文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

山武杉で建てる個人向け住宅のインパクト(2)

2008-07-15 20:51:18 | 里山シンポジウム実行委員会のこれから
2008-8-12
 本年度から千葉県山武市では、山武杉で個人住宅を建てる方に対して、助成金を出すことが決まったそうです。
 市原市に次いで2番目だそうで、仕組みとしては、希望者に市が25万円、県が25万円で
合計50万円。素晴らしい。所で適応予定件数は。と稗田さんに聞きました。
 本人は大きな黒い体をねじ曲げて、恥ずかしそうに、2件=50万円

 口をあんぐりと開けたまま絶句しました。ソーラー建設でも助成金は100万円以上に
 その上に、山武市民で、山武市内に、50%以上の部材を使ってという条件が厳しくて、その2件も危ないとは、

 そこで今年、千葉県が施行を検討している環境税を使って、まさにこの助成に使っていただくことが、省内を介して全域への波及効果が期待できると考えています。
手案して見ようと、改めて考えています。

山武杉の市場価格とその構成 産業廃棄物扱い?

2008-07-15 20:23:08 | 里山シンポジウム実行委員会のこれから
2008-7-12
 千葉県木材市場での観察です。

どんどんトラックに積み込まれた丸太状態の山武杉が満ちこまれます。
搬入業者は「産業廃棄物業者」です。
 一時産業をここまで追い込んで、これからどうしようというのでしょうか

商取引のルールが固定化しています
行ってみれば民法は、江戸時代のままといって過言ではありません。
相変わらず、木材市場で小売業者は直接購入することができません。会員制で閉鎖的です

 ものすごい量であり、東京ドームより大きい広場が山武杉の丸太で一杯になっています土曜日で休みににかかわらず、30分間で山武杉を満載したトラックが3台到着
 運搬してきた会社のトラックは「産業廃棄物処理業者」の車です。
何れもま新しい専用台を持った車両、
 それだけ、
1 千葉県を横断する、最新の高速道路工事現場での、森林伐採、そして廃棄物処理。
2 それ以上に、羽田の新滑走路建設のために、里山を壊しての山砂掘削のために、
3 マンション等の住宅建設のために
 里山の木々を一括して伐採する、それを4Mの統一した長さの輪切りにして、廃棄物に一部として、いくらでもよいから、ただでもって引き取ってくれるから「売りに来る」という図式の如くです。

三菱自動車は幸運の持ち主。独立独歩で世界展開を(3)

2008-07-13 14:52:21 | トヨタカンバン方式と自動車産業の革新へ
2008-7-13
 三菱自動車に関する情報
 三菱グループとしての、旧財閥系としての広範囲で分厚い人材層の活用ができる稀有な立場。
 電気自動車系での、革新的な高速事業展開が可能になる。
iMiEVの自動車としての性能の高さは、誰もが納得しています。それだけ完成度が高い。
動力が石油を使うエンジンン系でなく、電機系ということが、財閥系統は三菱電機もあり、決定的に有利に働く

 既存の販売チャネルに縛られない、直販チャネルを形成していける柔軟さが、この時代最高でもある。
 日本の食品や大型郊外型流通企業が、大規模ショッピングセンターに、一気に急速充電装置を展開する動きが加速します.燃料高による郊外店での客離れ対策として必須条件になるからでしょう。 
 必死になっての、集客競争の目玉として採用が始まりそう。現場に密着した、異業種コラボが一気に広がってきつつあり、急速に拡大するインフラ及びマーケットが顕在化してきた。
 来年夏以降の販売が一気に年間で1万台単位で始めたられるだけの背景が見えてきた。
たぶん、多面的なニードは10万台レベルを要求しかねないと思われます。
 世界的に爆発的な市場創出になってしまいそうです。今世紀最大の商品にもなりかねない。この分野、それに適応できるのは、筆頭が三菱自動車で、2番目はトヨタか、日産かでしょう。富士重工はR1系統を利用すると、航続距離が短すぎて利用が限定される。



日本の元気な自動車メーカ 日産自動車(2)2008-7 定点評価

2008-07-13 08:00:32 | トヨタカンバン方式と自動車産業の革新へ
2008-7-13
■日産自動車
日本とフランスという異国同士の共同体は、文化的なな素地ではとてもパラレルでハーモニーを醸し出してくれる関係と見る。最高の組み合わせにも
 
