に至っています。貴重な入力済み・監査済みの情報ですので廃棄もできません。

 

社会貢献型企業を育成するための施策に協力をして、その結果。

2013-04-26 22:21:48 | NPOの現状と指定管理者制度の問題点
 一番罪深いのは、民主党政権下で、新規就業者を支援するとして、各地で塾や学校を立ち上げてOFFICEを構えた先が、来期に向かって知っている先のどこもが、officeを返却して規模縮小と撤収するという動きが散見されています。

 自民党が舞い戻って、その構想がとん挫をし始めているようです。

 民主党が掲げた新規就農者のための施策で、各種学校に近いことを。社会貢献型企業育成という大義名分で始めたところが、3年持たないで空中分解に近い状態と聞いています。借りた施設や雇った若者をどうしたらよいか、先端的であればあるほどNPOの皆様の苦悩は深い。

 大きなボストンバックに資料を詰めて、あっちこっちの事務所をジプシーのごとく回る生活に逆戻りという嘆き。そして気が付いたら本人は還暦を迎えている、という状況に。

 さらに、いろいろな口実のもと、継続を約束されたことも反故にされ、多くは助成金の致命的な削減やゼロ通告を受けだしています。担当者はとっくに移動してしまって、話を聞いていただく先もない状況さえも生じているようです。

NPOや市民団体の存立基盤が崩れだしています。

2013-04-26 21:14:08 | NPOの現状と指定管理者制度の問題点
 現在、NPOのメンバーの中心の方々は、農業と同様にして、若手の参入が少なく、毎年1歳づつ平均年齢が上がってしまう状況になっている箇所が大きいと思います。

 しかも、揶揄するようですが定年になって退職金をたっぷりもらった方々が、4~5年程度の期間活動されるケースが多いと思います。

 しかし最近は、それぞれの市町村で地域ごとのNPO活動を指導したり、管理にかかわってきた行政担当者自身が、定年後それまで担当していた分野で、あろうことかそのまま自分で新たなNPOを立ち上げ、市町村からその資金を受領して活動を始めるというケースがあちこちに発生してきているようです。
 新たなテーマでの助成金の仕組みの発表というと、各地からNPOや市民団体の方々が、殺到してくるのですが、最近はどこに行っても、どうせこれはお芝居で、すでにあそことここと内定しているという噂話で終始して、結果としてがっかりと白けて帰るという状況のようです。

 地方公共団体の下級行政職の方々には、天下り先が減少してしまっています。その代わりとして暗黙のこととして、NPOを立ち上げて、市民活動のための資金を優位に取得して活動を始めるという主客転倒した仕組みがはびこりだしていると聞いています。  


この混沌としたNPOの現場がどんどん劣化している

2013-04-26 21:02:20 | NPOの現状と指定管理者制度の問題点
 東京でも千葉県でも、市民活動は時代変転の中で、その社会的な在り方が常に問われています。

 一つは資金のことであります。事例として環境系への資金提供組織の財団が、NPOの間ではいろいろな理由で2度と使いたくない組織と揶揄されているようです。理由は形式的で硬直した会計処理の仕組みの不具合さにあるとされます。
 この財団は助成する金額の総額より、それ以上に、助成した先での資金の細かい請求書確認にかかわる事務手続き費用の検証と監査に費やしているという風評があります。私もある団体で一定の役割を担いました時に、この財団のその費用請求上での取り組み方に絶句したことがあります。

 一言で言ってこの組織は人間不信を前提にして、すべてに対して疑りを持ってことにあたっているという感じです。この組織の一番厄介なところは、NPOや市民団体の方々を会計という観点で指導をしているのだという、前後関係の間違った意識の過剰さが感じられます。この組織のアルバイトの社員が何も理解していないにかかわらずマニュアル通りに、受け手には理解しがたいレベルで、無理なことを押し付けてくるという感じです。

