2009-4-25 千葉県佐倉市の敬愛大学のキャンパスで、「ミツバチの激減の現状・原因を考える勉強会」です。 里山とミツバチ問題は、日本の農業にとって奥深いテーマ。秋に再度予定。今回は基礎の勉強会
「里山と水循環」「里山と農業」「里山とミツバチ問題」の3分科会を連続的に開催しました。 60人ほどの参加者で会場はいっぱいとなり、とても熱のこもった分科会となりました。ミツバチの問題では、3つの角度から専門家に話をお願いしました。
①今話題のみつばち問題とは 日本不耕起栽培普及会会長 岩澤 信夫氏 農家の方々への農法に関するコンサルタントとしての立場から
②セイヨウミツバチとニホンミツバチ (株)イカリ消毒研究員 邑井 良守氏
③研究員でハチ類の専門家 千葉県立中央博物館 宮野 伸也氏
意見交換は分科会代表として、 里山シンポジウム実行委員の荒尾 稔が担当しました。
欧米では、家畜として飼育され、ナッツの如く受粉対象が3ケ月間同じ種類を受粉させられることによる、各地に蔓延しているストレス原因説が根強く
しかし日本では、もっと深刻な事態として、ネオニコチノイド系の農薬による壊滅的な被害が重なっているという感じが見えてきた分科会と認識しました。
一昨年から田んぼの斑点病(原因はカメムシ)対策として空散で撒いている、ニコチン系の農薬、ネオニコチノイド系といわれています。田んぼで大量に使いだされ、ミツバチを含む昆虫が一気にいなくなってきたといわれます
今年の秋に第2回目を開催予定ですが、節足動物全体が著しい影響を受け、トンボやイナゴがいなくなった。生態系の生き物調査が、対象の昆虫がいなくなって成立しないとまで言われる現場のことを考えると、極めて気の重い状況です。
これからの課題ということで
「里山と水循環」「里山と農業」「里山とミツバチ問題」の3分科会を連続的に開催しました。 60人ほどの参加者で会場はいっぱいとなり、とても熱のこもった分科会となりました。ミツバチの問題では、3つの角度から専門家に話をお願いしました。
①今話題のみつばち問題とは 日本不耕起栽培普及会会長 岩澤 信夫氏 農家の方々への農法に関するコンサルタントとしての立場から
②セイヨウミツバチとニホンミツバチ (株)イカリ消毒研究員 邑井 良守氏
③研究員でハチ類の専門家 千葉県立中央博物館 宮野 伸也氏
意見交換は分科会代表として、 里山シンポジウム実行委員の荒尾 稔が担当しました。
欧米では、家畜として飼育され、ナッツの如く受粉対象が3ケ月間同じ種類を受粉させられることによる、各地に蔓延しているストレス原因説が根強く
しかし日本では、もっと深刻な事態として、ネオニコチノイド系の農薬による壊滅的な被害が重なっているという感じが見えてきた分科会と認識しました。
一昨年から田んぼの斑点病(原因はカメムシ)対策として空散で撒いている、ニコチン系の農薬、ネオニコチノイド系といわれています。田んぼで大量に使いだされ、ミツバチを含む昆虫が一気にいなくなってきたといわれます
今年の秋に第2回目を開催予定ですが、節足動物全体が著しい影響を受け、トンボやイナゴがいなくなった。生態系の生き物調査が、対象の昆虫がいなくなって成立しないとまで言われる現場のことを考えると、極めて気の重い状況です。
これからの課題ということで