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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

ハラハラドキドキ フリードキン監督「恐怖の報酬」

2019-01-23 11:19:08 | 日記
ヒューマントラストシネマ有楽町で上映された「恐怖の報酬」です。
40年前に日本で公開された時は、北米での興行失敗が原因で 30分短縮したものが上映されたという いわくつきの作品。
今回は、オリジナル完全版で上映されました。
監督は、「エクソシスト」「フレンチ•コネクション」のウィリアム•フリードキンです。

南米の奥地で、4人の男が少しの衝撃でも爆発する危険のあるニトログリセリンを、トラックで運ぶ様を描いた映画。
2台のトラックに分かれた男たち。彼らは、決して仲間ではない。色々な事情を抱え、地の果てにたどり着いた男たち。中には、殺し屋もいる。そんな連中が、最後には力を合わせて困難を打開する。
その道中は、スリル満点。
特に、ラストの 暴風雨の中、今にも崩れそうな吊り橋を渡るシーンは、最高でした。

映画は、冒頭 4人が なぜ この地に流れ着いたかを描きます。そして南米へと舞台を移す。
見所たっぷりの作品でした。
なぜ 公開時 興行が失敗に終わったのか。ちょっと理解に苦しみました。