 その上に、肝心の活動内容の成果物についてはほとんど評価する機会も少なく、せっかくの研究等の成果物がとても生かされるという環境ではない状況と感じます。事務手続きのうまい下手が評価の対象になっているように思われています。したがって心あるNPOのメンバーなどは、関わりを避けることになります。
 これはNPOにかかわる法律的な問題の核心ですが、NPOに対して基本的にコーデネィターや事務局など、そして理事等の人件費に一切使ってはならないという原則自体が、問題を複雑にしています。例えばNPOの中心メンバーであればあるほど、社会貢献を意図して活動の密度を高めていくとすると、どんどん自分の持ち出しが増えてしまって、数年で生活自体が破たんしてしまう仕組みとまで言われています。
 しかも一度スタートさせたNPO組織は解散することがとても困難です。そのためもあって10年以上継続している組織でも新たな加入者が見いだせないまま、半ば惰性で組織を継続していく以外に方法がないというなげきも聞きます。

 

「生物図鑑」がNPOや行政等にまで付きつけているもの

2013-04-26 21:00:40 | NPOの現状と指定管理者制度の問題点
 数研出版による「生物図録」の内容が、高校生の副読本ということで、全国で十万冊にも及ぶような販売を達成する可能性が高い。
 同様にして「化学図録」などもあるとすれば、その意味はとても重要と思う。
例えば、「生物多様性」にかかわる項目だけでも、フルカラーの表現力豊かな紙面で、最新の情報を整理して、かつしっかりと副読本として監査済みデータであるという事実と重ね合わせると、高校生がこの最新情報をどんどん学習しているとすれば、一般的なNPOや市民レベルが、がたがたと研究調査する意味合いはすくなくとも学問的には少ない。
 というよりこの情報とウイキペディアを組み合わせれば、多面的で豊富な情報の力はどのような百科事典よりも高い。一般的な高校の先生では歯が立たないレベルになってると考える。
 環境系のNPOや市民の多くが全国各地で行っている普及啓発事業のやることの意味を、本当の必要で意味のあることなのかを再度検討する必要があるとまで考える。
 
 これからは。これらの整理がついてきた生物多様性という概念を生かした、普及啓発というより実践活動をもって、しっかりと具体的に関わる地域のなかで生物多様性をどこまで高められたかを実践してみることが大切と考えます。

 現状でも、渡り鳥の調査情報なども、大多数の野鳥の親睦団体等が長年にわたって調査を行っているという事実があっても、その蓄積された情報が科学的な知見のなかで、実践活動で有益に使えているという情報はほとんど聞いたことがない。というか蓄積情報が意味を持てていないというか。
 同様にして、NPOや市民団体等が、国や県や市町村からの助成金を得て活動した結果を報告書として提出されているが、それらがなかなか実際の領域でうまく利用されているということはなかなか聞くことができない。
 それよりもその報告書データが良くても行政レベルではロッカーの肥しと呼ばれてしまう状態でどこかのすみに積み上げられているにすぎないとしか言いようがない。
 なにせ、その報告書を受領する行政側が2ヶ年ごとのローテーション的な入れ替えによって、どこにも専門的で奥の深い経験者がいない現状では、特に科学的な知見のある情報を求めている学会等では相手にしていないという現実がある。それを見つめてきた一人として、このようなことは早く縮小したほうが良いとまで考えている。
  
 今回の、「生物図鑑」の大きな意味は、そのあたりの日本全国での壮大な無駄に近い行為、勘定科目的にk目的に不整合を抱えたままの活動を、このまま放置しておいてよいのかを問う意味が大きい。 

数研出版が出版された「生物図版」恐れ入りました。

2013-04-20 21:03:21 | NPOの現状と指定管理者制度の問題点

1 数研出版 生物図版 940円 すべてが網羅されたフルカラーの教材です。

  これ1冊があれば高校生としての生物に関わる基礎情報が、その情報収集のきっかけがすべて揃えられる仕様。同様な本は2冊はいらないなと感じました。実に緻密に最新の生物多様性に関わることを含めて、項目としての取り上げ方から写真もその多様性と選択眼のしっかりとした視点を感じてほとほと感心しました。

