文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

本日の会議 我孫子でJBFに、入谷でFBNの会議に参加

2005-09-28 23:36:17 | 東京の街角からモニタリングでわかること
 本日は、我孫子市の手賀沼湖畔にある手賀沼公園アビスタ内で、ジャパン バード フェスティバル実行委員会(JBF)による、今年の催しの打ち合わせがありました。委員の一人とした参加。ジャパン バード フェスティバルは、我孫子市と企業側が折半で資金を出し合い、事務局の運営は我孫子市が行う形式で、市民と1:1の関係で開催されます。段々規模が大きくなると同時に、行政と市民と企業間の関係調整が課題になってきたと同時に、マンネリ化も心配されてきています。
 今年の特徴は、日本野鳥の会が、柳生会長をはじめとして本気になって参加をは決めて来ています。良いことと理解していきましょう。

 ところで、その会場で頂いた、日本野鳥の会の機関誌の最新号を読んで、正直驚きました。なまじの宗教書よりも、色濃い啓蒙記事で一杯。道元禅師の人物紹介に徹し、同時に、聖フランチエスコと、対比して人物評価を行っている記事。
 いままで読み慣れた「野鳥」と、あまりに隔絶した変化にとまどい、頭がくらくらした。日本野鳥の会の本来の創設者である、中西悟堂の事跡の旅と題した
"御嶽山に歌をたずねて"も同様にして、突然、タイムスリップしたかのごとく内容であると感じました。

 新生"柳生日本野鳥の会"の船出に乾杯します。でも……、どれだけの方々がこの新しい、俳句雑誌とか、宗教書と読み間違う路線についていけるのかは、よく分かりません。  正直絶句に近い感想を持ちました。

 同じく、会議に参加しているBIRDERの月例の雑誌が、かっての「野鳥」の編集に類似していることも気になりました。今後この2つの雑誌の市場動向に興味が尽きません。
 
 午後5時に終わり、台東区入谷で「生物技術者連絡会(FBN)」の定例会議に参加しました。
 今年から2つの委員会のメンバーが斬新でありながら地道な研究を2つの分野で始めております。その経過報告と、1月の総会に向かっての議論を戦わせました。
 結果、FBNの社会的な役割が何かを明確にするためにも、今回の総会後に行われるシンポジウムでは、講演やパネルディスカッション形式を一切やめて、会員からの発表を募集し、6人程度に発表してもらう学会方式にすることが全員の賛成で決定しました。地方のメンバーの方には交通費の支援も行う事を旨として、発表の場を提供すると言うことになりました。昨年までの路線と大変な違いです。
 メンバーの入れ替わりもありますが、社会情勢の変化によって、真の価値創造を目指して、研鑚の場として活用したいとの意向と感じ取りました。賛成です。
 


手賀沼のオオバン群

2005-09-28 21:36:36 | 利根川下流域に水鳥の大規模越冬地形成
 手賀沼でホテイアオイの刈り取りの光景を見ていましたら、その横にオオバンの結構な群れがおりました。若干のカルガモは一緒でしたが、主体はオオバンで、30羽ほどです。
 もしかしたら、このオオバン群は、ホテイアオイを主体に餌としていた可能性もあります。
 関係先に今度取材をしてみます。
手賀沼にはオオバンも、かっては3,000羽単位で生存したとされていますていましたが、現在は200羽以下と言うことです。
 手賀沼で観察されてきた水辺の水鳥達は、キンクロハジロやホシハジロのごとく、ほぞ絶滅しています。
 原因を言い出したら枚挙にいとまがありません
農業絡みが大きな要素となってきています
1 手賀沼土地改良区では、99,6%の田圃を補助整備して乾田化した(手賀沼土地改良区事務局長)。乾田化の優れた効果が発揮されて、生態系が壊滅した。
その結果が大きいと考えられています。
2 手賀沼導水によって、それまで22日を要した手賀沼でに水の入れ替わりが5日に短縮。沼から河川に、利根川の一部に変化してしまった。それおにより大規模に生態系が激変した。
3 特に導水により水位が高くなり、ためにオオバンのごとく葦を利用して水面上に巣を作るタイプの水鳥では、水面の上昇で巣が壊されるために、繁殖成功率も明らかに低下(我孫子市鳥の博物館の方の意見)している。同時にマコモ等の餌の減少をも招いて、その相乗作用も考えられます



