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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

「ひらばのひと」

2024-09-08 01:17:43 | 日記
マンガのお話です。
モーニングに連載されている
「ひらばのひと」
久世番子さんという方の作品。
講談界を舞台にしていて、
神田伯山先生が、講談の監修を
していらっしゃる。

講談界では
「修羅場」と書いて「ひらば」と読むそう。
軍記ものなどを朗々とした口調で読む。
そのことを言うのだそう。

主人公は龍田泉太郎という
20代半ばの前座。
女流の多い講談界。
泉太郎は、10歳上の二つ目の姉弟子•泉花に
鍛えられている。
師匠は、錦泉。
もう80歳の老齢。
前座仲間として、落語家のコロ助という男も登場する。

第5巻が発売されたのですが
「浜野矩随」と「畦倉重四郎」が紹介されている。
「浜野」は、名人を父親に持つ彫り物師の話。
「畦倉」は、己の欲望の為に、次々と人を殺す悪党の話。
「大岡政談」で、いわばピカレスク•ロマン。
趣の違う話が
「浜野」は、二代目社長の話
「畦倉」は、心に闇を抱えた前座見習いの話として
描かれています。