 1-1 高校の先生から、この本を副読本として買わせたという話から、取り寄せてみたがその内容にはびっくり。 副読本は、選抜が厳しいだろうが、科目別にコンビニ的な選択が強くなって、いく傾向か。さらに内容的には百科事典的であると同時に、ここまで手取り足取りフルカラーを駆使しての情報開示を行われてしまったら、若者が疑問を感じてフイールドにて奇心を満たすこともできなくなるなという事の実感がある。

 1-2 逆に言えば、副読本は、選抜が厳しいだろうが、科目別にコンビニ的な選択が強くなって、いく傾向か。WEBで提供される各種情報に対応して、あらゆるジャンルで盛りだくさんに、情報の入り口的な役割を担えるようになっていくのか。この項目分けと、ウィキペディアとを連動させればそれだけで必要十分条件を満たすことになりそうな感じです。

この兄弟姉妹読本もあるそうで、恐れ入った内容の副読本だなと感じています。amazonの中古本市場でプレミアム付きで販売されていることも、なんとなく実感しました。


電子出版の表と裏の部分 (6) 中古本の市場に大きな異変が

2013-04-20 18:17:00 | 電子出版はEPUB3が標準規格に

中古本の市場がここからすでに崩壊が始まっていると思います。同時に価値ある中古本や緊急に欲しい人々はプレミアム付きでアマゾン等から購入することが可能になっています。

 東大前の本郷通りに接して多数あった古本屋のうちからかなりの書店が廃業するか移転してしまっているのかシャッターが下りたままとなっています。とても残念な気がしますが、主な顧客であったと思われる大学生などの若者には科学や論文等の発表資料等に関しては、すでに学会ごとの論文のデータ化が進んでいる事もあるのか、あるいはアマゾン等で購入を済ませてしまうためなのか羽定かではありません。

 本郷通りに面した古本屋街は新進の東大生が対象としたらマーケテイングの観点からすでに事業を継続することが難しいようです。

 しかし神保町の古本屋街には相変わらず人が集中してきている。神保町の古本市場は主体が年寄りを中心にしていろいろな方々が寄り合ってくる場所となっている。多様な価値観の書籍類が蝟集していて、そこから掘り出し物を見つけ出すという楽しみが大きい。

 また多様な催しや、大手書籍も複数あり、話題の中華街化ということも重なって、秋葉原文化とも異なる、好奇心を満たしてくれる、地域の一大文化センターとして、今後ともさらなる活性化の可能性が高い。 単なる中古本を探して気にいったら購入するという目的があっても、それと同様にしてより一種の文化面での探検に行くという楽しみが優先されている感じを受けています。それが本郷通りの中古本の街並みとは違う動きに結びついてきているようです。

 プレミアの付く中古本とそうでないものが、評判という形で数値化されて表示される。典型的なamazon+kidle効果の出方であると考えられます。中古品と新品が同居して販売され、単品のコストが著しく変動をする。

 中古の本で、現在市場で販売されているに関わらず、「数研出版の生物図版 940円」を例にとれば、2013年4月20日現在で、現在販売中の定価価格が940円であるにかかわらず、アマゾン上では1番目例では中古本が650円、2番目が1,000円,3番目が何と3,000円というプレミア付きで販売されている。個人的には650円で今購入手続きを終えたところです。入手困難という現実があってのことだと思いますが。何とも。


里山に託す私たちの未来 (1)里山を再生させるための読本 電子出版中です

2013-04-16 21:59:10 | 里山に託す私たちの未来-再生策を探る
荒尾稔です。
 
 著作として「里山を復活させるための読本」をシリーズ化して、kindleを主体にして、一部をkobo、そして最近始まったibookstoreで出版を開始しております。

 現在すでに「里山」に関わる6冊を販売しています。Windows上から著作者として「荒尾稔」で検索してください。
「里山に託す私たちの未来」というキャッチで、千葉県で40団体ほどと一緒に「里山と谷津田」の現場にも入って、いろいろと勉強をしながら、里山景観を楽しんできました。