ホテイアオイの刈り取り作業 手賀沼アビスタ前で

2005-09-28 21:21:14 | 利根川下流域に水鳥の大規模越冬地形成
 本日、我孫子市でジャパン バード フェスティバル実行委員会(JBF)の会議があり参加しました。アビスタの目に手賀沼湖畔で、巨大なクレーンを使い、8人程度の作業員が、一所懸命ホテイアオイの一群を陸に揚げる作業中でした。大変な労力です。これは、手賀沼の水質浄化の一環として、ホテイアオイを1ヶ所で集中的に栽培している評価テスト中なのでしょう。今の時期に、春に手賀沼に移植下ホテイアオイが一杯に吸収した栄養分を湖外に持ち出しているのだと思います。
 どれだけの効果を上げることが出来るのか? この巨大な手賀沼のほんの一角での評価テストでは、如何なモノでしょうか。

LOHASな生き方 のびやかなイメージで

2005-09-25 23:53:36 | 東京の街角からモニタリングでわかること
 日本は江戸時代、市民文化というより庶民文化が華やかに咲き誇った。浮世絵や草草紙、俳句、瓦版など、それに歌舞伎とか多面的な芸能活動が、いとも盛んであった。
 特に。浮世絵は庶民の癒しの材料として、はっさん、くまさん達が1文や数文で木版で20色も重ね印刷した浮世絵を堪能してきたお国柄。
 LOHASな世界で、若い女性達が(イメージとして)思い思いにhtmlを駆使して、web上に、ブログ上に情報を発信出来るようになったとしたら、ものすごい絢爛豪華な、マルチメディア名世界が切りひらかれる。そのふくらんだイメージをLOHASな世界は実現をさせてくれる空間に育ちそうで楽しみです。
  

WORD2XMLの開発動向 大規模評価中

2005-09-25 23:44:58 | 組版プロの思考からXMLを考える
 word2xmlの機能はWORDにxmlテンプレートをバンドリングして、ブログでは横組みでのxml変換しかできないXML機能を、縦組みも含め、異体字、数式までをも最終印刷イメージ(組み版)まで拡張してしまう中期計画です。基本は全て出来上がっています。一つ一つのテスト評価を開始したところです。
 
 ㈱モリサワ、㈱デジタルコミニケーションズ、㈱トータルメディア研究所の3社では、windowsPC上でxmlテンプレート入力(横組み入力)→ ASP → word2xml → xml(拡張形式) → MCB2(モリサワ) → pdf(立て組み出力) → windowsPC上 さらに→ MCB2(モリサワ) → 印刷版下(自動)作成まで。
 日本語文書縦組みに組版処理を効率的にASPで運用出来、かつ印刷速報、WEB発信まで出来る環境を構築しテストを開始しました。規模はASPを介して2,000端末を想定。word2003以上にバンドリング形式で、人名・地名等はOTFfont(22,000文字以上)を搭載、異体字を含む漢字処理をクリア。word2003以上に組み込んだ。他社縦組みのワープロを廃棄して1本化。word入力後、そのままxml型式で印刷版下までワンライティングも可能に。
 導入先では、縦組みによる起案書作成を、横組みでかつ異体字をも使って業務処理出来ることはかってない効率化に結び付けられると評価している。

今年の冬~春、千葉県下で越冬した2羽のコウノトリ

2005-09-25 23:26:07 | 利根川下流域に水鳥の大規模越冬地形成
この春、千葉県下で越冬した野生のコウノトリは2羽でした。
 その1羽は、我孫子の北新田を餌場として、この春の第2回里山シンポジウム
会場近くを塒として生活を営み、主食は何と、食用蛙とのことでした。
 巨大なカエルをひと飲みする写真は見事です。我孫子の鳥の博物館を中心にして
この秋以降に再度の渡来を期待して、農家を含めて支援体制作りを進めていく
とのことです(将来の放鳥を目指して)。でも市の農林水産部との意見調整が
大変みたいです。現在、この1羽は、島根県出雲地方で越夏中とのことです
(大陸には戻っていません)