まず、
●文化とエスプリから
 日産では、インフニティと呼ぶ高級ブランドを、日本では展開しない。あるいは遅らせる方針と理解している。その方が正しいだろう。日本にはスカイラインというブランドが確立されている。その強化のほうが正解だと思う

●部品レベルのこと ハイブリットを単なる部品とみなして、
 多面的なルノーのノウハウと日産のノウハウとのコラボが融合して、あわてずに独自の思考で、汎用部品として開発。
時間をかけてでも、遅れてでもカルロスゴーン社長からのトップからの明晰な指示に沿って、徹底した議論と知恵によって、また評価テストによって技術を確立する。


文化の理解レベルでのこと 
●ルノーの「ロガン」成功体験と、インドでのローコスト自動車製造への挑戦
 日産のの軽自動車OEM購入販売戦略(市場拡大と顧客層の拡大)が数年後の一気に拡大する。それはたぶん電気自動車で花開く.日本では一人乗りタウンカーなどの製造に
  
● 商用車、大型トラックでのドライでかつ有益な戦略
 この部分のこれからも輪郭が見えてきた段階。でも徹底した世界戦略が背景にある
日産が決断しisuzuからのOEMをやめて新規開発した2トンシリーズが、世界戦略にのる
ボルボトラックや日産デイーゼルも一回り太くなって頑健となって

● ラシーンから始まった、X-TRAIL戦略成功への鍵
 よくも、ラシーンという車を世に出せたもので、しかも商業的のも成功させ、それがx-trailに直結したもの。冒険心は大したものです。

●GTRから究極のCTR-CSVが生まれるーカイエンに対応
 GTRの再構築の成功が、これからの日産及びルノーの開発製品ラインに与える影響は計り知れない。
 エンジン、足回り、そして耐久力まで、究極の研究開発のモデル。
 そして、日本においては「スカイライン」ブランドは、日本ではインフニティに勝る、とても大きなブランドとして、とての大事にすべきこと

● ハイブリット
 日産羽当初から部品に過ぎないと割り切ってきている。基本エンジンの後ろ部分に取り付け部品として付ける形式。オプション的な位置。必要に応じていろいろな機種に取り付けが可能になれば、世界展開をする戦略車が一気に燃費を減らして、世界展開に踏み切れる。 この方式であれば、世界戦略用小型車にも適正な価格で取り付けが、
  開発情報の一体管理がこの力を引き出せる。 

トヨタ自動車の混迷の開始とその拡大、そしてこれから(1)

2008-07-13 07:42:00 | トヨタカンバン方式と自動車産業の革新へ
2008-7-13
 トヨタの経営戦略分析は、今後とも連続掲載とします

 あくまでも推測でモノを書いていますので、間違いがあればご容赦ください
まず、この半年だけでも首をかしげたくなる情報ばかりです
1 米国で6月が前年対比20%もの落ち込み
 大形車が全く折れなくなった。
 小型車は、売れ筋をはずしてしかも玉不足で機会損失を生じてしまった
 プリウスは、複雑な機能のために。1台あたりの収益性が良くない。
 
2 国内でレクサス系が思ったほど伸びない、クラウン系での同様な高級車構築の強化
 マジェスタをクラウングループから独立させてマジェスタブランドに

3 最近の国内向け新製品の国内市場での落ち込み
 昨年、あれだけ新製品を出しても対前年比マイナスに。本年度は新車ほとんどなし
 bbやイストなどのサイオン系、そしてマークX系統などが売れていない。

4 特に小型車種で、ホンダのフイット旋風に完敗に近い
 BBやイストの大型化で客離れも。小型車は新製品なしか?
 このままホンダのフィットに負けっぱなしなのか

5 ハイブリットから、プラグインハイブリットへ
 方向性は悪くないと思うが、小型車に3系統の動力源というのは何とも。
 コストアップが必然に伴う。三菱の電気自動車が。売れだすと‥