 しかし、これではいかんな問題だという課題にたくさんぶつかって、現在はその再構築をいかにすべきかというテーマに取り組む中です。
「里山は日本人が最も幸せを満喫できる生活の場であった」とは、里山がすでに過去形になって50年。その素晴らしさが誰も理解できないほどです。ブータン国の里山にあこがれる前に、一度この本を読んでいただけませんか。

1 荒尾稔の著作の一つは、「里山は日本人が最も幸せを満喫できる生活の場であった」
 千葉県下の里山と谷津田を10年以上かけて、調べつくしました。日本の里山はブータン国の里山での生活が多く語られますが、千葉県の里山でのなりわい(生業)生活の素晴らしさはそれ以上だったと確信しました


2 里山の病理的な現実と、再生のための総論
 2冊目は、この千葉県内の「里山の病理的な現実と、再生のための総論」を読んでいただきたい。何が問題なのか。原因があって結果が今出ているわけだが、その経過には複合した理由があって、1は、戦後を決定づけた農地解放の失敗がある。里山が畑と認識され農地解放された結果である。
でも 販売開始します。里山の病理的な現実とその再生のための総論 著作者 荒尾稔

6冊とは以下のごとくです
1 里山は日本人が最も幸せを満喫できる生活の場であった
2 里山の病理的な現実と、再生のための総論
3 冬期湛水(ふゆみずたんぼ)による人と水鳥との共生 「宮城県蕪栗沼の奇跡」
4 利根川下流域における水鳥の越冬地復活
5 日本の餌付け離れしたハクチョウ類の今後
6 千葉県での2005-2006年度ハクチョウ類の観察記録

 自分で全て取り組んでみています。出版の原則からは何とも稚ない内容で。お叱りをいただくことかと存じています。
 改めて新時代の到来を実感しています。同時に、印刷・出版業界の硬直化した業界全体が心配で心配でしょうがありません。

 今すすめようと模索していることに関して意見交換をよろしくお願い申し上げます。

日産の戦略に関心。-昔からの私のスタンスです。NV350(2)8ヶ月後

2013-04-16 21:33:28 | トヨタカンバン方式と自動車産業の革新へ
一種のお遊びとして考えてください。トヨタ車と日産社の車種別にフイールドでの台数比較を行っています。まあ個人的にはボケ防止です。東京都文京区動坂下交差点を中心に不忍通りを中心にして、仕事sで動いた都内各所でも観察できた台数を加算していきました。NV350をキーとして、日産とトヨタの業務用ワゴン車をカウント比較しています。
1 2003年1月1日から3月31日までは、まず目の前を通過するNV350が何台カウントか。→98台でした。
 当初は1週間に3台程度から、3月に入ってからは1日最大5台の日も 平均観察時間は30分程度です

2 2003年4月1日から、本日(4月16日)まではトヨタのハイエース系全部と、日産の新旧をライトバン+NV350でカウントしました。結果としてトヨタが90台(新型80+旧型10)に対して日産(新型NV350-6台+旧型70)で、ややトヨタが多いですが、日産の旧型車の数の多さは瞠目です。ほとんど1:1に近く新型同志では15:1の比率ですが、数年後にはほぼ1:1にまでNV350はシエアを取る可能性が高いと個人的には感じました。

理由は、警察車両や現金運搬車などにも広がりだしていて、日産の旧型車を優位にリプレースできればその数字は夢ではないこと。ザックス社のショックアブソーバの搭載による荷の痛みが少ない。乗り心地の良さが理解されればエクストレイルに先例があるので可能なはずです。
日産の商用車部門は,NV350の出荷開始により、軽トラから2トン車まで盤石になったなと感じています。
今後がますます楽しみです。つぎはNV200によるタクシー車両の市場奪還が可能なのか否かの検証を行いたいと考えています。
 最近、時々大手のタクシー会社の車両を観察しているからです。ロンドンやニューヨークでの成功事例もあり、東京でも可能性を感じているからです。