 もう1羽は、県の自然保護課の方針で、渡来そのものが秘密扱いとなってしまい
ました。茂原市郊外で、秘密の扱いは意味不明のままです。
 結果としては、公式の記録には一切掲載されていません。残念ながら
 ここのコウノトリの越冬した箇所は、現在大規模なほ場整備中とのことです。
餌は、主食がザリガニやブルーギル等の外来種らしく、餌にはまったく困らなかったとの話しでした。
 特に、この箇所は千葉県でも、最も原里山に近く、皆でかわいがって上げて、
再度渡来も期待出来た箇所でした。なぜ秘密にしなければならなかったのか、
渡来記録の公式化できないのかは不明です。
 ちなみに、この個体は福井県にしばらく滞在後、所在不明となり、大陸に北帰したと考えられています。再度の越冬渡来も考えられます

豊岡でコウノトリ5羽放鳥。千葉県でも5年後放鳥の可能性?

2005-09-25 23:24:12 | 利根川下流域に水鳥の大規模越冬地形成
昨日、兵庫県豊岡市コウノトリの里公園において、人工繁殖させた
5羽のコウノトリ(雄2羽、雌3羽)が放鳥されました。
 現在、この地域には野生コウノトリ雄1羽が、定着しておりますので
これで3:3となって、理論上では3番のペア誕生が可能な模様です。
 世界初の試みとして、明るいNEWSとして報道されています。

 しかし豊岡周辺では、今の日本では田圃の慣行農法での乾田化や農薬
散布等の問題もあって、野生のコウノトリをこのまま放鳥し続けいけるかを
疑問視する声が根強くあります。
 研究者の間では、豊岡での放鳥5年間が限度ではないかとの意見も

 豊岡では、経費として2億円以上を延々と継続しています。1羽1億円と
揶揄される所以です。
  この点で、千葉県では野生のコウノトリが、この春には我孫子市と、茂原市
周辺で各1羽が無事越冬して、北帰してくれています。

 そこで、この春越冬の実績の出来た出来た千葉県での放鳥も、これから
検討されることになると思われます。
 我孫子市には豊岡市との非公式な話し合いがもたれているとの噂です。
 千葉県でのトキの放鳥の可能性よりも、コウノトリの報が先行するかも
知れません。
 ちなみに、千葉県下にはトキの天敵であるオオタカが増えています。
現状では、オオタカに襲われる可能性があり、この面からも放鳥は危険だと
考えられそうです。しかし、コウノトリは大きく、強靱な嘴を持ち、オオタカにも強く放鳥の可能性が高いと言えそうです。

 千葉県下の里山や谷津田では、5年後くらいでコウノトリの放鳥を見られる可能性が高くなってきています(トキはその後に)


LOHASな生き方は、これからの社会変動の先取りでしょうか

2005-09-22 17:47:08 | 東京の街角からモニタリングでわかること
ある方の紹介をうけて、以下のHPを開いてみました。

 西日本では大盛況で、1ヶ月で30万アクセス以上とのこと。
納得です。これからの最重要な環境テーマが明確化したと考えられます。
 
 LOHASな生き方に関連したリンク先は、それぞれ一流の鋭い主張を
もって展開していることが新鮮な驚きです。
 同時に、リンク→リンクでつながった情報網やレポートの数量と内容の多様性は
とても読み切れません
 
 ある面では、おたく的なのかと考え込みました、が、これらhtml制作者の多くが
若い女性だろうと推測し、その通りらしく。
 ある面で感性の爆発と言っても宜しいのでしょうか。
大きく間違っているとは思えません 

