2007/12/21
東京都環境局は、上野の不忍池公園一帯での、オナガガモやキンクロハジロ等、ひとの餌付けに依存した野生の鴨が、栄養過多で肥満体になってしまったり、本来の自然のあり方に反するからとの理由で、餌付けを実質禁止することを発表した。
PRのためのモデルとして、肥満になったオナガガモの写真を掲載した内容で。各マスコミも一斉に、東京都からの発表分を掲載し、TVでも放映された。
東京都の発表は、日本野鳥の会東京支部等への相談もなく、かなり強引な形でされたとの印象です。
でも、野鳥関係者はおしなべて、やむ負えないとの見解のようです。
当方からいえば、今後しばらく経過を見て発言したいと考えています
1 上野不忍池の鴨は、都心にあって自然の餌場があり得ない個所であり、人に依存しなければ生きていけない立場にあることにもっと留意すべきであると考えます
2 どうも、餌がなくなれば、ここの個体群は生息条件の良いところに移動するものと勝手に思い込んでいる節がある。おおくが渡りの時期を終わると、移動することもままならない閉じ込められている生き物だとの認識がないようです。
3 結果として、秋の季節、渡来初期の時期に「餌付けを禁止」とすることが正しいのではないかと考えます。いまのままでは体力の低下、餓死個体発生も想定されます
東京都環境局は、上野の不忍池公園一帯での、オナガガモやキンクロハジロ等、ひとの餌付けに依存した野生の鴨が、栄養過多で肥満体になってしまったり、本来の自然のあり方に反するからとの理由で、餌付けを実質禁止することを発表した。
PRのためのモデルとして、肥満になったオナガガモの写真を掲載した内容で。各マスコミも一斉に、東京都からの発表分を掲載し、TVでも放映された。
東京都の発表は、日本野鳥の会東京支部等への相談もなく、かなり強引な形でされたとの印象です。
でも、野鳥関係者はおしなべて、やむ負えないとの見解のようです。
当方からいえば、今後しばらく経過を見て発言したいと考えています
1 上野不忍池の鴨は、都心にあって自然の餌場があり得ない個所であり、人に依存しなければ生きていけない立場にあることにもっと留意すべきであると考えます
2 どうも、餌がなくなれば、ここの個体群は生息条件の良いところに移動するものと勝手に思い込んでいる節がある。おおくが渡りの時期を終わると、移動することもままならない閉じ込められている生き物だとの認識がないようです。
3 結果として、秋の季節、渡来初期の時期に「餌付けを禁止」とすることが正しいのではないかと考えます。いまのままでは体力の低下、餓死個体発生も想定されます