この調査方法は、時間つぶしには最高です。はい。

電子出版の表と裏の部分(5) 貨幣表示や漢数字や年月日表示などの相違点

2013-04-16 20:12:48 | 電子出版はEPUB3が標準規格に

 電子書籍出版に関することで、比較的短時間で、長くとも複数年以内に大きな変化が静かに引き起こされていくだろうと考えている。

 今後、電子出版の分野から、右とじ/縦組の書籍がかなり短時間で市場性を失っていくだろうという識者の指摘が真実味をもっているからです。それは、世界中で右閉じ、縦組みの書籍は日本と台湾しかないという事からも理解できる。韓国もハングルで、中国も横組みに統一されています。

  いまの若者が殆んど、縦組みの書籍を読んでいないという事が背景にある。また文庫本の主体な客である還暦後の年寄りは、いままでもこれからもスマートホンやタブレットを使いこなせる世代では、どうもなさそうだ。それは日本がいろいろな意味において、タブレットなどの導入や普及がいろいろな事情が重なって導入普及が、世界中で最も遅れてしまい、結果としてあまりにも立ち遅れたことと深い関係がある。

 速報モノや、ハウツーものが圧倒的に増えてきていて、情報提供手段として横組でも抵抗感がないという分野が増えて、生粋の文芸書などを除けば組版が縦組みという絶対的な理由は乏しいようだ。逆に、スマートホンやタブレットで必須条件となる、情報処理系統での表示が困難なことなど、縦組みの合理性に乏しいことがクローズアップ

 右閉じ縦組みという出版物は、今までは正常であり方が当然であるとされたが、EPUBがこれからの汎用環境と考えていくと、実は適切な方法でないのではないかと考えている方々も多いと思います。

 従来の縦組みで作成されている文芸書は、出版物からの情報でそれをEPUBに変換する時に横組みとは異なる異質な部分があって、貨幣表示や漢数字や年月日表示などなど、電子出版としての、EPUBでのリフロー機能が簡単ではない要害項目が多数あります。

 リフローという機能。スマートホンやタブレット上で縦長で見たり、横長で見たり文字を拡大縮小したり、それぞれ改行単位でリフロー機能で読みやすく整理して組み立て直して見せてくれるのですが、その時に貨幣表示や漢数字や年月日表示などの相違点が、それがepubとしての機能表現に大きな障害になっていることは確かです!!。


電子出版の表と裏の部分(4) 高年齢者への普及活動の在り方が問題に

2013-04-16 20:08:54 | 電子出版はEPUB3が標準規格に

それでなくても最近はWindowsなどのPCは逆にどんどん複雑になって素人では使えない代物に感じる。

 ミニサイズiPadやkindleなどのタブレットは高齢者向きと考えているが、今の日本での運用環境を考えると、お年寄りが利用するには敷居の高いこと高いこと。周辺を見回して使えこなせる方は誰かと考えると、ほんと限られた少数の方々のみ。スマホやタブレットは、高年齢層には使ってビジネスやゲームなどでも使いこなすには厳しすぎる環境になってしまった感じです。

 iPhoneやスマホは若い者向き、なにせ70才を超すと文字入力は目がしょぼしょぼで小さすぎて読めない。電話番号のテンキー入力は大丈夫だが、文字入力は入力の半分が文字の入力ミス。キーボードも見出し文字も、あまりに小さすぎる。すべてに操作環境が難しくなりすぎている、とてもじゃないが素直に反応してくれない。

 たよりのマニュアルが紙媒体では早くもなくなってしまっていて、電子出版化されてしまっているようです。この電子マニュアルが、しかも素っ気のない英語だらけ。利用できないので途方に暮れる方々ばかり

 年を取ると記憶力の落ち込みは年相応としても苦悩だ。最近は今までの長い付き合いのある年寄りたちとの付き合いは、現実、FAXどまりが圧倒的。メールで躓き、PCはすべて話の段階でストップそしてパス。最近は孫や娘、息子たちもスマートホンやタブレットの話はともかくPCやメール対応での協力がまるで通じなくなってきた。

