文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

電子書籍出版の制作・販売の現場から ③

2011-02-28 16:56:13 | 電子出版はEPUB3が標準規格に

モリサワのMcbookを駆使して、アンドロイドに流していますが、AU系は早いけど、NTT系は審査に入ったままうんともすんとも。ストアでは監査機能が必須でありますが、不慣れ、人材不足、それとも何か別のこと。

 
日本電子出版協会からのセミナー案内届く。縦組みやルビ、そして異体字等の対応に関して講演あり。それは分るが、なぜモリサワが参加していないのか不可解。意図的?。現実的にサポート可能な唯一のフオントメーカでしょうに。どういう事情かを知りたい。

いろいろな広告方法を比較検証中。効果があれば掲載中の書籍の販売に即座に数字になって現れるのが、みそか。納得できるような効果的な宣伝方法はいまのところ見出せず。あくまで始まったばかりで手探り。

アップルストア関係へのPRには、リンクアドレスをHPとかメールに張ることによって顧客誘導が可能だが、アンドロイド系は、現状それができない。ためしに、AUのスマートホンで、荒尾和史として検索を掛けると、相当数の作品が見出されるはず。シャーロックホームズや不思議の国のアリスなど。

本日も3社もの出版社や印刷関係の方々の訪問を受ける。相手の要望が何かを掴もうとするが、相手さんが何を聞きたいのかが、分らない状況のようで掴み取れない始末に。挙句に技術ではなく、マーケットがどうなっているのかを教えてもらいたいということらしい。


電子書籍出版の制作・販売の現場から ②

2011-02-28 16:52:51 | 電子出版はEPUB3が標準規格に

 
EPUB3への動向が注目の的。EPUB3への連動をあらゆるメーカが、各方面に約束を始めている。でも縦組みのどこまでができるのかも未定であり、未確認では対応の取りようがないのも事実。各組版メーカのデータをEPUB3に変換する準備を進めるが、どこもかも様子見の状況にあると。


 
いよいよ印刷マーケットにも、電子書籍出版の有形無形の影響が及びだしてきた感覚があります。EPUBにかかわる面では、紙媒体での美意識を捨てれば、xhtml=epubの図式で、要は簡単に誰でもできるhtmlでものづくりが終わってしまうのではないかという経営サイトの判断がはびこる。


アップルストアで売れている書籍系統と、アンドロイド(AUサイト)での売上?評判ランクアップ?が大きく食い違っているように感じる。アップルストアでは、たち上がりでトップにいっても、すぐにランク外になるものが多い。それだけ新規登録が多いのか、従来のPR手法が効かないのか。


出来ましたら、「不思議の国のアリスー和欧併用(音声も)」など、ユニークですのでご購入もお考えください。価格は240円~300円以下です。なおアップルストアはカード決済。アンドロイド版は電話料と一緒の請求となります。

「スマートホン」のアンドロイドに書籍を20冊ほど立ち上げております。是非一度、アンドロイドサイト、AUサイト、アップルストアで「荒尾和史」または「不思議の国のアリス」あるいは「シャーロックホームズ」と検索してチエックください。

 アップルストアから、一気に12冊が監査が通って掲載されました。合計で33冊となりました。 auストアでもアンドロイド版で着実に本数を増やしています。しかし、同時にコンバートプログラムで転換制作したNTTドコモ版は、掲載されたか否かも不明。信じがたい。登録早1ヶ月を経過。


 日経には、この程度の扱いなのかと改めて。何せ記事がまったくないのかと、20分ほど探しまくった経過。憶測ですがはっきりしたことは、既成の勢力同士の組み合わせでNEWS価値が感じ取れなかったか、20,000コンテンツという規模が、ビジネス価値を埋まない。他社との協調性課題など

大日本印刷とNTTドコモが組んで、新しい電子出版サイトを立ち上げのNEWS。さぞかし大きな記者発表会があったのだろう。朝日新聞や東京新聞井はでかでかと掲載されていたが、日本経済新聞朝刊には、1面から探して11面目の最下段に、1段11行とりで小さくありました。

 


電子書籍出版の制作・販売の現場から ①

2011-02-28 16:43:20 | 電子出版はEPUB3が標準規格に

1                                                                                                      多種多様な分野の著作物を掲載してみているが、AUにせよ、appleにせよいまだ信じがたいレベルでしか出版からの売り上げが動かない。でもスマートホンへ雪崩を打って日本の携帯メーカや電話会社が動き出しているので、台数あたりの販売確率で市場の成長を見守ることにする。辛抱。

2  本来の出版産業のポジションとは何かと問われつつあると思います。改めて、出版産業の主体業務は情報の監査機能。ドキュメントと画像と、それをグーテンベルグ型に整合して,1Pに整合する機能のはず。アップルのステイブジョブスの倫理観に反して、日本からの出版物の50%が却下現象も。

3  残念ながら,この過程でいろいろな障害にぶつかり、事務管理面、経理分野でもまったくといっていいほど何も対応ができていなくて、板面に時間だけを消耗するという経験をさせられてしまっています。 外国との商取引上の手続きも相当辛抱を要求され,誰もが参加して出版に参加?絵空事に近い感覚。

4  どの分野が売れ筋の強くなるのか?若い女性向けの「不思議の国のアリス」.男性向け「宝島」「80日間世界一周」「シャーロックホームズ」シリーズ×26冊。和英切替・音声付(appleのみ)、漢文好み向け「里見八犬伝」を掲載開始。などなど。多方面に市場観察調査中でもあります。

5  結局、スマートホンに一気に流れが変わってきたといいながら、相変わらず電車内は携帯の使用中の列。ほとんどゲームと携帯井戸端会議?で華やか。スマートホンを使いこなしている女性はまだわずか。電子書籍出版にいつ目が向くのやら。