6 トヨタのかんばん方式の見直しに 労務問題から
 労務問題からクローズアップ、どこか大きく変質した感じが  

7 秋葉原の殺傷事件と、関東自動車系列での労務問題の関連性
 フリータや派遣社員が、社会的な問題となり、その非人間性が問われだしており、それ を多用している企業に社会的な不信感が向けられだしています
  その筆頭に、業界トップのトヨタやキャノンがクローズアップされるのはやむ負えな いが、秋葉原殺傷事件と関東自動車と派遣問題が結びついてくると、何か変?
 BLOGでも話題が沸騰しています。
  このままでは、尊敬される会社から、ただの会社に評価が落ち込みかねない

8 若者の車離れと、トヨタの製品化戦略との関連
  面白くもおかしくもない、白物家電の自動車メーカ
  車が売れなくなったのは、若者が自動車に託すべき夢がないから
   トヨタがよくないとの評価にも結びつく。  


9 トヨタの大政奉還(?)と揶揄されるトップ人事と、国内販売チャネルの多数の
 未整理の課題と。
  この大変革期。明日の技術は何かがよくわからない。でも基礎的な要素技術を
 どれだけ蓄積できているか。
  それをトップダウンで一気に完全な自由度を持って利用できるのか。最大の課題は
 販売政略と1:1で機能する販売チャネルン
  日産、ホンダ、三菱、そしてマツダは、いずれも国内の販売チャネルを整理統合化し ていて、一気に販売戦略を生める仕組みになってきていると考えられる

10 しかし、何でここで大政奉還が話題になるのか
 レクサス以外の、クラウン系統が新たに動きだしてきたのか(想像はつきますが) 
 外部からは販売チャネル同士をうまく調整できなくなってきていると見える

11 あまりに異質な製品グループの販売
  米国サイオンむけの、BBで代表されるシリーズは理解に苦しむ。
 6月の販売不振も、この影響か
  なにせ日本で大成功したBBが、米国で大歓迎されるのはよくわかる。
 その2代目が、ダメBB。大形にしたことが裏目に
  問題はこのような車を作り出してしまった、トップの問題だと考える


 以上が複雑に絡んでいることは明白です。
 すべては、トヨタが世界一になる、なれると思い込んだ瞬間から、今までの経験則が通用しない未知の領域に足を踏み込んで、どんどん泥沼に両足をからめとられている状況と観察しています。
 
   



千葉県の山武杉の現状 山林から、木材市場から

2008-07-13 07:40:26 | 里山シンポジウム実行委員会のこれから
2008-7-13
 昨日見学してきました。
その感想、4年まえの現地調査の都会に感じた、基本的のはそのまま

 里山から伐採し、現地で4M単位に輪切りにして、トラックで市場まで搬入する。市場ではそれを皮をはいで、丸太にまで加工して、木材市場では1本2,000円にもならない。50年もの間伐材が100円.信じられますか。おにぎり一つのも値しない惨状にあること。
 写真で、これだけリppな丸太が10本で18,000.-にしかならないという。
 現実です。

1 里山の森林の中から、選んで切り出して、枝を打ち落し、4M単位で揃えて、そして現場からトラックの羽入れる箇所まで運んで、束ねて。
 それを専門の大型トラックに搭載して木材市場まで運んで、この写真の10本1単位で
たった、18,000.-にしかならない。
 なんということでしょうか。
 まともに考えましたら、運ぶだけで10万円程度が飛んでしまします。

■ したがって入荷するものは、公共工事、山砂採取や残土産廃業者が業務上で、事前に費用を頂いた上で伐採したがために、廃棄物として捨てるよりも、少しでも捨てること苦労から楽になるということで、売上を無視できるために持ち込まれた木材です。
■ その仕組みと販売価格が常軌を逸していると怒る前に、この膨大な量を持ち込まれるほどに、千葉の里山のぶち壊しにちかい開発が、とめどなく理路がているのだという恐怖感です。 

2 しかも、木材市場へは観察をもった業者しか入れません。伝統的に大工さん等への
小売りはしません。できませんということだそうです。
 大工さんを介して、個人が家を建てる場合には、なんといっても数倍に価格がなってしまうのも現実です。

 このあたりの仕組みが、江戸時代のままであることが大きな問題点であり、再構築を求められる大きなネックなっているように感じました
感じています

 

 

山武杉で建てる個人向け住宅のインパクト(1)