70歳を超した年寄りの視点で見ると、スマホまでは携帯電話として取り込まれるが、実際に生活の中でタブレットはまるで相手から反応がない。はなから話が通じない。興味はあるが、今までの経験から使えない物として使用をあきらめている感じ。

twitterやfacebookまでも同様。いままでPCでの何とか勉強してという感覚でもない。これは大問題だ。関心を失っている。どうすべきか悩む。

 文芸書の一番のお客様であるべき、定年退職後の方々が、タブレットに期待していることがない。という現実を強く感じる。原因としてはPC環境が運用するに難しくなったという実感と、facebookのごとき短文をスマホで読むというライフスタイルの普及が重なっているとみる。


電子出版の表と裏の部分(3) Windowsの操作環境の変更を考える

2013-04-16 19:56:57 | 電子出版はEPUB3が標準規格に

Windows7にやっと慣れてきたと思ったら、Windows8は、まるでまるで今までの環境を全部とは言わないが変え過ぎ。PC(Windows8)を新たに購入した年寄りから電話で、親切心でメールのやり取りができるようにサポートをしようとしたが、途中で話がかみ合わず挫折した。

 少し前の情報で、Windows8に、いまになって、当然のことながらようやっとスタートボタンとスタートメニューが戻ってきてくれた。Micrsoft社さんも、丸々から四角に変えて,MACに追いつこうというところで、従来の慣れ親しんだ操作環境をどこまで維持して残されるかだ!!。

Windowsはwordやexcel等のofficeでも感じているが、基本言語系のソフトの操作を簡単にメーカ側の恣意で変更は困る。

操作まで一気に変えて新たな顧客獲得と、従来顧客の更新需要を狙っているのかと。かって国内の電算写植機器メーカーが、この手法を延々と繰り返して迷惑したが、Micrsoft社がまさかね


電子出版の表と裏の部分 (2) 日本電子出版協会の勉強会に参加する

2013-04-16 06:56:03 | 電子出版はEPUB3が標準規格に

日本電子出版協会の勉強会には欠かさず出席している。本当に参考になる。良い意味ばかりではなくいかに立ち遅れてしまっているかの再確認の場でもある。農業をはじめとしてTPPへの議論が盛んだが、最もシビアな現実が、まさにTPPの本質に触れているのが電子出版だということを早く認識すべき。

 IVS(いままでのunicodeで表現できない異体字を表示する仕組み)は勉強になった。現状の混乱を極める外字、特に異体字をこの仕組みで対処できるというとても特殊な表現方法の世界。苦し紛れのやりかた。参考にはなるがこのような仕組みを理解して使わなければならない苦しさ。

とつとつと話される発表者の苦渋に満ちた表情。jisc6226から現状までの経過を報告されたが、どのように市場に発表しても、あらゆる分野からクレームをつけられてしまう立場。78-83での勇み足もあってとのことも。よく理解できました。本当にご苦労様でした。

でも驚きが一つ。IVS資料の掲載文字は、委員のどなたもかかわりたくないということで自分で選んだという言葉。え!どういうこと?。文字コードの混乱よりも、メーカごとのフオント戦略で例えば「均等」の均の字の2本の横棒がまっすぐとななめと、食い違いを正せない。意見を言えないという現実だという話。

国家の権力を最も体現する言語の統一性を考えたときに、諸悪の根源とまで言われる出版社ごとに異なる日本語フオントの異体字を、そのハウスルールを温存してしまうことにつながることになっている部分が未整備のまま放置を認める。これが日本の文化だといわれるとその通りで結構ですが

  Micrsoft社さんは、AJ1-6?とは99.5%レベルの互換を取った。Windows上のフオントの全体容量を5GBまでという宣言。IVSをという話で、外字は認めないという宣言。日本語は世界中の言語の中では、構造的に最も簡単な言語との話し。でも苦渋に満ちた表現が印象的。一番苦労しているメーカだと認識している。