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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

宅間孝行 「LOVE HOTELに於けるPLANと情事の涯て」

2019-01-24 10:48:02 | 日記
タイトルが異様に長い宅間孝行作•監督の作品です。

タイトル通り 舞台はLOVE HOTEL。
まず、ホテルの一室に入ってくる主人公を演じるのは、三上博史。
なにやら、カメラを仕掛ける主人公。
準備整ったところへ入ってくるのは、デリへル嬢の麗華(三浦萌)
2人の会話から、主人公の職業は刑事 名前は間宮ということが分かってくる。
さらに、2人は いわゆる客とデリへル嬢という関係を超えていることも分かる。
その一方、勤務中にもデリへルを楽しむ間宮は、麗華に弱味を握られ、金を貢いでいることも明らかになる。

2人がお楽しみの最中に、部屋に飛び込んできたのは、間宮の妻で 婦人警官の詩織(酒井若菜)
3人の言い争いが始まり、すったもんだの末、間宮は 麗華を撃ち殺してしまう。
困った間宮 以前見逃してやったヤクの売人•ウォン(波岡一喜)を呼び出し、死体処理を命じる。
そこへ登場したのが、麗華と連絡が取れなくなったデリへルの経営者•小泉(阿部力)

役者は、揃った!
ここからストーリーは、二転三転していきます。

100分ちょっとのワンシチュエーション•コメディ。宅間孝行の、最も得意とするところ。
5人の登場人物が、互いに主導権を取り合い、その関係性が変わっていくところは テンポも良く面白いんですが、いささか強引過ぎる場面もある。
ただ、勢いに乗って楽しむのが、正解の作品でしょう。