2008-07-13 07:37:59 | 里山シンポジウム実行委員会のこれから
2008-7-13
 山武杉を使った、個人住宅を、イベントに参加して見学をしてきました。
千葉県佐倉市の駅から車で5分とかからない場所でした。参加者40名以上。
 建て坪が40坪程度のコンパクトな家ながら、外部からは大きな垂直に立つ煙突と
山武杉の板目をそのまま外壁とした、とても明るい感じの家です。
 入ってすぐが山武杉のままのフローリングされたリビングダイニング。分厚い床材で
何十人でもびくともしない、天井までまさに吹き抜けで、どこからともなく風が吹き抜けていく。ものすごい暑日でしたが、心地良く涼しく、30人以上が入り込んでも人いきれの熱気ひとつ感じません。夏はクーラーがいりませんとのこと。また冬は大きなストーブがあって、この家を建てたときに出た廃材をまきとして4年間は大丈夫とのこと。
 和室の前には15cm位の段があって、何人かとそこに座って足をぶらぶら。まさに縁側の気分。
 とても住み明日そうな家。作った大工さんはン間違いなく100年は持つと。
 設計した稗田さんから発言があり、山から山武杉を柱として切り出す時には3本を切る
そのうちのまっすぐな木で床柱。残りの2本を梁や、作りつけの家具や、ばらしい家具や
テーブル等に使うのがコツとのこと。
 隣のより大きな個人住宅と2件の見学となりました

新型インフルエンザ対策セミナーに参加して

2008-07-08 23:31:35 | 日本で越冬するガン・ハクチョウ類の生態
2008-7-8
 本日は午後1時30分から、千代田区親の水にある三井住友海上のビル内で開催された
「新型インフルエンザ対策セミナー」[多層防御]で守る企業の事業継続に参加しました
参加費用は5,000円でした。でも企業人を中心に200名以上が参加したセミナーで
何人かのパネラーから一方的に話を聞かされる4時間でした。正直、主催者側と受け手側の温度差がとても大きく、聞いていてしんどく疲れました。
 話の内容は確かに戦慄すべきことでしたが、そのまま素直には聞けない部分もあって
企業戦略の一環として割り引かざるを得ないかなと

 でも、国内ではレベル4Aではともかく、レベル4Bになると、厳しく移動が制限され各人の部屋にこもって家族全員で2週間以上辛抱しなさいとのご宣託ですが、食糧確保がどうも自分の力でとのことのようで、まさに戦後すぐの事態が想定されました。
 先生はお米や副植物を今に打ちにどんどん購入して蓄積をするようにとの話で、まさに
都内のように自給力1%以下の私どもはどうしたらよいのか
 これでは日本人は、都会人はあっという間に餓死するナとの直感だけがする感じ入った話でした
 新型インフルが、世界的に爆発的に広がるパンデミックが起こった時の想定をいろいろと聞きました。

 感想や対応はこれおから少しづつ書いていきます。
本日は、この秋に南下してくる白鳥群を、どのようにして日本国内に迎えたらよいのかを
考えるために話を聞きに行きましたが、さあ、どうなのでしょうか
正直わかりません
  

関東ツーリズム大学事務局」が主催 多様性という豊かな社会を構築する

2008-07-06 23:20:20 | 里山シンポジウム実行委員会のこれから
2008-7-5
 生物多様性基本法が2008年5月28日に衆議院を全会一致で成立しました。
それを記念する講義するということで、「関東ツーリズム大学事務局」が主催した催し。
渋谷の地球環境パートナーシッププラザエコ会議室で開催されたもの。
この大学は一都10県をキャンパスに旅する授業と題する大学(来年秋開講予定とのこと)

 多様な生き物を守り、自然と共生する社会の実現を目指す「生物多様性基本法」が成立しました。
 この法律は政府に生物多様性国家戦略の決定を義務付け、国土や自然資源を「生物多様性に及ぼす影響が回避され最少となる」方法で利用することを基本原則に掲げており、これからの街づくりや公共事業に大きな影響を与えることt考えられます。
 この法律の成立した背景、目指すこと、社会に与える影響についいて、行政、政治、市民の立場から語りあいました。
 残念なことに時間配分が悪く、報告者からの話に終始し、パネルディスカッションも時間が足りなく、参加者からの質疑応答を一問も受けることができなかったことは残念です。内容は素晴らしいのですが、これからから先が良く見えないという感覚です