  LOHASクラブは、昨年6月にNPO認証を受けた団体です。
これから、注目される分野を、うまく掬い取っています。


tokyo●印刷協同組合でのxmlソリューション展開

2005-09-19 22:29:02 | 組版プロの思考からXMLを考える
05/09/14 いよいよ実践段階に入ってきました
 tokyo●印刷協同組合の事務局長を訪問。打ち合わせる。写研統合集版システムの後継ソフトウェアとして、㈱モリサワのMCB2シリーズ+word2xml構成の2回のプレゼンの評価と今後の進め方に関して話し合い。有益な成果がでました
1 機能的には十分な評価を得られた。評価試験に入りたいとの意向です。
2 wordに搭載されている異体字及び外字対応の部分と、数式対応でmathtypeによる入力結果及びその展開に関して質問があった。

 今度の、ジャンプスで、㈱モリサワのコーナーで展示される内容を見学頂きたいと申しれをしました。

 

阿賀野市の瓢湖で越夏する事故や病気の白鳥群

2005-09-19 22:15:58 | 冬期湛水不耕起栽培の現状とこれからの課題
05/08/22  瓢湖の白鳥群をはじめて観察しました。
 瓢湖には一度40年も前に行った事があります。吉川老人の息子さんが白鳥の餌付けを引き継いでおられた記憶があります。今回はJR水原駅より歩いて30分。呉地正行さん、嶺田さんと行きました。真夏であり、雰囲気を知ることが目的でした。でもそこで、24羽ものコハクチョウが越夏している現状を見て、びっくりしました。
 大事に保護されている状況でした。瓢湖での餌付けも、越冬する膨大なコハクチョウへの影響は、餌付けも僅かであって、殆どここを塒にして、阿賀野市全域の田んぼや河川で、自律して餌を採餌しているとのことです。

ささがみでは、本当に奇麗なジュンサイ池を見学しました

2005-09-19 21:58:45 | 冬期湛水不耕起栽培の現状とこれからの課題
 新潟県阿賀野市笹神にあります、「ジュンサイの池」を、田んぼの調査プロジェクトメンバーと一緒に見学をしました。
 里山野豊富な水が等々と流れ込む、山肌に抱きかかえられて様な場所で、4haくらいの沼でした。確かにジュンサイが、ぬるぬる状態で存在しています。トンボの池としても著名なようで、イトトンボでもはじめて見ましたが、真っ黄色名イトトンボとか、チョウトンボがゆらゆらと飛び交っていました。
 ここまで純粋に保護されてきたジュンサイ池は珍しいのではないでしょうか。

桜宮自然公園周辺が、成田空港から車で15分の距離

2005-09-19 21:52:38 | 里山に託す私たちの未来-再生策を探る
05/09/15 多古町の桜宮自然公園近隣産業廃棄物処理施設の件(続)
(1)  大手航空会社で、成田空港近辺での、ビジターの休憩と癒しの場として
どうかという企画が出てきました。
 実は産廃業者が抑えている場所が、風光明媚な一等地なのです。
 桜宮自然公園の保全のためには、産廃業者との話し合いをする上で、地域への再生を計れるグランドデザインが欠かせません。
 ただただ、産廃反対というよりも、このような方法によって産廃センターをあらゆるリスクを背負いながら構築するより、遙かに収益性やリスクを背負わないで宜しいのではないかと主張出来ませんか。
 本日は、その企画に関係する会社の社長にあって、話しを聞いてきました。
回答まちです。25,26日頃に現地見学を含めて、可能性が少し出てきました。

(2)としては、桜宮自然公園周辺に駐車スペースを確保した上で、コンビニエンスに出店させることは出来ないかという案がクローズアップされてきました。
 交通量も多いし、桜宮自然公園の見学者へのサービス及び自然公園の拡張という形での展開がさらに考えられそうです。



