日産自動車の日本国内での活動を再度コメントしていきます。
カルロス・ゴーン社長の存在感がますます強まり、その経営理念に基づく会社の方向性がさらに加速して面白い。はらはらも、残念なところも、コマーシャル不足な部分もあって、存在感が独特だ。
いくつかのトピックスと意見を順次。 まずはじめはトヨタの同格の商用車とそっくりさんのNV350から。
1 NV350が販売開始された。早くも都内で複数台を観察。見れば見るほどうーん、ライバル社の製品に無条件で似ている。
購入する側がどのような評価をするかが見当が付く。実用一点張りの商用車としてはともかくワゴンとして考えるとすると、あまりの類似に改めてうーん。性能も類似しているし。日産の販売網から間違いなくほどほどは売れていくでしょうが、目標は日産1:トヨタ9まで落ち込んだ販売比率を1:2までに戻すということらしい。その可能性は高いと思う。
国際的な市場では結構たくさん売れることでしょう。それが狙い。 でも日産らしい個性が感じられるかは、そこでも疑問は残る。世界中の市場でこのタイプのバン類はやたら販売量が増加していると聞いているが、すべて日本製品では、トヨタ製のこの形が最も合理的でデファクトになったという会社でいいと思うが。日産のフアンとしても、ここまでやるかねという疑問はのこる。
でも一つ大きなポイントがある。それは競合製品と比較して乗りこごちが各段に違うはずです。という事は商品を傷めず乗務員の疲れが違うなどなど。この違いが大きいと思う。
車の寿命も違うし、これは実際に買って使わないと分からないが、ショックアブソーバー系にエクストレイルに搭載されて評価の高いメーカの製品を使っていることがあります。 どうでしょうか。その名はザックス社製といいます。もしかしたら1,2年後には道路状況の悪い後進国では最大の売り評価になるかもしれませんし。
時間の経過で、この箇所が似て非なるところで、私から見たら最大のセールスポイントなのでしょうが、予算がらみで、当然トヨタでも考えていくでしょうから、ドンなものかと。
都内で売れ行きを観察するのに台数の増えていくのを見ていきましょうか。