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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

「メリークリスマス! ロンドンに奇跡を起こした男」

2019-01-08 10:54:37 | 日記
今日も、昨年観た映画の話です。
「メリークリスマス! ロンドンに奇跡を起こした男」
東宝川崎での上映。
「クリスマス•キャロル」の作者 チャールズ•ディケンズが、この傑作を どう書き上げたかというお話です。

1843年のロンドンが舞台。
ベストセラー作家だったディケンズですが、このところ本が売れない。
出版社から 原稿料の前借りをしようとしますが、断られてしまいます。
ピンチのディケンズ。
そんな時、アイルランド人のメイドのタラが、子供達に聞かせていたクリスマスの話から インスピレーションが湧きます。
それは、タラが 祖母から聞いた話でした。

早速、出版社に構想を披露するディケンズ。
が、彼らの反応は冷たい。
当時 クリスマスは 盛大に祝うイベントでは なかったのです。

ロンドンの街並み。そこで、ディケンズは1人の偏屈な老人(クリストファー•プラマー) と出会います。
「くだらん」を 連発する男。
この男をモデルに、スクルージという老人を主人公にした 物語の構想は 膨らんでいきます。


ディケンズが 構想に行き詰まった時、折悪しく 彼の父親(ジョナサン•プライス)が訪ねてきます。
トラベルメーカーの父 思わず 声を荒げるディケンズ。物語のヒントをくれたタラも追い出してしまう。
が、妻のケイト 子供達に支えられ、立ち直る。
そして•••

クリスマスシーズンには、ぴったりの映画でした。
スクルージを演じたクリストファー•プラマーは 「サウンド・オブ・ミュージック」のトラップ大佐。
ディケンズの父を演じたジョナサン•プライスは「ミス・サイゴン」のエンジニア役。
2人のミュージカルスターを見れて、私も大満足。
素晴らしいクリスマスプレゼント頂きました。