新潟県阿賀野市ささがみのふゆみずたんぼを調査団で

2005-09-18 21:48:32 | 冬期湛水不耕起栽培の現状とこれからの課題
05/08/22-23両日、新潟で"有機の里"として、本年度の農業大賞を受賞したばかりです。同時に日本有数の白鳥渡来地でもあります。白鳥の餌付けで著名になった瓢湖も、阿賀野市にあります。
 ふゆみずたんぼの先進的な導入及び普及が力強く始まっています。
 今回は、ふゆみずたんぼ研究グループとして、大学、農林試験所、田尻町町役場、日本雁を保護する会のメンバーなどが合同して調査に伺ったものです。
 新潟潟県阿賀市笹神のJAささがみを、20名で訪問し、JAささがみの有機農業の指導者であり、実践者でもある石塚さんに案内されて、ささがみ農協管内の各施設を見学し、その後、石塚様からパワーポイントを利用した説明も受けました。
(1) まず案内された箇所が、豆腐工場。ここは笹神で減反対策として植えられている大豆を使って、主に東京の産直センターあてと地域向けに作成。随所の工夫と有力な作り手のノウハウもあって、現在順調に推移中とのこと。ともかう美味しかった。同時に設備に智恵が随所に感じられました
(2) 有機堆肥作成工場 bmw菌をベースに管内の畜産農家からの排泄物と、(1)の豆腐工場から大量に出るオカラ、それと主原料としてモミガラを使った有機堆肥肥料工場を見学。ともかく農家への費用の配分や集荷方法にも、にものすごくきめ細かい配慮をしていることがよく分かりました。
(3) 更に石塚さんの田んぼの見学と簡単な調査(2日目に詳細調査を行った)
 石塚さんの田んぼを含め、有機認証を得ている田んぼ等は、全域が有機の田んぼや畑として、基本堆肥は、すべて(2)の工場で製造して安く農家へ供給されてい流モノを利用。正に地域の完全リサイクルを目指した地道な努力には頭が下ります。
(4) この地域には瓢湖からの白鳥が、200-300羽の群れで、特にふゆみずたんぼになった箇所では、夜間にも留まり、正に塒となってきているそうです。管内各地のふゆみずたんぼは、着実に増えつつあるそうです

焼却・破砕施設を新設する(2)

2005-09-18 17:43:46 | 里山に託す私たちの未来-再生策を探る
 桜宮自然公園に隣接する産業廃棄物処理施設は、標高44mの高台に、焼却・破砕施設を設け、高さ30mの煙突から1日20時間のペースで産業廃棄物処や一般ゴミを焼却する中間処理場とのことです。さらに破砕音をがんがんと。
 ㈱トーホークリーンは、都内の各市町村と幅非広く産業廃棄物処理の業者申請を
行っております。
 分厚い申請書からは、何が何でも産業廃棄物処理施設を作るという決意は伝わってきています。
 多古町では初めての中間処理場であり、はじめは小規模であっても、すでに周辺地域の山林の買収を進めています。将来は大規模化する可能性も憂慮されます。
 当然、亜硫酸ガス等によって周辺の山林の木々に深刻な影響をも与えていくことが懸念されます。
  
 これから多古町を中心にして反対運動が盛り上がっていくと思われます。 

千葉県多古町桜宮自然公園隣接地に産業廃棄物処理施設が

2005-09-18 17:29:55 | 里山に託す私たちの未来-再生策を探る
 千葉県香取郡多古町染井地区に、桜宮自然公園が立派に出来上がっています
ところが、この9月にはいって隣接する里山の頂上部を中心にして、産業廃棄物処理施設を作る計画が、千葉県から公示されました。10月半ばまでに意見書の提出が求められています。その後委員会を介して、特に問題がなければ千葉県の堂本知事が判を押して、工事に入るそうです。県は産業廃棄物課も、書類的な不備がなければ粛々と法に沿って認可する方針とのことです。
 もともと、桜宮自然公園も、この産廃業者の動きに刺激され産廃を作らせないがために、地域の地権者達8人が結束して、kireiにしてしまったら産廃で出来ないだろうとの考え方でありました。そこで、法に沿って農業委員会の会長で合った所英亮さんが、遊休の農地対策、及び住民参加型地域行政、そして堂本知事の提唱した菜の花会議の席上で、その趣旨に知事らが賛同されたことを基本に、自分たちで作れ上げてきています。